マーケット
9/17 15:15
36,203.22
-378.54
41,606.18
+509.41
暗号資産
FISCO BTC Index
9/18 12:36:15
8,580,019
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~800円超の下落から切り返す荒い値動きに

2024/8/8 12:26 FISCO
*12:26JST 後場に注目すべき3つのポイント~800円超の下落から切り返す荒い値動きに 8日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日続伸、800円超の下落から切り返す荒い値動きに ・ドル・円は切り返し、日本株の上昇で ・値上り寄与トップはレーザーテック<6920>、同2位はファーストリテ<9983> ■日経平均は3日続伸、800円超の下落から切り返す荒い値動きに 日経平均は3日続伸。前日比58.48円高(+0.17%)の35148.10円(出来高概算12億株)で前場の取引を終えている。 7日の米国株式市場は反落。ダウ平均は234.21ドル安(-0.60%)の38763.45ドル、ナスダックは171.05ポイント安(-1.05%)の16195.80、S&P500は40.53ポイント安(-0.77%)の5199.50で取引を終了した。景気後退懸念の緩和にともなう買戻しが続き、寄り付き後、上昇。買戻し一巡後、根強い景気への不透明感に売りが再燃し、上値を抑制した。終盤にかけ、10年債入札の弱い結果を警戒した売りが一段と強まり、相場は下落に転じ終了。 米国株の下落や足元の急反発などを材料に、東京市場は売り優勢で取引を開始した。寄付き後、日経平均は34207.16円まで下げ幅を広げる場面も見られたが、売り一巡後はじりじりと下げ幅を縮小する展開に。為替市場や金利市場が落ち着いた動きとなったことなどから、買戻しが優勢となったもよう。前引けにかけて、日経平均は切り返したことで、高安の値幅は1000円超と本日も荒い値動きとなった。 日経平均採用銘柄では、決算発表や証券会社によるポジティブなレポートを材料にレーザーテック<6920>がストップ高となったほか、決算と自社株買いの枠を設定が材料視されていすゞ<7202>が大幅高。このほか、ニトリホールディングス<9843>、アサヒグループ<2502>、住友ファーマ<4506>、出光興産<5019>、帝人<3401>、京成電鉄<9009>が買われた。 一方、1-9月期の連結純利益が前年同期比73%減になる見通しと発表したSUMCO<3436>が急落し一時ストップ安となった。また、資生堂<4911>も1-6月期純利益が前年同期比99%減となったことからストップ安。このほか太陽誘電<6976>、住友鉱山<5713>、住友重機械<6302>、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクグループ<9984>、キーエンス<6861>が下落した。 業種別では、鉱業、石油・石炭製品、保険業、ゴム製品、食料品などが上昇した一方、金属製品、非鉄金属、卸売業、証券・商品先物取引業、その他金融業などが下落した。 長期金利の指標となる10年物国債利回りは0.895%と小幅ながら上昇している。5日に0.750%まで低下した後は乱高下となっていたが、ようやく落ち着きを取り戻した。昨日の内田眞一日銀副総裁のハト派発言を受けて、7月31日以降の市場の動揺は沈静化しつつある。日銀はわずか1週間で「タカ派」から「ハト派」に転換したわけだが、「物価の好循環が今後も物価を押し上げるとし、個人消費は堅調な推移」といった見方も今後変わる可能性はある。日銀への信認が低下したことに伴う外国人投資家による日本株売りの懸念は払しょくできていないことから、先物主導による値幅の大きい荒い値動きはしばらく続きそうだ。後場の東京市場も荒い値動きとなろう。 ■ドル・円は切り返し、日本株の上昇で 8日午前の東京市場でドル・円は切り返し。日銀金融政策決定会合の議事要旨で利上げの背景が明らかになり、円買い先行で一時145円44銭まで値を下げた。ただ、その後は日経平均株価がプラスに転じると円売りが強まり、146円80銭台に浮上した。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円44銭から146円87銭、ユーロ・円は158円96銭から160円51銭、ユーロ・ドルは1.0921ドルから1.0935ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・日本情報クリエイト<4054>、インフォネット<4444>など、6銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップはレーザーテック<6920>、同2位はファーストリテ<9983> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・6月経常収支:+1兆5335億円(予想、5月:+2兆8499億円) 【要人発言】 ・鈴木財務相 「金融政策の具体的な手法は日銀に委ねられるべき」 「春闘の力強い結果が徐々に賃金へ反映されつつある」 「内田日銀副総裁へのコメントは控える」 ・日銀金融政策決定会合における主な意見(7月30・31日分) 「物価安定目標実現の観点から、政策金利引き上げ、緩和度合いの調整が適切」 「足元の日本経済、極めて低い政策金利を幾分引き上げられる程度には良い」 「利上げしても0.25%という名目金利は引き続き極めて緩和的な水準」 「金融正常化が自己目的になってはならず、今後の政策運営を注意深く進める必要」 <国内> ・14:00 7月景気ウォッチャー調査・現状判断(予想:47.5、6月:47.0) <海外> ・特になし 《CS》
