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後場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株急落で一時37000円台をつける場面も

2024/7/25 12:33 FISCO
*12:33JST 後場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株急落で一時37000円台をつける場面も 25日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅安で7日続落、ハイテク株急落で一時37000円台をつける場面も ・ドル・円は大幅安、円買い主導で ・値下り寄与トップはソフトバンクグループ<9984>、同2位は東京エレクトロン<8035> ■日経平均は大幅安で7日続落、ハイテク株急落で一時37000円台をつける場面も 日経平均は大幅安で7日続落。前日比989.66円安(-2.53%)の38165.19円(出来高概算10億4000万株)で前場の取引を終えている。 米国株式市場は続落。ダウ平均は504.22ドル安(-1.25%)の39853.87ドル、ナスダックは654.94ポイント安(-3.64%)の17342.41、S&P500は128.61ポイント安(-2.31%)の5427.13で取引を終了した。一部ハイテク企業の冴えない決算に失望した売りがけん引し、寄り付き後、下落。世界の経済指標も冴えず、さらに国内の新築住宅販売指標も弱く、景気への懸念も広がり終日軟調に推移した。終盤にかけても根強い政局不透明感などに手仕舞い売りが加速し下げ幅を拡大し終了。 米主要株価指数の大幅安やフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比5%超下落したことなどから、東京市場は売り優勢で取引を開始した。ハイテク株中心に大幅安となったことで、日経平均は下げ幅を拡大し、取引時間中としては6月17日以来の37000円台を付ける場面も見られた。ただ、9割超下落した前日とは異なり、プライム市場の下落銘柄は7割ほどに留まった。 日経平均採用銘柄では、会社説明会の話がネガティブ視されてルネサスエレクトロニクス<6723>がストップ安となったほか、アドバンテスト<6857>、ソフトバンクグループ<9984>、ディスコ<6146>、ソシオネクスト<6526>、SUMCO<3436>、スクリーンHD<7735>、東京エレクトロン<8035>など半導体株が下落。このほか、川崎重<7012>、日立<6501>、IHI<7013>、三菱重工業<7011>、三越伊勢丹<3099>が売られた。 一方、為替が1ドル152円台まで円高ドル安が進行したことから、ニチレイ<2871>、サッポロHD<2501>、ニトリホールディングス<9843>、明治ホールディングス<2269>、日本ハム<2282>など円高メリット銘柄が上昇。このほか、オリンパス<7733>、京王電鉄<9008>、バンナムHD<7832>が買われた。 業種別では、電気機器、機械、保険業、証券・商品先物取引業、サービス業などが下落した一方、空運業、パルプ・紙、食料品、水産・農林業、陸運業などが上昇した。 長期金利の指標となる10年物国債利回りが上昇し、朝方、直近高値1.10%に顔合わせする場面も見られた。市場では、7月30-31日に開催される日本銀行の金融政策決定会合での利上げ実施に対する思惑が高まっており、金利は上昇傾向にある。金利上昇なども影響して、投機筋の円売りポジション解消が続いているとの観測から、為替は1ドル152円台半ばまで円高ドル安が進行。輸出関連銘柄の重しとなっている。後場の東京市場は、日経平均やTOPIXの下げ幅縮小を期待したいところだが、一段の円高推移となれば日経平均は再度38000円の攻防を迎えるだろう。金利市場、為替市場を睨んだ厳しい相場展開が続く公算が大きい。 ■ドル・円は大幅安、円買い主導で 25日午前の東京市場でドル・円は大幅安となり、153円96銭から152円52銭まで約1円半も値を下げた。来週開催の日銀金融政策決定会合での追加利上げを見込んだ円買いが優勢となり、主要通貨を下押しした。152円台は今年5月初め以来3カ月弱ぶり。 ■後場のチェック銘柄 ・シンカ<149A>、ジーダット<3841>など、7銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはソフトバンクグループ<9984>、同2位は東京エレクトロン<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・米・6月卸売在庫速報値:前月比+0.2%(予想:+0.5%、5月:+0.6%) ・米・6月前渡商品貿易収支:-968億ドル(予想―987億ドル、5月‐994億ドル) ・米・6月新築住宅販売件数:61.7万戸(予想:64.0万戸、5月:62.1万戸←61.9万戸) 【要人発言】 ・ショルツ独首相 「米大統領選、民主党のハリス副大統領が勝利する可能性は十分高い」 <国内> ・7月政府月例経済報告 <海外> ・G20財務相・中銀総裁会議(ブラジル、26日まで) 《CS》
関連銘柄 23件
149A 東証グロース
772
9/6 15:00
-34(%)
時価総額 2,439百万円
電話やSMS、メール、ビデオ通話等のやりとりを一括管理できるプラットフォーム「カイクラ」の提供を行う。自動車業界、不動産業界がメインターゲット。導入企業数は2600社超。アクティブユーザー拠点数は順調増。 記:2024/06/25
2269 東証プライム
3,707
9/6 15:00
+43(%)
時価総額 1,100,011百万円
