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新興市場見通し: 大型株優勢で上値重い展開か、一カ月ぶりのIPOが刺激材料となる可能性も

2024/9/21 15:40 FISCO
*15:40JST 新興市場見通し: 大型株優勢で上値重い展開か、一カ月ぶりのIPOが刺激材料となる可能性も   ■時価総額が大きい主力株よりバイオ銘柄などに物色が向かう 今週の新興市場は上昇。同時期の騰落率は、日経平均が+3.12%だったのに対して、グロース市場指数は+3.05%、グロース市場250指数は+3.35%とほぼ同じ上昇率となった。売買代金は1000億円少しと引き続き参加者が少ないなか、米国株高に伴うプライム銘柄の上昇で投資家心理が刺激されて、グロース市場もつれ高となった。時価総額が大きい主力株よりバイオ銘柄などに物色が向かい、グロース市場250指数は200日移動平均線手前で上値が重くなった。 時価総額上位銘柄では、証券会社のポジティブなレポートを材料にGENDA<9166>が買われたほか、ジーエヌアイグループ<2160>も引き続き証券会社の高評価が買い材料視された。このほか、決算発表以降、売り圧力が強まっていたタイミー<215A>はようやく売りが一巡。時価総額上位銘柄以外では、アンジェス<4563>、サンバイオ<4592>、クオリプス<4894>、キャンバス<4575>などバイオ銘柄の物色が引き続き目立った。 ■IPOは7社予定、直近IPO銘柄を物色する動きが活発化する可能性も 来週の新興市場は、為替の円高一服などを受けてプライム市場の大型株優勢の展開が想定されることで上値が重くなりそうだ。大型株上昇で投資家心理が刺激されて、グロース市場250指数が、200日移動平均線(674ポイント)に到達する可能性はあるが、主力株の方向性がまちまちで売買代金が膨らまない状況下、200MAを上回るような強い相場展開は期待しにくい。26日は権利取り最終日のため、個人投資家は、大型株を中心とした配当や優待に絡んだ物色に関心が向かい、グロース市場は蚊帳の外となりそうだ。引き続き値動きの軽いアンジェスやクオリプス、ノイルイミューン<4893>などバイオ銘柄に短期資金が向かい、主力株への腰の据わった投資資金流入は見られないだろう。 来週は7社のIPOが予定されている。25日にはグロース市場にROXX<241A>、福岡Qボードにリプライオリティ<242A>、26日にはグロース市場にグロースエクスパートナーズ<244A>、INGS<245A>、アスア<246A>(名証ネクストにも上場)、キッズスター<248A>、27日にはグロース市場にAiロボティクス<247A>と盛りだくさんだ。一カ月ぶりのIPOということで投資家の関心が高まりそうななか、エンタープライズ向けDX支援事業を手掛けているグロースエクスパートナーズ、子供向けプロダクトを通じた事業開発支援を手掛けるキッズスター、AIシステムを用いたスキンケア商品などを手掛けるAiロボティクスあたりは人気化する可能性がある。IPO銘柄が盛り上がると、オプロ<228A>やハートシード<219A>など直近IPO銘柄を物色する動きが活発化する可能性もあろう。 《FA》
関連銘柄 17件
215A 東証グロース
1,379
9/27 15:00
+23(%)
時価総額 131,197百万円
スキマバイトサービス「タイミー」を提供。サービス利用率、求人掲載数は国内No.1シェアを誇る。ワーカーは、20代から40代までの若い世代が多い。クライアントは創業以来、物流・飲食・小売業界が中心だが、近年ホテル・宿泊業界での利用も伸びてきている。 記:2024/06/21
2160 東証グロース
2,977
9/27 15:00
+116(%)
時価総額 141,372百万円
中国拠点に新薬探索から臨床開発、製造・販売まで行う。中国に自社製薬工場を保有。IPF治療薬「アイスーリュイ」が主力製品。骨移植関連製品等の医療機器事業も。米国子会社中心に新規開発候補化合物の開発図る。 記:2024/08/05
219A 東証グロース
1,739
9/27 15:00
+4(%)
時価総額 38,253百万円
慶応義塾大学発のバイオベンチャー。世界の死因の第一位を占める心臓病の重大疾患のひとつである重症心不全の抜本的治療法を目指した心筋再生医療の事業化に取り組む。心筋補填療法を用いた開発で既に治験段階へ入っている世界的にも数少ない企業の1社。 記:2024/06/26
228A 東証グロース
1,325
9/27 15:00
-25(%)
時価総額 2,922百万円
クラウド帳票DXサービス「帳票DX」などのデータオプティマイズソリューションや、サブスク型ビジネスの管理に強みを持った販売管理サービス「ソアスク」などを展開するセールスマネジメントソリューションの提供を行う。 記:2024/07/18
241A 東証グロース
1,799
9/27 15:00
