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注目銘柄ダイジェスト(前場):エーザイ、日立建機、モダリスなど

2024/7/29 11:37 FISCO
*11:37JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):エーザイ、日立建機、モダリスなど 信越化<4063>:6731円(+427円) 大幅続伸。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は1910億円で前年同期比0.1%増となっている。市場コンセンサスは1700億円弱の水準であり、想定外の増益確保となった形。ウエハーなどの出荷増が予想以上であったとみられる。通期計画は7350億円、前期比4.8%と今回公表、7800億円程度のコンセンサスを下回っているが、極めて保守的と捉えられている。むしろ、第1四半期決算受けて、従来コンセンサス水準は切り上がる方向に。 キーエンス<6861>:64810円(-1120円) 反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は1234億円で前年同期比10.9%増となり、ほぼ市場予想水準での着地となっている。通期の市場コンセンサスでは増益率は12%程度であり、順調な推移とも受け止められる。ただ、ポジティブなサプライズは乏しく、決算期待が高い銘柄だけに、出尽くし感優勢の流れにつながっているようだ。なお、第1四半期は粗利益率が改善の一方、販管費は直近四半期比で増加する形に。 スクリーンHD<7735>:11870円(-865円) 大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は278億円で前年同期比2.1倍となり、市場予想を30億円程度上振れたとみられる。第1四半期上振れを反映して、通期予想は従来の1000億円から1050億円、前期比11.5%増に上方修正。ただ、上方修正数値はコンセンサスと同水準でありサプライズは限定的、今後の中国減速懸念など拭えない中、目先の出尽くし感が先行する形にも。 エーザイ<4523>:5830円(-798円) 大幅反落。アルツハイマー病治療薬「レカネマブ」について、EUでの新薬認可を判断するEMAの評価委員会から否定的な見解を受領したと発表している。欧州での実用化が見送られる可能性が出てきたことにネガティブサプライズが強まっているようだ。欧州医薬品委員会(CHMP)では、新薬の有効性は副作用リスクを相殺しないとみているもよう。再審議を請求するようだが、将来的な業績水準に対する期待値が目先は低下する方向とみられる。 日立建機<6305>:3766円(-395円) 大幅反落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は328億円で前年同期比14.0%減となっている。通期計画1610億円、前期比1.0%減に対する進捗率は20%にとどまっており、市場コンセンサスも100億円以上下回ったとみられる。会社側ではおおむね想定通りとしているようだが、円安が下支えになったとみられ、アジア・オセアニアでの需要が想定以上に下振れる形のようだ。業績の上振れ期待は後退する格好に。 モダリス<4883>:125円(+30円) ストップ高。24日の米国ボストンで開催される第16回バイオプロセスサミットにおいてMDL-101の筋肉特異的改変型AAVベクター製造開発データの発表を行うとの開示が、引き続き好感されているようだ。改変型キャプシドは、多くのグループで研究が進み目覚ましい成果を上げているが、一方で実用化に向けた製造はまだ開発途上にある。今回の学会では、同社が臨床に向けて開発中で、筋肉特異的改変型AAVベクターを採用しているMDL-101の製造方法、結果などを含む内容を発表するという。 ソレイジア<4597>:53円(+12円) 急伸。26日受付で豪投資銀行のマッコーリー銀行が財務省に変更報告書(5%ルール報告書)を提出したことを発表したが、先週末大きく下げた反動で買いが優勢となっている。マッコーリー銀の保有比率は7.12%から2.95%に減少した。保有株式は15,517,300株(うち潜在株11,549,900株)から6,422,900株(同662,900株)となった。報告義務発生日は7月22日となっている。 ソラコム<147A>:1311円(+11円) 反発。26日の取引終了後、キャリオットの株式を一部取得し子会社(合弁会社)化することを決定したと発表し、好感されている。フレクトの「Cariot」事業は2016年より開始され、「クルマと企業をつなぐドライバー働き方改革クラウド」として、法人車両のリアルタイム位置情報活用と車両管理業務のDXにより、現場の業務効率化と安心・安全を提供してきた。合弁会社は24年10月より正式に業務を開始し、より多くの企業に先進的な車両管理ソリューションを提供していくとしている。 《ST》
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4523 東証プライム
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時価総額 1,722,758百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。不眠症治療剤「デエビゴ」は成長。米国でのレケンビ治療は着実に進捗。中長期的に研究開発投資を継続。 記:2024/04/29
4597 東証グロース
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時価総額 8,127百万円
がん治療薬、がん支持療法医薬品の開発・販売等を行う。がん領域に特化。販売開始済製品にSancuso、エピシル、ダルビアス。開発品に細胞内スーパーオキシド除去剤「SP-04」など。日本などアジア市場に注力。 記:2024/07/08
4883 東証グロース
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時価総額 3,786百万円
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6305 東証プライム
3,377
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時価総額 726,443百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6861 東証プライム
63,900
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時価総額 15,540,991百万円
業用計測制御機器大手。FA用センサで高シェア。開発・販売に専念し、生産は外部に委託。直販体制に強み。24.3期3Q累計は欧米堅調。円安や部材調達改善で粗利率も改善。だが日本や中国が足踏み。人件費増も重石。 記:2024/04/15
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時価総額 985,423百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24