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前場に注目すべき3つのポイント~為替市場の動向を受けた短期的な売買に振らされやすい~

2024/8/23 8:51 FISCO
*08:51JST 前場に注目すべき3つのポイント~為替市場の動向を受けた短期的な売買に振らされやすい~ 23日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■為替市場の動向を受けた短期的な売買に振らされやすい ■決算発表なし ■前場の注目材料:デンソー、愛知に新工場、700億円投資、ECU基板を増産 ■為替市場の動向を受けた短期的な売買に振らされやすい 23日の日本株市場は、重要イベントを前にこう着感が強まりそうだ。ただし、イベント通過後を睨んだ、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。22日の米国市場は、NYダウが177ドル安、ナスダックは299ポイント安だった。週次失業保険申請件数でサプライズなく、労働市場の急速な悪化への警戒感が後退し買われる場面もみられた。ただし、米中古住宅販売件数が予想を上回ったことで米長期金利上昇し、ハイテク中心に売りに転じた。その後も、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え、持ち高調整の動きが優勢だった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の38050円。円相場は1ドル146円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り優勢で始まりそうだ。米国ではパウエルFRB議長の講演を前に、持ち高調整の動きとなった。ただし、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げが確実視されており、下値の堅さは意識されていた。日経225先物はナイトセッションで一時38650円まで買われ、同水準に位置する75日線を捉えた後に軟化し、一時節目の38000円を下回る場面もみられたが、終値では38000円をキープしている。 東京市場においてもパウエルFRB議長の講演待ちの流れから積極的な売買は手控えられやすい。また、国内では日本銀行の植田総裁が、衆参両院の閉会中審査で発言する。午前は衆院財務金融委員会、午後は参院財政金融委員会において答弁が行われることから、発言内容を受けた為替市場の動向を意識した相場展開になりそうだ。 出来高の膨らみにくい需給のなか、為替市場の動向を受けた短期的な売買に振らされやすいだろう。ただし、日銀総裁は利上げを進めて行く姿勢を示すとみられているが、8月の急落の一因となったとされるタカ派的な発言のトーンは下げてくる可能性がある。円相場は1ドル=146円台とやや円安に振れていることもあり、リバランスの動きが入りやすいだろう。 物色としてはインデックスに絡んだ商いが中心になりそうだが、円高一服となれば輸出関連を買い戻す動きが入りやすいと考えられる。また、来週にはエヌビディアの決算発表が予定されていることもあり、半導体株の押し目買い意欲も強そうだ。 ■決算発表なし ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(38211.01、+259.21) ・1ドル=146.20-30円 ・米原油先物は上昇(73.01、+1.08) ・米国のインフレ沈静化期待 ・活発な自社株買い ・東証による企業価値向上の要請 ・デンソー<6902>愛知に新工場、700億円投資、ECU基板を増産 ・JFEHD<5411>JFEスチール、日鉄と豪炭鉱一部権益を1620億円で取得 ・三菱UFJ<8306>三菱UFJ銀行が追加出資、印デジタル金融に490億円 ・椿本チエイン<6371>グループのネクサウェア、物流倉庫業務を効率化、データ分析サービス ・デンソー<6902>電動化シフト、CASEに開発資源投入 ・トヨタ自<7203>「ヤリスクロス」など生産再開、来月2日 ・日本航空<9201>豊田通商などと新千歳でバイオ燃料供給、空港作業用車向け ・JT<2914>米たばこ大手を3780億円で買収 ・森六HD<4249>森六テクノロジー、米設備刷新、車樹脂部品の収益性向上 ・サンコール<5985>奈良正氏、日米でバスバー生産5倍 ・ホンダ<7267>「N-BOX」新グレード、ホームページで公開 ・オートバックス<9832>スマホで車両盗難防止、アプリからエンジン制御 ・スズキ<7269>鮎川堅一副社長「シェア50%狙う」 ・ミネベアミツミ<6479>ドローンアンテナ参入、高精度に位置測定 ・NEC<6701>金融のAI活用例検証、地銀など10社と共同 ・NTT<9432>NTT西日本、通信トンネル「とう道」公開 ・大阪ガス<9532>パナソニックと戸建てのEV充電器など制御、エネ最適化へ実証開始 ・クラボウ<3106>西垣伸二氏、熊本に新棟、シナジー創出 ・アキレス<5142>内幕、素早く交換・廃棄、医療用テント向け投入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 7月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.7%、6月:+2.6%) ・09:30 植田日銀総裁らが国会閉会中審査出席(衆院財務金融委員会) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 18件
