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自律反発狙いの買いで過去最大の上げ幅に【クロージング】

2024/8/6 16:12 FISCO
*16:12JST 自律反発狙いの買いで過去最大の上げ幅に【クロージング】 6日の日経平均は4営業日ぶり大幅に反発。3217.04円高の34675.46円(出来高概算は34億8000万株)で取引を終えた。また、上げ幅は1990年10月2日の2676.55円を上回り過去最大となった。前日の記録的な下落の反動から自律反発を狙った買いや円相場も1ドル=146円台へと円安に振れていることもあって、朝方から幅広い銘柄に買い戻しが優勢となった。日経平均は32000円台回復して始まった後、前場中盤には34911.80円まで上値を伸ばした。その後は、米国景気の行方などを見定めたいと考える向きも多く、心理的な抵抗となる35000円回復を目前に強弱感が対立する格好だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1500を超え、ほぼ全面高となった。セクター別では、33業種すべてが上昇し、海運、ゴム製品、その他金融、保険、精密機器、輸送用機器の上げが際立っていた。指数インパクトの大きいところでは、東エレク<8035>、ファーストリテ<9983>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、信越化<4063>が堅調だった半面、味の素<2802>、ヤマトHD<9064>、アステラス薬<4503>、ソフトバンク<9434>が軟化した。 7月の米ISM非製造業景況指数が市場予想を上回ったことなどから、米景気後退懸念が和らいだことが投資家心理の改善につながった。東証プライム市場の9割以上の銘柄が上昇し、日経平均の上げ幅は一時3400円を超え、前日の下げ幅の8割近くを戻す形となった。前日の出来高が40億株超に膨らみ、持ち高を圧縮する動きもピーク感が意識されていたなかでのリバウンドであり、明日以降も買いが継続するかが注目される。 グローベックスの主要な米株先物はプラス圏で推移しており、米国市場の反発が期待されよう。世界的な株安の流れはひとまず日本主導で止めた形であり、欧州市場も反発をみせてくるようだと、センチメント改善に向かわせよう。なお、東証プライムのストップ高は80社を超えていた。直近の急落の反動に決算評価が加わった銘柄も目立っていた。ストップ高となった銘柄においても、水準としては自律反発の範囲内の銘柄は多く、明日以降も買いが継続するかが注目される。 《CS》
関連銘柄 9件
2802 東証プライム
5,285
9/13 15:00
-198(%)
時価総額 2,838,024百万円
国内最大手の調味料メーカー。1909年創業。うま味調味料などで国内トップシェア。調味料・食品を主力に、冷凍食品、医薬用・食品用アミノ酸等も。ヘルスケアやフード&ウェルネス、ICTなどを成長領域に位置付け。 記:2024/08/23
4063 東証プライム
5,706
9/13 15:00
-59(%)
時価総額 11,549,646百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4503 東証プライム
1,705
9/13 15:00
-84.5(%)
時価総額 3,130,128百万円
国内大手製薬会社。前立腺がん治療剤「XTANDI」や急性骨髄性白血病治療剤「XOSPATA」などが主要製品。海外売上高比率が高い。25.3期は尿路上皮がん治療剤「PADCEV」の成長などを見込む。 記:2024/06/24
6857 東証プライム
6,375
9/13 15:00
+82(%)
時価総額 4,884,327百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
23,680
9/13 15:00
+400(%)
時価総額 11,168,269百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9064 東証プライム
1,620
9/13 15:00
-3.5(%)
時価総額 615,317百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07
9434 東証プライム
1,996
9/13 15:00
-17.5(%)
時価総額 9,555,141百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9983 東証プライム
43,900
9/13 15:00
-620(%)
時価総額 13,969,902百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
8,429
9/13 15:00
-71(%)
時価総額 14,522,779百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17