マーケット
9/9 15:15
36,215.75
-175.72
40,829.59
+484.18
暗号資産
FISCO BTC Index
9/10 13:05:14
8,117,132
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は3日ぶりに反落も意外とムードは悪くない【クロージング】

2024/8/8 16:25 FISCO
*16:25JST 日経平均は3日ぶりに反落も意外とムードは悪くない【クロージング】 8日の日経平均は3日ぶりに反落。258.47円安の34831.15円(出来高概算24億1000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株などを中心に売られた流れを引き継ぐ形から売りが先行し、前場中盤には34207.16円まで水準を切り下げた。ただ、好決算銘柄などに投資資金がシフトしており、朝方の売りが一巡した後は、前場終盤にはプラスに転じ、後場取引開始直後には35379.65円まで上値を伸ばす場面もあった。しかし、時間外取引での米国株先物が軟化しているほか、短期売買が中心のなか、終盤にかけては持ち高調整の売りが優勢だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が1000を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、鉱業、石油石炭、小売、食料品など7業種が上昇。一方、非鉄金属、金属製品、銀行、その他金融など26業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、レーザーテック<6920>、ニトリHD<9843>、アサヒ<2502>、ダイキン<6367>が堅調だった半面、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、資生堂<4911>、中外薬<4519>が軟調だった。 前日の米国市場は、10年債入札の不調から長期金利が上昇したことが嫌気され、ハイテク株を中心に売られた。東京市場もこの流れを映して主力株を中心に売りが先行し、下げ幅は一時800円を超えた。一方、レーザーテック、アサヒ、ソニーGなど、決算を手掛かりとした物色が強まっていた。また、米国の景気動向に左右されにくい内需株や中東情勢の緊張から鉱業や石油株にも値を上げる銘柄が目立っていた。 日経平均は依然として、値動きの荒い展開が続いているが、本日のところはやや落ち着いてきた感がある。今回の混乱の根底には米国景気の先行き不安が拭えていないだけに、その動向が引き続き最大の関心材料となるが、キャリートレードの巻き戻しもピークは後退した可能性もあるだろう。ボラティリティの低下がみられてくるようだと、冷静に決算を手掛かりとした物色に向かわせやすいと考えられる。また、外部要因に振らされにくいところで、中小型株への値幅取りにも向かわせそうだ。 《CS》
関連銘柄 9件
5,585
9/9 15:00
+145(%)
時価総額 2,831,612百万円
ビール大手。清涼飲料や食品も。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は外食需要の回復などでビール類の売上が増加。欧州は価格改定効果等で堅調。23.12期通期は増収増益。24.12期も増収増益計画。 記:2024/04/07
4519 東証プライム
6,547
9/9 15:00
-30(%)
時価総額 10,992,793百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4911 東証プライム
3,206
9/9 15:00
-41(%)
時価総額 1,282,400百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6367 東証プライム
17,180
9/9 15:00
-125(%)
時価総額 5,035,699百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6857 東証プライム
5,830
9/9 15:00
-38(%)
時価総額 4,466,765百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
22,195
9/9 15:00
-1,120(%)
時価総額 2,092,678百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
9843 東証プライム
21,930
9/9 15:00
-85(%)
時価総額 2,509,735百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
43,900
9/9 15:00
-200(%)
時価総額 13,969,902百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,692
9/9 15:00
-16(%)
時価総額 13,252,962百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17