マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 8:58:41
15,313,322
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

後場に注目すべき3つのポイント~買戻し優勢で一時3400円超の急騰

2024/8/6 12:32 FISCO
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~買戻し優勢で一時3400円超の急騰 6日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅反発、買戻し優勢で一時3400円超の急騰 ・ドル・円は伸び悩み、日本株・米金利にらみ ・値上り寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はアドバンテスト<6857> ■日経平均は大幅反発、買戻し優勢で一時3400円超の急騰 日経平均は大幅反発。前日比2957.90円高(+9.40%)の34416.32円(出来高概算17億6000万株)で前場の取引を終えている。 5日の米国株式市場は大幅続落。ダウ平均は1033.99ドル安(-2.60%)の38703.27ドル、ナスダックは576.08ポイント安(-3.43%)の16200.08、S&P500は160.23ポイント安(-3.00%)の5186.33で取引を終了した。弱い7月雇用統計を受けた景気後退入り懸念に伴う売りが継続し、寄り付き後、下落。加えて世界株安で投資家心理が急速に悪化し、手仕舞い売りも加速したと見られ、終日、売りが先行した。ハイテクも売られ、戻り鈍く終盤にかけ再び売りが加速し終了。 米国株は大幅安となったが、前日の東京市場で米株下落は織り込まれていたことから、東京市場は大幅反発で取引を開始した。多くの銘柄が買い気配スタートとなるなか、日経平均は上げ幅を一気に拡大。為替が1ドル144円台、長期金利の指標となる10年国債利回りは0.910%まで値を戻すなど、為替、金利市場が落ち着きを取り戻したこともあり、日経平均は一時34911.80円まで上昇した。前場のプライム市場の売買代金は3.8兆円台と前日同様、商いは盛り上がった。 日経平均採用銘柄では、第1四半期決算が評価されて日本製鋼所<5631>がストップ高買い気配となったほか、昨日年初来安値を更新したキーエンス<6861>もストップ高買い気配。このほか、キッコーマン<2801>、オリックス<8591>、東京海上<8766>、富士電機<6504>がストップ高。ルネサスエレクトロニクス<6723>、荏原製作所<6361>、東京エレクトロン<8035>、TDK<6762>、日東電工<6988>、レーザーテック<6920>が大幅反発となった。 一方、4-6月期純利益が市場予想に届かなかったことから味の素<2802>が下落したほか、ヤマトHD<9064>、JFEホールディングス<5411>、三井住友<8316>、コニカミノルタ<4902>が売られた。日経平均採用銘柄は5銘柄のみ下落した。 全業種が買われたなか、海運業、その他金融業、保険業、輸送用機器、ゴム製品の上昇が目立った。 いったんは売られ過ぎ是正の動きで買戻し優勢の地合いとなったが、日経平均VIは49ポイントとボラティリティはまだ高い。上下に振れやすい地合いは変わらないことから、後場急変動の可能性は意識しておきたい。このままの上げ幅を維持すれば、日経平均の過去最大の上昇幅(1990年10月2日の2676.55円)を上回ることとなる。それでも7月の史上最高値からの下落幅に対する3割戻し程度だ。今回のように一度壊れた市場が落ち着きを見せ、腰を据えた投資家の買いが再び入るには数カ月はかかるだろう。後場、上げ幅縮小を警戒しつつ、日経平均やTOPIX、グロース市場250指数など主だった指数がどこまで値を戻せるか注目したい。 ■ドル・円は伸び悩み、日本株・米金利にらみ 6日午前の東京市場でドル・円は伸び悩み。早朝に付けた143円62銭から146円36銭まで強含んだが、日経平均株価の上昇は一服し、その後は145円付近で上げ渋った。一方、米10年債利回りはほぼ横ばいで推移し、積極的なドル買いは入りづらい。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は143円62銭から146円36銭、ユーロ・円は157円44銭から160円22銭、ユーロ・ドルは1.0944ドルから1.0962ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・日本アクア<1429>、K&Oエナジーグループ<1663>など、139銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップは東京エレクトロン<8035>、同2位はアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・6月毎月勤労統計・現金給与総額:前年比+4.5%(予想:+2.4%、5月:+2.0%) ・日・6月家計支出:-1.4%(前年比予想:-0.8%、5月:-1.8%) 【要人発言】 ・岸田首相 「日銀と連携して経済財政運営を進める」 ・林官房長官 「為替市場の動向をしっかり注視」 「実質賃金は27カ月ぶりのプラスで、賃上げの明るい兆しが明確に」 ・鈴木財務相 「株価変動で、日銀とも連携しつつ経済財政運営に万全期す」 「賃金投資面で明るい兆し、前向きな動きを後押しし力強い成長につなげる」 <国内> ・特になし <海外> ・13:30 豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想) ・13:30 豪準備銀行四半期金融政策報告 ・14:45 スイス・7月失業率(予想:2.3%、6月:2.3%) ・15:00 独・6月製造業受注(前月比予想:+0.5%、5月:-1.6%) 《CS》