関連銘柄 19件
5,479
9/17 15:00
+13(%)
時価総額 2,777,869百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
3401 東証プライム
1,372.5
9/17 15:00
+15.5(%)
時価総額 271,692百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3436 東証プライム
1,397
9/17 15:00
-57(%)
時価総額 489,194百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4054 東証グロース
829
9/17 15:00
-41(%)
時価総額 11,827百万円
不動産会社向けにクラウド型の仲介・管理支援サービスを提供。主力の管理ソリューション事業」の主要製品は「賃貸革命」。新規客の獲得や既存客へのクロスセルで主力商品が好調。仲介会社向け物件共有サービス有償化。 記:2024/08/09
4444 東証グロース
913
9/17 15:00
-17(%)
時価総額 1,810百万円
商用Webサイトの構築・運用が柱。企画デザインからシステム開発、保守までの一貫展開に強み。Webサイトを構築し管理運用できる「infoCMS」主力。新規客の獲得が順調。ブランディング支援会社を買収。 記:2024/08/14
4506 東証プライム
594
9/17 15:00
+18(%)
時価総額 236,353百万円
住友化学傘下の製薬会社。2005年に大日本製薬と住友製薬が合併して誕生。精神神経領域、がん領域が研究重点領域。非定型抗精神病薬「ラツーダ」等が主力製品。2型糖尿病治療剤「エクア」などの販売拡大図る。 記:2024/06/11
4911 東証プライム
3,338
9/17 15:00
-7(%)
時価総額 1,335,200百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
5019 東証プライム
987.8
9/17 15:00
+0.7(%)
時価総額 1,471,154百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
5713 東証プライム
3,642
9/17 15:00
+21(%)
時価総額 1,059,145百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6302 東証プライム
3,200
9/17 15:00
-70(%)
時価総額 393,296百万円
総合重機大手。減・変速機や射出成形機に強み。半導体装置や建機なども。24.12期は営業益反落計画も為替想定1ドル135円。物流・建設関連の受注残も豊富。新中計では26.12期に営業益1000億円を目指す。 記:2024/04/12
6857 東証プライム
6,016
9/17 15:00
-359(%)
時価総額 4,609,273百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6861 東証プライム
65,430
9/17 15:00
-620(%)
時価総額 15,913,099百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
22,290
9/17 15:00
-580(%)
時価総額 2,101,635百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6976 東証プライム
2,789.5
9/17 15:00
-70.5(%)
時価総額 363,243百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7202 東証プライム
1,988.5
9/17 15:00
±0(%)
時価総額 1,545,943百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
9009 東証プライム
4,524
9/17 15:00
-8(%)
時価総額 779,987百万円
東京都心と成田国際空港を結ぶスカイライナーなどを運行する大手私鉄。1909年創業。流通業や不動産業、ホテル運営等も。オリエンタルランドの大株主。今期は運輸業における成田空港輸送の増加などを見込む。 記:2024/06/04
9843 東証プライム
22,735
9/17 15:00
+125(%)
時価総額 2,601,862百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
44,070
9/17 15:00
+170(%)
時価総額 14,023,999百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,168
9/17 15:00
-261(%)
時価総額 14,073,088百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17