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前場に注目すべき3つのポイント~先物や為替市場の動向を睨みながらの押し目狙いのスタンス~

2024/9/18 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~先物や為替市場の動向を睨みながらの押し目狙いのスタンス~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■先物や為替市場の動向を睨みながらの押し目狙いのスタンス ■パーク24、3Q営業利益 9.1%増 266億円 ■前場の注目材料:小糸製作所、車用ランプ増産、メキシコ・ブラジルに5年で330億円投資 ■先物や為替市場の動向を睨みながらの押し目狙いのスタンス 18日の日本株市場は、買い先行で始まった後は米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、方向感の掴みづらい相場展開になりそうだ。17日の米国市場はNYダウが15ドル安、ナスダックは35ポイント高だった。8月の米小売売上高が予想に反して増加したことから、FOMCで0.50%と大幅な利下げを織り込んでいた動きがやや後退した。0.25%の利下げの可能性もあるとして、持ち高調整の売りが優勢となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比400円高の36410円。円相場は1ドル142円10銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まることになりそうだ。米国では大幅な利下げを織り込んでいた動きがやや後退する格好となった。米長期金利は上昇し、足もとで1ドル=139円台に突入した円相場は1ドル142円台への円高が一服している。そのため、朝方はリバランスの動きは入りやすく、前日の下落に対する自律反発狙いの買いを誘う形になりそうだ。 また、日経225先物はナイトセッションで36000円からの上昇となり、ボリンジャーバンドの-1σ上回って終えている。-1σの36200円辺りでの底堅さが意識されるようだと、売り方の買い戻しの動きが入りやすいだろう。FOMCの結果を前に積極的な売買は限られるものの、先物や為替市場の動向を睨みながらの押し目狙いのスタンスになりそうだ。また、米VIX指数は上昇したが、依然として20.00を下回っているため、売り仕掛け的な動きは限られよう。買い一巡後はこう着感が強まり、弱含む局面においては、その後の買い戻し狙いで対応したい。 物色としては、円高一服から輸出関連への買い戻しが意識されるほか、FOMC通過後をにらんだ金融株などの押し目狙いのスタンス。また、ナスダックは上昇しているが、エヌビディアなど半導体株の一角は軟調な展開だったこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株については、戻り売りに向かわせそうである。全体としてはこう着ながらも底堅さが意識されると考えられ、テーマ性のある中小型株などへは個人主体の資金が向かいやすいだろう。 ■パーク24、3Q営業利益 9.1%増 266億円 パーク24<4666>が発表した2024年10月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比11.9%増の2702.16億円、営業利益は同9.1%増の266.10億円だった。利便性向上、利用促進に向けたキャンペーン等の実施により、会員数及び利用は順調に増加。増車した車両台数は7603台、増加した貸出拠点数は3101箇所となり、需要や地域特性に合わせた増車及び貸出拠点の開設により、車両1台当たり利用料は車両を増車しながらも伸長している。 ■前場の注目材料 ・ナスダック総合指数は上昇(17628.06、+35.93) ・1ドル=142.10-20円 ・シカゴ日経先物は上昇(36410、大阪比+400) ・SOX指数は上昇(4912.10、+1.66) ・米原油先物は上昇(71.19、+1.10) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・不二越<6474>新型油圧ユニット投入、消費電力最大74%削減 ・小糸製作所<7276>車用ランプ増産、メキシコ・ブラジルに5年で330億円投資 ・三菱UFJ<8306>サカナAIに出資、国内最大の投資家に ・三菱重<7011>米ボーイング、スト突入、日本の航空機産業への影響懸念 ・小林製薬<4967>健康被害の再発防止策、来年に専門部署 ・三菱商事<8058>米で水素・アンモニア製造、エクソンと検討 ・豊田合成<7282>ジェイテクトなど、トヨタの可搬型水素カートリッジに部品供給 ・タクマ<6013>タクマエナジー、ゴミ発電由来 非化石証書を販売、電力小売り向け ・コマツ<6301>社長・小川啓之氏、鉱山機械、環境対応 ・JFEHD<5411>JFEスチール、製鉄プロセス、仮想空間に、基盤の運用開始 ・萩原工業<7856>使用済みプラ梱包材を土のう袋に再生利用、鹿島とバージン材削減 ・石油資源開発<1662>CCS事業構想採択、三菱ガス化学など4社、東新潟で設備基本設計 ・旭化成<3407>MMAモノマーなど9日値上げ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月貿易収支(予想:-1兆4324億円、7月:-6287億円) ・08:50 7月機械コア受注(前月比予想:+0.5%、6月:+2.1%) ・9月政府月例経済報告 <海外> ・07:45 NZ・4-6月期経常収支(予想:-39.43億NZドル) 《ST》
