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注目銘柄ダイジェスト(前場):クスリのアオキ、ワールド、セブン銀行など

2024/10/4 11:36 FISCO
*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):クスリのアオキ、ワールド、セブン銀行など キユーピー<2809>:3476円(-48円) 反落。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は298億円で前年同期比2.2倍となっている。6-8月期も109億円で同68%増と高い増益率を継続、市場予想を20億円ほど上回ったとみられている。ただ、会社側では今回、通期予想の340億円、前期比72.6%増を据え置いている。9-11月期営業利益は34%減益前提の形に。費用の期ずれの影響や来期に向けた戦略投資などを予定のもよう。いったん利益モメンタムのピークアウト感を意識も。 オンワードHD<8016>:529円(-2円) 反落。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は52.6億円で前年同期比4.6%増となり、第1四半期実績の同5.7%減から増益に転換しているが、従来予想の55億円は下振れる着地に。6-8月期としては、08年2月期以来17期ぶりに全段階利益で黒字転換を実現する形に。従来の会社計画に対しては、オンワード樫山を中心に在庫消化を進めたことで、粗利益率が下振れたもようだ。 セブン銀行<8410>:294.8円(+15.4円) 大幅反発。セブンアイHDが保有する同社株の一部を売却し、連結対象から外すことを検討していると伝わっている。セブンアイHDはカナダ企業から買収提案を受けており、これまで以上に構造改革を進める必要があるようだ。現在、セブンアイHDは同社株の46.4%を保有する親会社となっている。売却先などは決まっていないもようだが、再編プレミアムの高まりなど思惑視する動きが先行へ。 クスリのアオキ<3549>:3515円(+235円) 大幅続伸。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は73.4億円で前年同期比10.2%増となっているが、株式報酬費用3.9億円を計上しており、これを除けば同16.1%増であったもよう。また、発行済み株式数の5.71%に当たる600万株、200億円を上限とする自己株式の取得実施も発表している。本日の立会外取引において、3280円での買い付けを一部実施している。 ワールド<3612>:2044円(+130円) 大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は78.9億円で前年同期比34.4%増となり、従来予想の73億円を上回る着地となっている。デジタル事業が大幅増益となり、計画上振れの主因ともなっている。通期予想155億円は据え置きだが、これは12カ月換算の前期参考値と比較すると2.9%増にとどまる水準であり、上振れの確度は高まったとも捉えられているようだ。 ユニネク<3566>:608円(-11円) 続落。3日の取引終了後に24年12月期9月度の月次業績速報を発表した。9月売上高は5.14億円と堅調に推移、9月は記録的残暑が全国的に続いた影響で、ポロシャツや春夏用作業服の販売が好調に推移し、売上を牽引した。一方で、気温の変化とともに販売が進捗する防寒アイテムの出足が鈍ったほか、人気メーカーのファン付き作業服アイテムが季節終盤で在庫が薄くなったことにより、前年同月比では売上高の伸びは鈍化しており、これを嫌気した売りに押されている。 地域新聞社<2164>:382円(+1円) 続伸。3日の取引終了後に、富裕層・高所得者向けマンション限定チラシポスティング事業を開始したことを発表し、買い先行も伸び悩んでいる。通常はポスティング不可であることが多いタワーマンション・高級マンションのみに絞り、購買意欲の高いターゲット層へのリーチを可能にした。40年間のフリーペーパー発行で培った独自の配布網を持つ同社ならではのサービスを通して、質の高い反響や集客効果を実現し、希少性が高い高単価の新商材提供により、さらなる利益成長を目指すという。 タスキHD<166A>:653円(+18円) 続伸。グループ会社であるZISEDAIが提供する物件情報管理サービス「TASUKI TECH LAND」の導入社数が100社を突破したことを発表し、好材料視されている。「TASUKI TECH LAND」は、これまで不動産業界内において、紙の地図や社内サーバーにのみ記録していた土地・物件情報を、PCやスマートフォンで簡単に記録・閲覧ができるようにし、営業効率を格段に向上させるSaaS型サービスで、最新の都市情報を自動学習するTASUKI TECH AIが活用されている。 《ST》
関連銘柄 8件
166A 東証グロース
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時価総額 38,961百万円
新築投資用IoTレジデンス「TASUKI smart」の開発・販売等を行うタスキ、総合不動産デベロッパーの新日本建物等を傘下に収める持株会社。東京23区中心に事業展開。仕入順調で棚卸資産残高は積み上がる。 記:2024/08/30
2164 東証グロース
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時価総額 943百万円
千葉県や茨城県で発行する地域フリー情報誌「ちいき新聞」の広告枠販売が柱。富裕層向け情報誌、子育て支援情報誌を発行。ちいき新聞の週間発行部数は約173万部。キャリア教育副教材は配布対象の小中学校を拡大。 記:2024/10/27
2809 東証プライム
3,596
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 508,834百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
3,303
11/22 15:30
+92(%)
時価総額 312,457百万円
北陸最大手のドラッグストアチェーン。ドラッグストア「クスリのアオキ」を運営。1869年創業。石川県白山市に本社。グループ店舗数は950店舗超。調剤併設率の向上、生鮮食品の導入など品揃え強化を図る。 記:2024/10/20
3566 東証グロース
588
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 5,886百万円
業務用ユニフォーム・制服の販売等を行う。福井県福井市に本社。ネット通販が主販路。バートル、自重堂などが主要仕入先。刺繍・プリント加工等も。オフィスワーク部門ではポロシャツ、ヘルメット等の売上が伸びる。 記:2024/06/18
3612 東証プライム
1,932
11/22 15:30
+23(%)
時価総額 66,443百万円
国内総合ファッション大手。UNTITLEDやINDIVI等のブランドを展開。百貨店・SCが主販路。ナルミヤ・インターナショナル等を傘下に持つ。ブランド事業ではOMO活動の強化等で店頭、ECの売上増を図る。 記:2024/06/07
523
11/22 15:30
+9(%)
時価総額 82,593百万円
オンワード樫山を中核とする持株会社。1927年創業。23区、ICB、自由区などが基幹ブランド。ライフスタイル関連事業も展開。配当性向40%以上目安。機能性商品は販売順調。商品在庫水準の適正化を図る。 記:2024/10/24
8410 東証プライム
334.5
11/22 15:30
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時価総額 394,479百万円
セブン-イレブン系の銀行。ATMプラットフォーム事業が中核。クレジットカード・電子マネー事業、海外事業も。電子マネー「nanaco」は会員数8200万人超。新サービス「+Connect」の提携先拡大図る。 記:2024/07/04