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C&R社 Research Memo(8):収益拡大により財務基盤の強化が一段と進む

2020/6/5 15:18 FISCO
*15:18JST C&R社 Research Memo(8):収益拡大により財務基盤の強化が一段と進む ■業績動向 3. 財務状況と経営指標 クリーク・アンド・リバー社<4763>の2020年2月期末の総資産は前期末比2,916百万円増加の16,230百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では収益拡大に伴い現金及び預金が1,557百万円増加したほか、売上債権が1,091百万円増加した。固定資産では有形固定資産が73百万円、ソフトウェアが46百万円それぞれ減少した一方で、投資有価証券が130百万円増加した。 負債合計は前期末比1,717百万円増加の7,829百万円となった。有利子負債が251百万円減少した一方で、事業拡大に伴い営業未払金が606百万円、未払費用が393百万円、未払法人税等が201百万円、未払消費税等が369百万円それぞれ増加した。また、純資産は前期末比1,199百万円増加の8,400百万円となった。親会社株主に帰属する当期純利益の計上等により、利益剰余金が1,099百万円増加した。 経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は前期末比2.7ポイント低下の50.9%となったが、有利子負債比率が同7.5ポイント低下の24.9%となり、また、現預金から有利子負債を差し引いたネットキャッシュが同1,808百万円増の4,671百万円とここ数年では最も高い水準に積み上がるなど、財務基盤の強化が進んでいると判断される。また、収益性についてもROA、ROE、営業利益率とすべての指標で上昇に転じている。収益性についてはここ数年、新規事業や新規サービスへの積極投資を行うなかでも安定した推移となっているが、これはプロフェッショナル人材に特化して幅広い領域に事業展開していることが要因と考えられる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《YM》
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映像やゲームなどクリエイティブ分野で企画・制作を行うクリエイターのプロデュース、エージェンシー事業が主力。医療分野、会計・法曹分野等でも事業展開。配当性向30%水準目安。新規サービスの創出等に注力。 記:2024/07/08