関連銘柄 20件
1429 東証プライム
804
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 27,947百万円
建築断熱用硬質ウレタンフォームの販売・施工等を行う。現場発泡断熱材で国内トップシェア。ヤマダHD傘下のヒノキヤグループが親会社。清水建設などが主要取引先。ウレタン原料など商品販売の強化等に取り組む。 記:2024/08/09
1663 東証プライム
2,997
11/22 15:30
+21(%)
時価総額 84,923百万円
関東天然瓦斯開発、大多喜ガスなどを傘下に収める持株会社。天然ガスの開発・採取・販売、都市ガスの供給・販売等を行う。ヨウ素やヨウ素化合物の製造・販売等も。天然ガス鉱業、エネルギー供給事業等の維持・拡大図る。 記:2024/10/13
2801 東証プライム
1,678.5
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 1,627,165百万円
1917年創業のしょうゆメーカー最大手。しょうゆ関連調味料やデルモンテ調味料の食品部門、豆乳飲料等の飲料部門、酒類部門などでも事業展開。海外売上高比率は7割超。海外のしょうゆ部門では新規市場開拓進める。 記:2024/09/01
2802 東証プライム
6,312
11/22 15:30
+121(%)
時価総額 3,255,294百万円
国内最大手の調味料メーカー。1909年創業。うま味調味料などで国内トップシェア。調味料・食品を主力に、冷凍食品、医薬用・食品用アミノ酸等も。ヘルスケアやフード&ウェルネス、ICTなどを成長領域に位置付け。 記:2024/08/23
4902 東証プライム
685.8
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 344,727百万円
カラー複合機、ITサービス等を手掛けるデジタルワークプレイス事業が主力。デジタルカラー印刷機、X線関連機器に強みを持つヘルスケア事業等も展開。オフィスユニットではコスト低減等で収益力の強化を図る。 記:2024/07/05
5411 東証プライム
1,757
11/22 15:30
+7.5(%)
時価総額 1,123,493百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
5631 東証プライム
6,486
11/22 15:30
-22(%)
時価総額 482,617百万円
樹脂製造・加工機械、成形機、防衛関連機器の製造・販売等を行う産業機械事業が主力。素形材・エンジニアリング事業も。1907年創業。29.3期売上高3800億円目標。産業機械事業は内製化率の維持・向上図る。 記:2024/10/09
6361 東証プライム
2,293
11/22 15:30
+8.5(%)
時価総額 1,059,485百万円
1912年創業のポンプメーカー。標準ポンプや冷却塔、排水機場用ポンプで国内トップシェア。精密・電子、建築・産業、エネルギー分野の売上比率が高い。配当性向35%以上目標。成長分野中心に積極的な投資を行う。 記:2024/08/27
6504 東証プライム
8,551
11/22 15:30
+65(%)
時価総額 1,276,639百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
2,012
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6762 東証プライム
1,875.5
11/22 15:30
-6.5(%)
時価総額 3,645,709百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
6861 東証プライム
65,660
11/22 15:30
-20(%)
時価総額 15,969,037百万円
センサや測定器、画像処理システム、制御・計測機器等を手掛けるFAの総合メーカー。製造は国内外の協力会社に委託。取引先は全世界に35万社超。グローバル直販体制が強み。販売力の強化などで海外事業の拡大図る。 記:2024/10/12
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6988 東証プライム
2,403.5
11/22 15:30
-1.5(%)
時価総額 1,698,700百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
3,663
11/22 15:30
+64(%)
時価総額 14,375,561百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
8591 東証プライム
3,303
11/22 15:30
-11(%)
時価総額 4,013,016百万円
大手金融サービス。自動車やICT関連機器等のリース・レンタル、不動産開発・賃貸管理、企業投資、環境エネルギー、生命保険、銀行など多角的に事業展開。輸送機器、不動産運営、コンセッションは回復傾向続く。 記:2024/07/07
5,681
11/22 15:30
+63(%)
時価総額 11,589,240百万円
メガ損保の一角。東京海上日動火災保険、日新火災海上保険、イーデザイン損害保険などを傘下に収める持株会社。北米を中心とする海外保険事業等も。海外保険事業では競争力の高い商品のグローバル展開などに注力。 記:2024/10/25
9064 東証プライム
1,726
11/22 15:30
+6(%)
時価総額 622,216百万円
宅配便国内最大手。クロネコヤマトの宅急便のヤマト運輸を中核とする持株会社。クロネコメンバーズの登録者数は5000万人超。宅急便ネットワークの強靭化図る。27.3期営業利益1200〜1600億円目標。 記:2024/06/07