関連銘柄 14件
1662 東証プライム
5,270
9/19 15:00
+50(%)
時価総額 301,207百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。海外はイラク・ガラフ油田など。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。人件費増が重し。 記:2024/09/04
3407 東証プライム
1,051
9/19 15:00
+16(%)
時価総額 1,465,023百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4666 東証プライム
1,737.5
9/19 15:00
+9(%)
時価総額 297,196百万円
時間貸し駐車場「タイムズ」を運営。英国や豪州などにも進出。カーシェアが成長。レンタカーも。23.10期1Qは交通量回復により駐車場の稼働率改善。外出機会増でカーシェアも好調続く。通期最高業績・復配を計画。 記:2024/04/12
4967 東証プライム
5,584
9/19 15:00
+147(%)
時価総額 458,167百万円
市販薬・日用品メーカー。医薬品やオーラルケア、芳香消臭剤等のカテゴリーでブランド展開。開発スピードの速さなどが強み。国内事業は新製品などが売上貢献。23.12期通期は増収。24.12期は増収増益計画。 記:2024/04/13
5411 東証プライム
1,906
9/19 15:00
+33.5(%)
時価総額 1,171,119百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
6013 東証プライム
1,578
9/19 15:00
+15(%)
時価総額 130,974百万円
ごみ処理プラントやバイオマス発電プラント、下水汚泥焼却発電プラント等の設計・施工、メンテナンス等を行う。汎用ボイラの製造・販売等も。中計では27.3期経常利益140億円目標。EPC事業の拡大等に取り組む。 記:2024/06/24
6301 東証プライム
3,825
9/19 15:00
+91(%)
時価総額 3,722,283百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6474 東証プライム
3,070
9/19 15:00
+40(%)
時価総額 76,501百万円
総合機械メーカー。ベアリングや油圧機器等の部品事業が主力。工具・ロボット等の機械工具事業、特殊鋼事業も手掛ける。1928年設立。富山県富山市に本社。工場再編や内製拡大など事業構造改革の推進等に取り組む。 記:2024/05/17
7011 東証プライム
1,856
9/19 15:00
+67(%)
時価総額 6,261,491百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7276 東証プライム
1,992.5
9/19 15:00
+10(%)
時価総額 640,746百万円
自動車照明器メーカー。1915年創業。トヨタ自動車が筆頭株主。自動車用ヘッドランプで世界トップシェア。航空機器部品、船灯・特殊機器等も手掛けう。配当性向40%以上目安。27.3期売上高1兆円以上目標。 記:2024/07/07
7282 東証プライム
2,445.5
9/19 15:00
+43.5(%)
時価総額 318,089百万円
トヨタ系自動車部品メーカー。エアバッグ等のセーフティシステム製品、ラジエータグリル等の内外装部品が主力。樹脂ターボダクト等も。トヨタグループ向け売上比率は6割超。米国で自動車用内外装部品の生産能力を増強。 記:2024/09/03
7856 東証プライム
1,450
9/19 15:00
+16(%)
時価総額 21,602百万円
合成樹脂加工製品メーカー。ブルーシートで国内首位。スリッターなどの機械も。24.10期1Qは価格改定効果で合成樹脂加工品の採算が改善。前期苦戦の機械も上向く。収用補償金特益は剥落。通期二桁営業増益を計画。 記:2024/04/12
8058 東証プライム
2,883.5
9/19 15:00
+81(%)
時価総額 12,435,042百万円
大手総合商社。原料炭や銅、液化天然ガスなど資源分野で世界有数の優良権益を有す。非資源分野は食品卸売に強み。自動車・モビリティ、複合都市開発等も。総還元性向40%程度目処。LNG事業の拡張などを図る。 記:2024/07/07
1,443
9/19 15:00
+25.5(%)
時価総額 19,165,919百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29