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デリカフーズホールディングス---3Q増収増益、新規顧客獲得及び既存取引の深耕が順調に進展

2020/2/19 18:27 FISCO
*18:27JST デリカフーズホールディングス---3Q増収増益、新規顧客獲得及び既存取引の深耕が順調に進展 デリカフーズホールディングス<3392>は13日、2020年3月期第3四半期(19年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比4.3%増の310.20億円、営業利益が同6.0%増の6.35億円、経常利益が同5.0%増の6.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同11.0%増の4.33億円となった。 営業部門を強化し、メニュー提案・産地提案等の営業活動を行うとともに、安全・安心な商品の安定供給と、顧客ニーズに応えたサービスの提供に注力した。加えて、物流子会社エフエスロジスティックスの基幹物流を中心とした流通インフラやデリカフーズの埼玉FSセンター及び中京FSセンターの低温貯蔵機能等を顧客に高く評価されたこと、人手不足の深刻化に伴いカット野菜・真空加熱野菜の需要が増加し、新規顧客の獲得及び既存取引の深耕が順調に進展し、売上高は増収となった。利益については、デリカフーズ愛知事業所のカット野菜工場改修に伴う消耗品費等の立ち上げ費用の発生及び減価償却費の増加に加え、人手不足・最低賃金上昇に伴う労働コストの上昇、天候不順による野菜の調達価格の高騰等があったが、売上の伸張、低温貯蔵機能を活用した戦略的な購買の実施、グループを挙げて取り組んだコスト削減活動、入荷検品・在庫管理の強化等により、各利益は増益となった。 2019年11月1日に大藤大久保商店(北海道札幌市)を新たに連結子会社とし、社名をデリカフーズ北海道に社名変更した。デリカフーズ北海道は、札幌市及び近郊エリアを地盤に外食・中食産業等において、強固な営業基盤を築き上げている。今後、同社グループにおける北海道から九州にかけての全国ネットワークを活用し、新規得意先の開拓や、既存取引先への拡販に取り組むとしている。 2020年3月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.9%増の410.00億円、営業利益が同33.4%増の9.15億円、経常利益が同31.4%増の10.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同36.0%増の6.25億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》
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青果物商社のデリカフーズを中核とする持株会社。外食・中食産業向けにホール野菜、カット野菜等を販売。物流事業、コンサル事業等も。24年3月に大阪FSセンターが竣工。中計では27.3期売上高600億円目標。 記:2024/06/25