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アクアライン Research Memo(4):“ブルーカラーをIT武装する”事業コンセプトなどで業界トップ3に躍進

2020/5/8 15:44 FISCO
*15:44JST アクアライン Research Memo(4):“ブルーカラーをIT武装する”事業コンセプトなどで業界トップ3に躍進 ■事業概要 3. 広がる業務提携先 アクアライン<6173>は「水道屋本舗」という屋号で自社運営を行う一方で、業務提携先からの受注も増やしてきた。業務提携先は、西部ガス<9536>、大阪ガス<9532>、広島ガス<9535>、ALSOK(綜合警備保障<2331>)、アクアクララ(株)、ジャパンベストレスキューシステム<2453>など、名だたる大企業である。近年は東京ガス<9531>、住友林業<1911>が加わり取引を拡大している。業務提携先が営業・顧客紹介を行い、同社が水まわり緊急修理を行うという役割分担である。現在、自社運営と業務提携先経由の受注比率は半々程度であるが、この比率を維持しながら成長と収益のバランスを取りたい考えだ。 4. ミネラルウォーター事業 同社は2008年にウォーターディスペンサーの取扱いを開始し、ミネラルウォーター販売事業を開始した。2009年にはペットボトル入りのミネラルウォーターの販売を開始。事業は軌道に乗り、現在は全社売上高の10%を超えるまでに成長した。主な成長の要因としては、大学、ホテル、企業などのBtoB販売において、新規顧客を順調に獲得していることが挙げられる。特に同社が強いのはBtoB市場におけるPB(プライベートブランド)商品の企画提案である。大学がオープンキャンパスなどで配布するブランド入りペットボトルに関しては国内シェアNo.1である。また、ホテルのPB商品(ウェルカムドリンクとして主に消費される)でも攻勢をかけており、新規顧客の獲得が続いている。自社ブランド「aqua aqua」は、2019年モンドセレクション最高金賞受賞。「安心して飲める良質の水」を提供するため、厳しい基準を採用。需要の増加に伴い、採水地工場の契約も増やし、現在では北は北海道から南は島根県まで8都道府県に9契約工場を持つ体制になっている。2020年2月期の売上高は852百万円(前期比31.3%増)、セグメント利益は43百万円(同35.6%増)となった。注文のリピート率が高くストック型の事業特性のため、中長期的に安定成長が見込まれる。ただし足元は新型コロナウイルスの影響で、特にホテルや大学向けPB商品の販売が減少している。 5. ヘルスケア事業 同社は2016年12月に、パーソナルジムを運営する(株)アーム(本社:東京都渋谷区)の全発行株式を取得して子会社化し、フィットネス業界に参入した。アームは、筋力強化やダイエットなどを求める20代~シニア層を対象に、顧客一人ひとりのニーズに合ったサービスを提供する隠れ家的パーソナルトレーニングスタジオ「スタジオアーム」を運営する。2018年4月には、この会社のノウハウを土台としつつ、同社の集客力やマーケティング力を加えて企画を練り直し、新業態「スタジオフィット」をオープン。ターゲットをビジネスパーソンに絞り、トレーニングのみならずヨガやピラティスも選べるようにした。「スタジオアーム」は会員数が127名(2020年2月末)と安定稼働中。「スタジオフィット」は会員数が71名(同)とまだ少ないが、右肩上がりである。2020年2月期の売上高は55百万円、セグメント損失が15百万円となった。黒字化を目指して会員増に取り組んでいる最中である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《SF》
関連銘柄 8件
1911 東証プライム
5,360
5/2 15:00
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時価総額 1,078,512百万円
住宅メーカー大手。木造建築に強み。国内外に社有林を有す。木材・建材製造も。海外は米・豪を軸に開拓。木材建材事業は足踏み。資源環境事業は売上堅調。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/04/13
2331 東証プライム
872
5/2 15:00
-0.7(%)
時価総額 444,894百万円
大手警備サービス会社。法人向けや個人向けのセキュリティサービス、常駐警備、警備輸送、建物の運用管理等を行う。セキュリティ事業は堅調。機械警備業務では個人向けサービスが受注伸ばす。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/04
998
3/22 15:00
±0(%)
時価総額 34,059百万円
入居者向け生活トラブル解決サービスを手掛ける。パートナー企業を通じ会員・保険・保証サービスを販売。安心入居サポートは会員数が順調増。保証事業は堅調。23.9期通期は2桁増益。MBOで上場廃止予定。 記:2024/01/09
6173 東証グロース
494
5/2 14:59
-7(%)
時価総額 1,842百万円
水まわり緊急修理サービスを展開。生活トラブル解決支援サイトに加え、ミネラルウォーター事業等も手掛ける。水まわりサービス支援事業は損益改善。広告メディア事業は売上伸長。24.2期3Q累計は損益改善。 記:2024/01/28
9531 東証プライム
3,565
5/2 15:00
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時価総額 1,550,329百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07
9532 東証プライム
3,481
5/2 15:00
+36(%)
時価総額 1,450,463百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス供給件数は503.7万件と小幅増。電力販売量は小売が増加。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9535 東証プライム
381
5/2 15:00
-1(%)
時価総額 26,050百万円
広島県の主要都市で都市ガスを供給。LPガスの販売も。24.3期3Q累計は節約志向の高まりで家庭用の販売量が停滞。業務用の販売量も振るわず。販売単価上昇を上回る原材料高も利益の重石に。配当性向3割以上目標。 記:2024/03/11
1,981
5/2 15:00
+16(%)
時価総額 73,669百万円
福岡県、熊本県、長崎県の都市部に都市ガスを供給。LPガス販売や電力小売、不動産も。24.3期3Q累計は家庭用ガス販売量の減少を業務用の拡大で補う。不動産も堅調で営業増益に。ハウステンボス株売却特益は解消。 記:2024/02/07