マーケット
9/6 15:15
36,391.47
-265.62
40,345.41
-410.34
暗号資産
FISCO BTC Index
9/8 12:53:50
7,752,900
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日銀会合を目前に持ち高調整売りが継続【クロージング】

2024/7/26 16:03 FISCO
*16:03JST 日銀会合を目前に持ち高調整売りが継続【クロージング】 26日の日経平均は8営業日続落。202.10円安の37667.41円(出来高概算は17億8000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株が売られた流れを映して、日経平均は続落スタート。ただ、前日までの7営業日で3400円超下落しており、自律反発を狙った買いから前場終盤には38105.96円まで戻した。もっとも、本格化する国内主要企業の業績動向を確認したいほか、来週には日銀の金融政策決定会合も開かれるため、大引けにかけては持ち高調整の売りが強まった。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄数が850を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、石油石炭、金属製品、機械、パルプ紙など10業種が上昇。一方、輸送用機器、保険、電気ガス、空運、サービスなど23業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ<9983>、中外薬<4519>、キヤノン<7751>、信越化<4063>が堅調だった半面、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ソフトバンクG<9984>、リクルートHD<6098>、トヨタ<7203>が軟調だった。 前日の米国市場はテック株売りが継続。SOX指数やナスダック指数はともの続落したため、東京市場でもハイテク株を中心に売りが先行して始まった。ただ一本調子の下げに対する警戒感から押し目買いが入り、朝方の売りが一巡した後、日経平均はプラスに転じる場面もみられた。個別でも通期業績予想を上方修正したキヤノンや第1四半期の営業損益が黒字転換を果たした富士通<6702>などに投資マネーがシフトした。しかし、最大の注目イベントである日銀の金融政策決定会合を前にしたポジション調整の動きが続くなか、大引けにかけては下げ幅を広げる格好となった。 注目の日銀会合では、国債買い入れの減額規模と追加利上げの有無だろう。現在、月6兆円をめどとしている国債買い入れ額を2年程度かけて3兆円程度に減額する」というのがメインシナリオだ。また、米AI関連株を中心にこれまでの騰勢が一服し、成長への期待感がはく落しそうで、米AI関連株に下げ止まりがみられるかが注目されよう。米テック企業の決算内容も注意して見ていく必要がある。 《CS》
関連銘柄 10件
4063 東証プライム
5,734
9/6 15:00
-52(%)
時価総額 11,606,321百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4519 東証プライム
6,577
9/6 15:00
-48(%)
時価総額 11,043,164百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
8,299
9/6 15:00
-126(%)
時価総額 14,074,772百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6702 東証プライム
2,787
9/6 15:00
-31(%)
時価総額 5,772,178百万円
国内最大のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。事業ポートフォリオの変革は順調。サービスソリューションが成長領域。26.3期売上4.2兆円目標。 記:2024/04/30
6857 東証プライム
5,868
9/6 15:00
-82(%)
時価総額 4,495,880百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7203 東証プライム
2,582.5
9/6 15:00
-33.5(%)
時価総額 42,133,454百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7751 東証プライム
4,841
9/6 15:00
-49(%)
時価総額 6,456,747百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
22,000
9/6 15:00
-425(%)
時価総額 10,375,926百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
44,100
9/6 15:00
+80(%)
時価総額 14,033,546百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
7,708
9/6 15:00
-138(%)
時価総額 13,280,529百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17