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コスモ・バイオ Research Memo(7):新たな事業基盤創出に向けて資本提携・業務提携も推進

2020/8/31 16:07 FISCO
*16:07JST コスモ・バイオ Research Memo(7):新たな事業基盤創出に向けて資本提携・業務提携も推進 ■コスモ・バイオ<3386>の中長期成長戦略 4. 新たな事業基盤を創出 ライフサイエンスをベースとした研究試薬以外の新市場(食品、医薬品などの分野)への展開も見据え、新たな事業基盤の創出に向けて資本提携・業務提携も推進している。 2018年4月には、生体内の標的とするタンパク質の分解を誘導することにより新規医薬品の研究開発を行うファイメクスに出資した。2018年6月には学校法人麻布獣医学園と、麻布獣医学園の出願特許「アミロイドタンパク質を抽出する試薬」に関する実施許諾契約を締結した。アミロイドという線維構造を持つタンパク質だけを選別して抽出できる画期的な技術であり、本技術を用いてアルツハイマー病などの研究に極めて重要なツールを提供する。 生産性向上やSDGsへの取り組みも推進 5. 同社の生産性向上やSDGsへの取り組みについて 企業価値向上に向けた取り組みでは、働き方改革、生産性向上と効率化、リスク管理の徹底、人材育成、SDGsへの取り組みを推進している。 2019年5月には本社オフィスフロア移転と同時に働き方の見直しを実施した。IT環境やコミュニケーション・会議エリアの充実など働きやすい環境を整備し、グループ3社が同一オフィスで業務を行うことによる交流・シナジー、生産性向上・業務効率化を推進している。新型コロナウイルス感染拡大の防止策として在宅勤務を実施しているが、本社オフィスフロア移転に伴ってリモートワーク等の環境を整備していたことが奏功し、短期間で在宅勤務に移行できたとしている。 SDGsへの取り組みでは、CSR活動として大学等が行う公開講座に協賛する「公開講座応援団」、米国マサチューセッツ工科大学で毎年行われている「iGEM生物ロボットコンテスト」参加日本チームへの資金援助、米国科学振興協会発行「Science Signaling」の日本語サイト運営、災害復興を目的としたボランティア活動を希望する従業員の支援などを行っている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《EY》
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研究用試薬、研究用機器、臨床検査薬等を扱う専門商社。メーカー機能も持つ。仕入先は約600社。約1200万品を取り扱う。エンドユーザーは教育機関など。札幌事業所の生産能力強化などで既存事業基盤の強化図る。 記:2024/10/05