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農業総合研究所 Research Memo(2):生産者とスーパーマーケット内の直売所をつなぐ流通プラットフォームを提供

2020/1/7 15:02 FISCO
*15:02JST 農業総合研究所 Research Memo(2):生産者とスーパーマーケット内の直売所をつなぐ流通プラットフォームを提供 ■会社の概要・沿革 1. 会社の概要 農業総合研究所<3541>の「農家の直売所」事業は、同社及び業務委託先が運営する集荷場で、登録している生産者(以下、登録生産者)から農産物を集荷し、原則翌日にスーパーマーケット等の小売店(以下「スーパー等」という)の直売所コーナーで販売している。つまり、登録生産者とスーパー等をつなぐ流通を構築しており、郊外の直売所や道の駅に行かなければ購入できなかった生産者の顔が見える農産物を、スーパー等で購入できる仕組みを提供している。 「農家の直売所」事業における取引は、スーパー等との契約に応じて「委託販売システム」の提供と「卸販売」に分けられる。また、同社が「委託販売システム」を利用し、同社が登録生産者等から農産物を買取りし委託販売システムする「買取委託販売」も行っている。 2. 沿革 同社は、「持続可能な農産業を実現し、生活者を豊かにする」をビジョンに掲げ、日本及び世界から農業がなくならない仕組みを構築することを目的として、2007年10月に和歌山市に設立された。 なお、特定子会社である(株)世界市場ホールディングスを2019年1月11日開催の取締役会で解散、清算を決議し、孫会社の移動が生じることになった。世界市場ホールディングスは、(株)世界市場がクールジャパン機構((株)海外需要開拓支援機構)から投融資を受けるに当たり、中間持株会社として設立した。今般、クールジャパン機構及びその他の世界市場ホールディングス株主との協議の結果、世界市場ホールディングス傘下にある世界市場経営陣による経営の自由化及び意思決定の迅速化に向けて、世界市場ホールディングスを解散し清算することとなり、その結果、世界市場に対する同社の出資比率が31.8%となり、世界市場及び世界市場の子会社であるNippon Ichiba Hong Kong Limtedが同社の孫会社に該当しなくなった。 同社の世界戦略の主軸を世界市場が担うことに変わりはないが、世界市場に対する同社の影響度合いを下げ、世界市場経営陣による経営の自由化及び意思決定の迅速化を図ることにした。今後も、世界市場は同社から農産物を仕入れて輸出するため、世界市場の業績が拡大するにつれて、同社の流通総額も拡大する。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 福田 徹) 《YM》
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時価総額 6,255百万円
全国の登録農家から農産物を集荷し、スーパーの産直売場で販売。自ら買い取って卸売も。24.8期1Qはドラッグストア販路の開拓が進んで流通総額が順調に拡大。だが販管費増が利益の重石に。通期では営業増益を計画。 記:2024/02/07