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後場に注目すべき3つのポイント~買い優勢も中東情勢への警戒や米雇用統計発表控えて上値重い

2024/10/4 12:26 FISCO
*12:26JST 後場に注目すべき3つのポイント~買い優勢も中東情勢への警戒や米雇用統計発表控えて上値重い 4日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は続伸、買い優勢も中東情勢への警戒や米雇用統計発表控えて上値重い ・ドル・円は軟調、上値の重さを意識 ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857> ■日経平均は続伸、買い優勢も中東情勢への警戒や米雇用統計発表控えて上値重い 日経平均は続伸。180.35円高の38732.41円(出来高概算9億1246万株)で前場の取引を終えている。 前日3日の米国市場のダウ平均は184.93ドル安の42011.59ドル、ナスダックは6.64pt安の17918.48ptで取引を終了。中東情勢の深刻化懸念が重しとなったが、ISM非製造業景況指数が予想以上に上昇したため景気見通し改善で一時プラス圏に回復した。しかし、バイデン大統領がイスラエルのイラン報復を巡り石油施設攻撃の可能性を示唆すると原油高や地政学的リスク上昇を警戒した売りが加速し、再び下落。ナスダックは半導体のエヌビディアの上昇が下支えとなったが雇用統計の発表を控えた警戒感に利益確定売りにより、戻り鈍く終了した。 下落した米株市場を横目に、今日の東京株式市場は買いが先行した。昨日の米株式市場で主要3指数が下落したが、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が続伸したことが東京市場の半導体関連株などの株価下支え要因となった。また、外為市場で円相場が落ち着いた推移となり安心感が台頭。ただ、引き続き中東の地政学リスクが懸念されていることに加えて、米国では今晩9月の米雇用統計が発表されることから、これらを見極めたいとして積極的な買いを見送る向きもあり、上げ幅は限定的となっている。 個別では、三井住友<8316>やみずほ<8411>などの銀行株が堅調に推移、エムスリー<2413>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、ファーストリテ<9983>、三菱重工業<7011>、リクルートHD<6098>、任天堂<7974>などが大幅高となった。ほか、第1四半期好決算や自社株買いを発表したクスリのアオキ<3549>が急騰、上半期営業利益は従来予想を上回る着地となったワールド<3612>などが値上がり率上位となった。 一方、米港湾スト終了で海上輸送混乱に伴う運賃上昇の思惑がはく落した川崎船<9107>や日本郵船<9101>などの海運株が軟調に推移。ディスコ<6146>、東エレク<8035>、トヨタ自<7203>、フジクラ<5803>、伊藤忠<8001>などが下落。米金利低下期待織り込んだとして米系証券では格下げとなった住友林業<1911>、6-8月期コンセンサス上振れも目先のピークアウト感強まったキユーピー<2809>などが大幅安となった。ほか、瑞光<6279>、レック<7874>、ジャパンディスプレイ<6740>などが値下がり率上位となった。 業種別では、鉱業、石油・石炭製品、銀行業などが上昇した一方で、海運業、輸送用機器、倉庫・運輸関連業の3業種のみが下落した。 後場の東京市場は、買い手の乏しい状況が続きそうで、日経平均も上値の重い展開を想定しておきたい。外国為替市場でドル円が146円台で推移しており、一旦は輸出関連株などの下支え要因となっている。また、大型連休の国慶節に突入した中国だが、連休前には景気刺激策の追い風から中国株が急騰、米国での利下げに伴って投資家心理は改善傾向にあろう。ただ、中東の情勢が緊迫化して警戒感が広がる中、本日午後には石破首相の所信表明演説が行われる。経済政策やエネルギー政策は岸田前政権の方針を踏襲する考えを示しているが、マーケット関係者も注目しておきたいところ。また、米国では9月米雇用統計が発表されることから、後場の日経平均は積極的に買い進む動きは想定しにくそうだ。 ■ドル・円は軟調、上値の重さを意識 4日午前の東京市場でドル・円は軟調地合いとなり、146円91銭から146円38銭まで値を下げた。日経平均株価の堅調地合いで円売りが先行し、ドルは147円台を目指す場面もあった。ただ、ドルは節目付近の強い売りに一段の上昇を阻止され失速した。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円38銭から146円91銭、ユーロ・円は161円47銭から162円13銭、ユーロ・ドルは1.1028ドルから1.1039ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・セーラー広告<2156>、ビーマップ<4316>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位はアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・先週分新規失業保険申請件数:22.5万件(予想:22.1万件、前回:21.9万件←21.8万件) ・米・失業保険継続受給者数:182.6万人(予想:183.0万人、前回:182.7万人←183.4万人) ・米・9月ISM非製造業景況指数:54.9(予想:51.7、8月:51.5) ・米・8月耐久財受注改定値:前月比0%(予想:0.0%、速報値:0.0%) 【要人発言】 ・赤沢経済再生相 「株式・為替相場についてコメントは控える」 「政策意図について市場との意思疎通は大事」 <国内> ・特になし <海外> ・14:45 スイス・9月失業率(予想:2.4%、8月:2.4%) 《CS》
関連銘柄 26件
1911 東証プライム
6,536
10/4 15:00
-304(%)
時価総額 1,315,141百万円
住宅メーカー大手。木造建築に強み。国内外に社有林を有す。木材・建材製造も。海外は米・豪を軸に開拓。木材建材事業は足踏み。資源環境事業は売上堅調。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益見通し。 記:2024/04/13
2156 東証スタンダード
672
10/4 15:00
+100(%)
時価総額 4,084百万円
中四国拠点の総合広告代理店。1951年設立。香川県高松市に本社。広告出稿業務や広告媒体制作、マーケティング・プランニング、イベント企画等を行う。物産販売店舗の運営など新規事業領域への取り組みを実施。 記:2024/09/01
2413 東証プライム
1,685
10/4 15:00
+80(%)
時価総額 1,144,000百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
