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船井総研ホールディングス---2Qも2桁増収増益、主力の経営コンサルティング事業が好調に推移

2019/8/5 16:10 FISCO
*16:10JST 船井総研ホールディングス---2Qも2桁増収増益、主力の経営コンサルティング事業が好調に推移 船井総研ホールディングス<9757>は2日、2019年12月期第2四半期(19年1-6月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比21.1%増の120.87億円、営業利益が同14.9%増の28.74億円、経常利益が同14.8%増の29.14億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.3%増の19.18億円となった。 経営コンサルティング事業の売上高は前年同期比16.2%増の92.67億円、営業利益は同26.3%増の28.59億円となった。主力部門である住宅・不動産、医療・介護・福祉、士業業界向けコンサルティング部門が引続き好調に推移した。住宅・不動産業界向けコンサルティング部門においては、主力業務である業績アップ支援が好調に推移し、医療・介護・福祉業界向けコンサルティング部門においては、大型の集客セミナーを開催し、経営研究会等新規顧客を得たこともあり堅調に推移した。また、近年の労働者不足を背景に人材サービス業界向けコンサルティング部門も大きく成長した。 ロジスティクス事業の売上高は前年同期比1.9%増の11.69億円、営業利益は同30.4%増の1.66億円となった。物流オペレーション業務は、既存顧客の深耕と販売単価上昇等により売上高が増加した。また、物流コンサルティング業務の既存顧客からの受注に加え、新規の大型案件の受注、新テーマのセミナーを多数開催し、研究会入会者数も過去最高となり、売上高増加に寄与した。さらに利益面においても、利益率の高い物流コンサルティング業務の増収により、増益となった。 新たにセグメントに加えたダイレクトリクルーティング事業の売上高は前年同期比106.8%増の10.91億円、営業損失は1.53億円(前年同期は3百万円の利益)となった。国内企業の求人数増加に伴う転職マーケットの活況の後押しを受け、新規顧客数が順調に伸長した。なお、早期の売上拡大を目指すべく、販促費用やシステム開発費用等の先行投資を継続した。 2019年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.3%増の235.00億円、営業利益が同9.2%増の54.00億円、経常利益が同7.8%増の54.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.2%増の37.00億円とする期初予想を据え置いている。 《SF》
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国内最大級の経営コンサルティング会社の船井総合研究所を中核とする持株会社。独立系。ロジスティクス事業、デジタルソリューション事業も展開。豊富な経営者との直接接点が強み。上流コンサルの拡大などに注力。 記:2024/10/06