2914 東証プライム
4,070
9/17 15:00
-24(%)
時価総額 8,140,000百万円
世界的な大手たばこメーカー。メビウス、セブンスター等のブランドを展開。製薬会社の鳥居薬品、加工食品メーカーのテーブルマーク等を傘下に持つ。たばこ事業は販売数量増などで、自社たばこ製品売上収益が順調。 記:2024/07/01
3106 東証プライム
4,510
9/17 15:00
+60(%)
時価総額 90,200百万円
大手繊維メーカー。化成品や環境メカトロニクス、食品等の分野で事業展開。ホテル等の運営や不動産開発も。軟質ウレタンは自動車内装材向けの国内受注が順調。断熱材も販売順調。24.3期3Qは化成品事業が堅調。 記:2024/04/15
4249 東証プライム
2,238
9/17 15:00
+38(%)
時価総額 37,956百万円
自動車の内装部品、外装部品を手掛ける樹脂加工製品事業が主力。生活材料やファインケミカル等のケミカル事業も。1663年創業。ホンダなどが主要取引先。海外売上高比率は約7割。ヘルスケア事業の拡充を図る。 記:2024/05/08
5142 東証プライム
1,544
9/17 15:00
-3(%)
時価総額 24,492百万円
フイルム等のプラスチック事業、ウレタン等の産業資材事業、シューズ事業を手掛ける。運動靴は「瞬足」で知名度。24.3期3Qは産業資材事業が増益。価格改定効果等が寄与。シューズ事業は販売費の削減等で損益改善。 記:2024/04/16
5411 東証プライム
1,848
9/17 15:00
-10(%)
時価総額 1,135,481百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
5985 東証スタンダード
380
9/17 15:00
+6(%)
時価総額 12,942百万円
モーター関連部品、バッテリー関連部品等を手掛ける自動車部品メーカー。ハードディスク用部品、プリンター用部品等の製造・販売も行う。配当性向は75%目処。自動車関連製品はバスバーなどの電動化関連が順調。 記:2024/06/28
6371 東証プライム
5,670
9/17 15:00
+110(%)
時価総額 217,053百万円
世界トップの産業用スチールチェーンや自動車エンジン用チェーンに強み。減速機や搬送システムも。24.3期3Q累計は産業用チェーンや減速機が足踏み。だが自動車用チェーンが伸びて増収増益に。配当性向は3割目安。 記:2024/04/12
6479 東証プライム
2,576.5
9/17 15:00
-38(%)
時価総額 1,100,374百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6701 東証プライム
13,305
9/17 15:00
+355(%)
時価総額 3,630,269百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6902 東証プライム
2,011.5
9/17 15:00
-11.5(%)
時価総額 6,339,805百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
2,406
9/17 15:00
-49(%)
時価総額 39,253,859百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7267 東証プライム
1,457
9/17 15:00
-15(%)
時価総額 7,917,753百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7269 東証プライム
1,507
9/17 15:00
-20.5(%)
時価総額 2,960,631百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
1,419
9/17 15:00
-32(%)
時価総額 18,847,151百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9201 東証プライム
2,453
9/17 15:00
+26(%)
時価総額 1,072,314百万円
大手航空会社。航空旅客事業や貨物郵便事業、マイル/金融・コマース事業などを展開。LCCのZIPAIR Tokyo、スプリング・ジャパンなどを傘下に持つ。スマホ決済「JAL Pay」のサービス拡充図る。 記:2024/08/30
9432 東証プライム
148.4
9/17 15:00
-0.4(%)
時価総額 13,437,667百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9532 東証プライム
3,336
9/17 15:00
-15(%)
時価総額 1,390,044百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13
9832 東証プライム
1,469
9/17 15:00
+9.5(%)
時価総額 120,531百万円
国内最大のカー用品店「オートバックス」をFC主体に全国展開。海外は東南アジアを中心に出店。ディーラー事業等も展開。国内店舗数は590店舗。27.3期売上高2800億円目標。卸売り販路の拡大等に取り組む。 記:2024/06/04