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欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米金利高も日銀の金融正常化を注視

2024/8/8 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、米金利高も日銀の金融正常化を注視 8日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。米長期金利は底堅く推移し、ドルは売りづらい地合いが続く見通し。一方、日銀の金融正常化は不透明で政策姿勢を見極めるムードだが、円買い圧力は根強いだろう。 前日は手がかりが乏しいなか、米10年債利回りの上昇でドル買いに振れ、ユーロ・ドルは1.0930ドル台から1.0910ドル台に失速。一方、ドル・円は日銀の金融正常化への思惑が後退し円売りが先行した後、米株安で円買いに転じ、147円70銭付近から146円60銭台に値を下げた。本日アジア市場は米金利の持ち直しでドル買いに振れやすい半面、日経平均株価は不安定な値動きとなり、ドルは146円台でもみ合った。 この後の海外市場では米金利や株価が手がかり。足元で発表された経済指標は低調な内容が目立ち引き続き景気減速が懸念されるものの、長期金利が上昇基調を維持すればドル買い地合いとなりそうだ。一方、イスラエルとイランの緊張で地政学リスクが意識され、欧米株安ならリスク回避の円買いが主要通貨を下押し。また、日銀の金融正常化は不透明だが、追加利上げの思惑で円買いは根強く、ドルの重石となる可能性があろう。 【今日の欧米市場の予定】 ・21:30 米・先週分新規失業保険申請件数(予想:24.0万件、前回:24.9万件) ・23:00 米・6月卸売在庫改定値(前月比予想:+0.2%、速報値:+0.2%) ・02:00 米財務省・30年債入札 ・04:00 バーキン米リッチモンド連銀総裁ウェビナー出席(全米企業エコノミスト協会) 《CS》