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グローセル Research Memo(10):海外ビジネス、特約店営業の強化を図る

2020/2/7 17:43 FISCO
*17:43JST グローセル Research Memo(10):海外ビジネス、特約店営業の強化を図る ■中長期成長戦略 5. 海外ビジネスでの国内・海外の連携強化 グローセル<9995>では海外ビジネスの強化も重要な施策と位置付けている。2020年3月期の海外拠点売上高(為替レート換算値:1米ドル107円)は152億円(2019年3月期186億円、2018年3月期191億円)を計画している。海外拠点と国内営業の連携を強化し、・情報のシームレス対応により市況の変化に迅速に対応する・人員増強による顧客満足度の向上を図る(自動車関連顧客へのW/W対応サポートの強化)などを進める。また製品においては、ルネサス品に加えて新規ビジネス品の積極提案により売上拡大を図る。ローカル企業に対してもデザイン-イン活動を継続的に実施する。 6. 特約店との連携を図り、一体となった運営を徹底 同社はルネサスの特約店であるが、同社自身も傘下に14社の特約店を抱えている。多数の顧客をカバーするうえではそれら傘下の特約店との連携は必要不可欠だが、特に地域特性を活かした特約店との連携を強化し、一体となった運営を押し進める。 また特約店向けの営業においても積極的にデザイン-イン活動に取り組んでおり、2020年3月期上期のデザイン-イン金額(実績)は61億円であった。全体の環境が悪化していることから、下期は46億円、通期で107億円(2019年3月期93億円、2018年3月期159億円)を計画している。事例としては以下のようなものがあった。 7. IoT/ADAS技術の取り組みとワンストップソリューションの強化 長期的な方針としては、同社が持つ様々な製品群や仕入先との関係を生かしてIoT/ADAS技術に取組み、ワンストップソリューションを一段と強化する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇) 《SF》
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半導体・電子部品の技術商社。ルネサスエレクトロニクス製品を中心に、海外製電子部品も取り扱う。半導体素子は自動車分野中心に堅調。24.3期3Qは増収。マクニカによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/03/30