+102(%)
時価総額 13,084百万円
ノンデスクワーカー(主に製造・建設・運輸・サービス業等の現場で活躍する労働者)向け転職プラットフォーム「Zキャリア」の運営等を行う。そのほかオンライン完結型のSaaS型リファレンス/コンプライアンスチェックサービスであるback checkサービスも提供。 記:2024/08/19
1,258
9/27 15:26
-12(%)
時価総額 1,482百万円
通信販売企業及びメーカーを取引先としたコールセンターの運営並びに全国の小売店店舗スペースを有効活用してプロモーション活動を担う「通販支援事業」と、通販支援事業で培ったノウハウを活用して健康海藻であるアカモクを通販する「通信販売事業」を行っている。 記:2024/08/20
1,942
9/27 15:00
+26(%)
時価総額 6,176百万円
各業界におけるリーディングカンパニーであるエンタープライズ企業を主な顧客とし、「エンタープライズDX事業」を展開。顧客自ら事業価値を創造し続ける組織(自走型DX組織)へ変革させるDX支援が特徴。 記:2024/08/21
245A 東証グロース
2,888
9/27 15:00
+188(%)
時価総額 7,024百万円
一都三県を中心に「らぁ麺はやし田」などを展開するラーメン事業と、カジュアルイタリアンバルをイメージした「CONA」や特製焼売を主軸商品とした大衆酒場「焼売のジョー」などを展開するレストラン事業を手掛ける。 記:2024/08/22
246A 東証グロース
940
9/27 15:00
-129(%)
時価総額 2,374百万円
物流事業者の安全活動を継続的にサポートするコンサルティング事業、コンサルティング事業で行っている安全活動につながるエコドライブをメッセージングサービスで支援するCRMイノベーション事業などを手掛ける。 記:2024/08/23
247A 東証グロース
2,525
9/27 15:00
±0(%)
時価総額 28,113百万円
自社開発していたAIシステム「SELL(セル)」を活用し、D2Cブランド事業にて化粧品や美容家電領域を中心に商品開発を行い、連続的にヒット商品を生み出すことを追求している。AIマーケティング事業は現在休止中。 記:2024/08/23
248A 東証グロース
2,013
9/27 15:00
-287(%)
時価総額 5,033百万円
くふうカンパニー<4376>傘下。同社の事業軸となっている社会体験アプリ「ごっこランド」では、スマートデバイスを通じて、社会との繋がりを作り、子供たちが楽しみながら「社会体験(ごっこ遊び)」ができるソリューションを提供。 記:2024/08/23
4563 東証グロース
66
9/27 15:00
+4(%)
時価総額 14,366百万円
大阪大学発の研究開発型バイオベンチャー。遺伝子医薬、DNAワクチンの研究開発などを行う。開発パイプラインにHGF遺伝子治療用製品「コラテジェン」など。早老症治療薬「ゾキンヴィ」を24年5月に発売。 記:2024/08/06
4575 東証グロース
1,124
9/27 15:00
-29(%)
時価総額 19,922百万円
抗がん剤の研究開発に特化した創薬バイオベンチャー。静岡県沼津市に本社。免疫着火剤「CBP501」が先行パイプライン。基礎研究、臨床開発の連携サイクルが強み。CBP501は次相臨床試験の準備を進める。 記:2024/08/13
4592 東証グロース
1,182
9/27 15:00
±0(%)
時価総額 81,119百万円
バイオベンチャー。外傷性脳損傷や慢性期脳梗塞等の脳神経疾患の再生細胞薬を研究開発。再生医療等製品「アクーゴ脳内移植用注」は継続審議に。売上計上はないが、研究開発費は減少。24.1期通期は損益改善。 記:2024/04/15
219
9/27 15:00
+28(%)
時価総額 9,461百万円
山口大学、国立がん研究センター発のバイオベンチャー。固形がんの治療を目的とする遺伝子改変免疫細胞療法の開発等を行う。パートナーに中外製薬など。NIB104、NIB105は早期の臨床ステージへの移行図る。 記:2024/08/19
4894 東証グロース
9,940
9/27 15:00
+810(%)
時価総額 75,127百万円
大阪大学発の再生医療ベンチャー。iPS細胞由来心筋細胞シートの開発、細胞培養上清液の製造・販売、製造開発受託サービス等を手掛ける。第一三共が筆頭株主。複数パイプラインの研究開発加速で収益の多角化図る。 記:2024/08/10
9166 東証グロース
2,425
9/27 15:00
+3(%)
時価総額 167,466百万円
国内外のアミューズメント施設運営会社を買収して急成長。M&Aを活用してエンタメ・コンテンツ領域の拡大にも取り組む。24.10期は前期買収会社が上乗せ。プライズゲームの人気も続く見通し。連続最高業績を計画。 記:2024/04/10