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クシム Research Memo(3):企業のDXを推進、支援する新たなビジネスモデルを構築

2020/7/17 15:03 FISCO
*15:03JST クシム Research Memo(3):企業のDXを推進、支援する新たなビジネスモデルを構築 ■事業概要 クシム<2345>の創業事業であるeラーニングサービスは、延べ2000社以上・約100万人のITエンジニアのスキルアップやキャリア形成を支援している。現在の事業領域は、「eラーニング事業」に加え、高度ITエンジニアによるシステム開発請負と高度ITエンジニアの育成・紹介まで一気通貫したサービスとして提供する「アカデミー事業」、そして、次なる成長エンジンとしたい戦略領域である「インキュベーション事業」に至るまで業態は拡大している。また、2019年10月1日に(株)エイム・ソフト、同年11月1日に(株)東京テックをグループ化することにより、グループ子会社を通じて先端IT技術領域のエンジニアの供給と先端IT技術の社会実装を図り、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進、支援する新たなビジネスモデルを構築しつつある。 1. eラーニング事業 法人企業向け学習管理システムである「iStudy LMS」及び法人企業向けオンライン学習システム「SLAP(スラップ)」を主力事業とする。iStudy LMSは、eラーニング、研修管理、学習管理、コンテンツ管理、集合研修マネジメント、スキル管理等の豊富な機能を搭載しており、社員のスキル・資格取得状況を一目で把握できる。個人の学習進捗状況を捉えた、的確な研修プランの立案も可能としている。SLAPは、PC/スマートフォン/タブレットなどマルチデバイス対応で「いつでもどこでも学べるよろこび」をサービスコンセプトとしたeラーニングシステム(LMS)である。また、恵比寿ガーデンプレイスに、専用スタジオ「Studio Octo(スタジオ オクト)」を備えており、社内研修などの内容の設計構成、レイアウト、動画収録、編集、教材化という一連のプロセスをサポート。そのほか、eラーニングコンテンツでは、AI、ブロックチェーン、IoT、新規事業開発などeラーニングで体系的なスキル習得を可能とする。 2. アカデミー事業 先端ITエンジニアの技術者採用支援、研修業務の受託代行など、4つのサービスを行っている。エンジニアのなかでも高度IT人材としてAIやブロックチェーンなどに特化した育成を行い、世の中に最先端技術を提供できる人材輩出を行う「高度IT人材育成・輩出」サービス。適材適所に必要なスキルのエンジニアを必要な工数稼働することでシステム課題解決を行う「システムエンジニアリングサービス」。セキュリティ分野における企業資格、プライバシーマーク、ISMS等の資格取得支援や、企業内セキュリティ向上のための施策やアドバイザリー等を提供する「情報セキュリティコンサルティングサービス」。実際のIT業界で活躍する第一線のエンジニアが各地域の学校教育機関への出張IT講師、各企業向けの高度IT領域のエンジニア教育用の講師派遣などの「教育講師派遣サービス」を行う。 3. インキュベーション事業 先端IT技術の普及と社会実装を推進し、国内の産業構造のデジタルトランスフォーメーションを支援している。とりわけ、AI、ブロックチェーン、IoT、通信(5G)、ITセキュリティ技術を注力分野としており、各ビジネスシーンでの実装に向けたPoC(概念実証)や共同研究、システム開発のパートナーとしてサポートを行う「受託研究」。クライアントの経営課題をITの力を用いて解決するべく、企画~開発~運用保守まですべてをワンストップサービスとして提供する「システム受託開発」。AIやIoTなどのデジタル技術を生かし、常にユーザーにとって最適化されたプロセスを企業が持続的に提供できる仕組みを提案するDXコンサルティングなどが特徴の「コンサルティング事業」。また、「投融資及びインキュベーション事業」においては、常に進化し続けるAI、ブロックチェーン、IoT、通信(5G)、ITセキュリティ技術といったIT領域の先端技術を対象に、その技術の社会実装及び社会貢献に資する投融資を行う。 (執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一) 《NB》
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M&Aでブロックチェーン関連が主力に。技術者派遣や暗号資産運用も。24.10期1Qはゲーム会社との協業によるNFTゲームの収益化を推進。5月に暗号資産「スケブコイン」を子会社運営の暗号資産交換所に上場へ。 記:2024/04/12