2809 東証プライム
3,456
10/4 15:00
-68(%)
時価総額 489,024百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
3,487
10/4 15:00
+207(%)
時価総額 329,863百万円
北陸最大手のドラッグストアチェーン。ドラッグストア「クスリのアオキ」を運営。グループ店舗数は900店舗超。調剤併設推進。株主優待制度を拡充。26.5期売上高5000億円目指す。調剤併設率は70%目標。 記:2024/04/29
3612 東証プライム
2,058
10/4 15:00
+144(%)
時価総額 70,777百万円
国内総合ファッション大手。UNTITLEDやINDIVI等のブランドを展開。百貨店・SCが主販路。ナルミヤ・インターナショナル等を傘下に持つ。ブランド事業ではOMO活動の強化等で店頭、ECの売上増を図る。 記:2024/06/07
4316 東証グロース
484
10/4 15:00
+58(%)
時価総額 1,563百万円
無線LAN配信インフラ構築等のワイヤレス・イノベーション事業、映像配信システムやTVメタデータのASP等を手掛けるソリューション事業が柱。ソリューション事業ではアパらくWi-Fiなどの販売を強化。 記:2024/08/13
5803 東証プライム
4,779
10/4 15:00
-28(%)
時価総額 1,413,929百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
8,957
10/4 15:00
-14(%)
時価総額 15,190,714百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6146 東証プライム
39,710
10/4 15:00
-690(%)
時価総額 4,301,268百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6279 東証プライム
1,219
10/4 15:00
-83(%)
時価総額 35,107百万円
衛生用品製造機メーカー。大人用紙おむつや小児用紙おむつ、生理用ナプキンの製造機械の開発や設計、製造を行う。海外に注力し海外売上高比率は約8割。大人用紙おむつ、生理用ナプキン製造機械は売上堅調。 記:2024/05/21
6740 東証プライム
23
10/4 15:00
±0(%)
時価総額 89,249百万円
ディスプレイデバイスメーカー。自動車用ディスプレイの車載向けが主力。スマートウォッチやVR機器等の民生機器用ディスプレイ、医療用モニター等も手掛ける。超高輝度1600nitsノートPC用eLEAPを開発。 記:2024/04/30
6758 東証プライム
2,767
10/4 15:00
-13(%)
時価総額 17,274,652百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や映画、音楽でも世界的。CMOSイメージセンサーで世界トップシェア。モバイル機器向けイメージセンサーは堅調続く。今期はイメージング&センシング・ソリューションの増収見込む。 記:2024/06/29
6857 東証プライム
6,974
10/4 15:00
+109(%)
時価総額 5,343,263百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
2,225.5
10/4 15:00
+21.5(%)
時価総額 7,508,054百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7203 東証プライム
2,586
10/4 15:00
-15.5(%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7874 東証プライム
1,330
10/4 15:00
-81(%)
時価総額 50,759百万円
「激落ちくん」で知られる総合家庭用品メーカー。家庭用日用雑貨品、清掃・衛生用消耗品等を手掛ける。2018年に殺虫剤「バルサン」事業を買収。配当性向20%目処。既存製品のリニューアル、工場の生産性向上図る。 記:2024/08/30
7974 東証プライム
7,743
10/4 15:00
-22(%)
時価総額 10,055,757百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8001 東証プライム
7,877
10/4 15:00
+13(%)
時価総額 12,484,179百万円
1858年創業の大手総合商社。繊維、金属、食料、機械、エネルギー・化学品、住生活分野などで事業展開。伊藤忠エネクス、伊藤忠食品などを傘下に持つ。総還元性向50%目途。川下ビジネスの開拓・進化等に取り組む。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
25,355
10/4 15:00
-405(%)
時価総額 11,958,255百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
3,089
10/4 15:00
+57(%)
時価総額 12,122,879百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
2,970
10/4 15:00
+51(%)
時価総額 7,541,573百万円
みずほ銀行を中核とする銀行持株会社。みずほ信託銀行、みずほ証券、みずほリサーチ&テクノロジーズなども傘下に持つ。シンジケートローンなどに強み。配当性向は40%目安。26.3期連結ROE8%超目標。 記:2024/08/27
9101 東証プライム
4,969
10/4 15:00
-516(%)
時価総額 2,535,010百万円
海運の国内最大手。1885年創業。三菱グループ。不定期専用船事業、物流事業が柱。定期船事業、航空運送事業等も展開。世界最大規模の自動車専用船を保有。配当性向30%目安。25.3期は最終増益見通し。 記:2024/07/04
9107 東証プライム
2,067
10/4 15:00
-223(%)
時価総額 1,477,343百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9983 東証プライム
49,210
10/4 15:00
+720(%)
時価総額 15,659,655百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,561
10/4 15:00
-119(%)
時価総額 14,750,209百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17