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イルグルム Research Memo(5):2020年9月期は、中期経営計画最終年度の売上計画30億円達成を目指す

2019/12/12 15:15 FISCO
*15:15JST イルグルム Research Memo(5):2020年9月期は、中期経営計画最終年度の売上計画30億円達成を目指す ■今後の見通し イルグルム<3690>は、期初の時点では、2020年9月期の業績に影響を与える未確定な要素が多いため、第2四半期(累計)及び通期の業績予想を公開していない。合理的な算定が可能となった時点で速やかに公表する予定である。目標値としては、同社が中期経営計画で公開している2020年9月期の売上高計画30億円がある。 売上面では、主力のマーケティングPF事業が引き続きけん引する予想である。2018年にアドエビスが新価格体系へ移行した影響が残るため、アクティブアカウント数の停滞はしばらく続くことが予想されるが、平均単価の上昇により増収が期待できる。中期経営計画の施策として近年取り組んできた「マーケティングロボット重点開発テーマの具現化」や「マーケティングセールス組織の拡充、高度化」、「既存顧客への更なる価値提供によるカスタマーサクセスの実現」などの体制が整っており、解約率を抑制しつつ新規を獲得し続けるビジネスモデルが完成に近づいている。近年事業の整理のため減収が顕著だった商流PF事業は、ソリューション部分の移管が完了したためEC-CUBE部分のみとなり、今後は維持予想。オーガニックな成長以外にもM&Aや新規サービス展開などをからめて売上高計画30億円の達成を目指す。 利益面では、利益回収フェーズの2年目に当たるため、増益も期待できる。過去数年は、開発及びマーケティング&セールス、カスタマーサクセスの人員の増加が著しかったが、2020年9月期は増加傾向ではあるがそのペースが落ち着く予想。本来10~20%程度の営業利益率を上げるビジネスモデルを持つ同社であり、最大のコストである人件費の伸びが落ち着けば、増収効果により利益は付いてくる。弊社では、営業利益率で10%以上(営業利益額で300百万円以上)を見込んでいる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫) 《YM》
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広告効果測定プラットフォーム「アドエビス」などのマーケティングDX支援事業、ECサイト構築の「EC-CUBE」などのコマース支援事業を展開。マーケティングプロセス領域における新サービスなどで成長目指す。 記:2024/06/07