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テクノスJPN Research Memo(3):ERP・CRM導入支援が主力(2)

2020/7/31 15:03 FISCO
*15:03JST テクノスJPN Research Memo(3):ERP・CRM導入支援が主力(2) ■会社概要 2. グループビジネス体制 同社グループは、テクノスジャパン<3666>のほかに、連結子会社6社※で構成されている(2020年3月末現在)。連結子会社には、ニアショア拠点として設立された沖縄テクノス(株)、米国シリコンバレーに拠点を構えるTecnos Global Company of America,Inc.(以下、TGCA)のほか、2018年6月にTGCAを通じて買収したLirik及びその子会社のLirik Infotech Private Limited(インドのグローバルデリバリーセンター)、Lirik Software Services Canada Ltd.がある。また、2020年10月には国内でCRMのクラウド関連サービス等を展開しているアックを吸収合併する予定。したがって、国内及び北米市場でのビジネス展開を推進するとともに、IT人材については沖縄(ニアショア)及びインド(オフショア)を活用するグループビジネス体制となっている。 ※国際拠点の司令塔としての役割を担っていた(株)テクノスグローバルカンパニー(TGC)については同社本体に統合。 3. 沿革 同社は、少人数精鋭で質の高いSIサービスを提供することを目的として、1994年4月に設立された。以後、SAPジャパンを筆頭に、東洋ビジネスエンジニアリング、日本オラクル、インフォアジャパンといったERPベンダー各社と提携を行い、ERP導入支援事業体制を整備・拡充しながら事業規模を拡大してきた。特定ベンダー製品に依存しない事業運営体制のもと、質の高いコンサルティング力や技術力、プロジェクトマネジメント力がベンダー及びユーザーから評価されたことで順調に業績を伸ばし、2012年12月に大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場した(2015年6月に東京証券取引所市場第2部へ市場変更に続き、同年9月には同市場第1部へ市場変更)。 2012年のJASDAQ上場後は、ビッグデータ事業をERP事業に次ぐ第2の柱にするための戦略を展開してきた。2013年9月に米国での情報収集及びベンチャー企業の発掘を目的にTGCA※1を設立したほか、同年10月にはビッグデータ事業を担うデータサイエンティスト集団である現在のTDSE※2を設立し、新たな事業基盤の構築に着手。2015年には人工知能製品の販売を開始したほか、セールスフォース・ドットコム<CRM>、日本マイクロソフト(株)と相次いで業務提携を締結し、ビッグデータ事業の基盤強化及び拡充を図る戦略を加速してきた。また、2018年には米国Lirikの買収により北米市場でのビジネス拡大に向けて体制を整備。一方、TDSEについては、東証マザーズ市場への上場に伴い、保有株式を一部売却したことから、グループ会社の範囲から除外されている。2020年1月には国内でCRM(セールスフォース)のクラウド関連サービス等を展開しているアック(本社:大阪)をグループ化(完全子会社)し、10月には吸収合併する予定となっている。 ※1 設立当初の社名は、Tecnos Research of America, Inc.(TRA)。2017年4月に現在のTGCAへ社名変更した。 ※2 設立当初の社名は、テクノスデータサイエンス・マーケティング(株)(TDSM)。2016年4月に現在のTDSEへ社名変更した。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫) 《ST》
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独SAP製ERPの導入支援や米セールスフォース製CRM導入支援を展開。企業のDX推進に向けたソリューション提供に強み。請負契約は売上好調。投資有価証券売却益を計上。24.3期3Q累計は大幅最終増益。 記:2024/02/24