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BS11 Research Memo(9):増収基調を維持できるかどうかが最大の注目点

2019/5/22 15:09 FISCO
*15:09JST BS11 Research Memo(9):増収基調を維持できるかどうかが最大の注目点 ■今後の見通し 2. 2020年8月期の考え方 日本BS放送<9414>は2020年8月期に個別業績の売上高として150億円を達成することを目指している。2019年8月期の個別売上高見通しの135億円からは11.1%増となるが、前述のように2019年8月期の個別売上高見通しの達成のハードルが高くなっているため、2020年8月期の150億円の達成のハードルもまた上がった状況だ。 現時点で150億円の達成可能性を論じることは難しい。同社は自社制作番組による“回収”(スポンサー収入の獲得)への手応えから、2019年春の番組改編を最小限に抑えたことは前述のとおりだ。狙いどおりにことが運べば、150億円の達成は十分可能性がある。反対に、BS放送業界全体を覆うショッピング業界からの広告出稿量の縮小が、さらに進む可能性もある。その場合、同社もその影響を免れない可能性がある。 このように考えてくると、2020年8月期についても、注目すべきは増収トレンドを維持できるかどうかにあると弊社では考えている。増収が達成され、その中身が同社が企図したことの効果によるものであったならば、時間的な遅れがあったとしてもいずれ先行5社の一角に割って入る可能性は充分あるとみている。2020年8月はそうした角度から見ていきたいと考えている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之) 《MH》
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ビックカメラ傘下の無料BS放送局。子会社で児童書の出版も。タイム収入は通販枠の強化・拡充により堅調。スポット広告収入が足踏み。アニメ強化に向けた費用増は重し。配当性向4割目安。コンテンツ価値の最大化を図る。 記:2024/07/31