牛乳・乳製品、菓子、食品の製造・販売等を行う明治が中核の持株会社。ヨーグルトやチョコレート、プロテインで国内トップシェア。医薬品事業も。総還元性向50%以上目安。食品部門では高付加価値商品の投入図る。 記:2024/08/05
2282 東証プライム
5,507
9/6 15:00
+41(%)
時価総額 566,995百万円
国内食肉業界最大手。食肉事業のほか、加工事業、海外事業、ボールパーク事業も手掛ける。「シャウエッセン」などロングセラー商品多数。配当性向40%以上目安。加工事業では主力商品のブランディング強化を図る。 記:2024/08/02
7,554
9/6 15:00
-64(%)
時価総額 595,210百万円
ビールで国内4位の酒類メーカー。傘下に飲料・食品のポッカ。保有地活用の不動産ビジネスでも収益を稼ぐ。24.12期は「黒ラベル」を牽引役にビールの伸長を想定。不動産も安定推移の見込み。増収増益・増配を計画。 記:2024/04/10
2871 東証プライム
4,336
9/6 15:00
+1(%)
時価総額 581,210百万円
冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。低温物流は効率化を進める。 記:2024/06/04
2,221
9/6 15:00
+34(%)
時価総額 881,275百万円
三越と伊勢丹の経営統合で誕生した持株会社。百貨店業、クレジット・金融・友の会業、不動産業等を展開。伊勢丹新宿本店は百貨店の店舗別売上で国内首位。24.3期は伊勢丹新宿本店、三越銀座店の総額売上が過去最高。 記:2024/06/13
3436 東証プライム
1,501
9/6 15:00
+5.5(%)
時価総額 525,613百万円
半導体用シリコンウエハで世界2位。最先端ロジック半導体向けに強み。23.12期は顧客の在庫調整が痛手に。24.12期はAI需要を追い風に半導体需要が上向く見通し。だがウエハの需要回復は年後半になる見込み。 記:2024/04/04
3841 東証スタンダード
1,770
9/6 15:00
-97(%)
時価総額 6,921百万円
半導体や液晶パネル等の微細加工部品を設計するための電子系CADソフトを開発。パワー半導体向け製品の開発力強化を図る。半導体顧客向けソフト販売が堅調。大口案件や海外も伸びる。コスト削減も奏功。 記:2024/05/19
6146 東証プライム
34,650
9/6 15:00
-490(%)
時価総額 3,753,184百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6501 東証プライム
3,272
9/6 15:00
-121(%)
時価総額 15,170,854百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6526 東証プライム
2,802
9/6 15:00
+4.5(%)
時価総額 498,986百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
2,156.5
9/6 15:00
-35.5(%)
時価総額 4,219,037百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
5,868
9/6 15:00
-82(%)
時価総額 4,495,880百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
1,712
9/6 15:00
-65(%)
時価総額 5,775,685百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7012 東証プライム
4,692
9/6 15:00
-174(%)
時価総額 787,890百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7013 東証プライム
6,218
9/6 15:00
-11(%)
時価総額 961,800百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7733 東証プライム
2,529.5
9/6 15:00
-6(%)
時価総額 3,252,664百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
9,700
9/6 15:00
+125(%)
時価総額 985,423百万円
大手半導体製造装置メーカー。ウェーハ洗浄装置やコータ・デベロッパ、熱処理装置などを手掛け、洗浄装置で世界トップシェア。枚葉式洗浄装置「SU-3400」が日経産業新聞賞を受賞。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/03/24
3,259
9/6 15:00
+16(%)
時価総額 2,170,494百万円
バンダイ、ナムコの経営統合で2005年に誕生した持株会社。トイホビー事業、デジタル事業が主力。IP活用に強み。アミューズメント施設の運営等も。総還元性向は50%以上目標。トイホビー事業は堅調続く見通し。 記:2024/06/25
8035 東証プライム
22,000
9/6 15:00
-425(%)
時価総額 10,375,926百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9008 東証プライム
3,572
9/6 15:00
-9(%)
時価総額 459,184百万円
私鉄大手。東京都中西部で京王線や井の頭線、高尾線、相模原線などを運行。東京都多摩市に本社。京王百貨店等の流通業、不動産業、ホテル業等も。鉄道事業、バス事業は輸送人員の回復進む。不動産販売業の拡大図る。 記:2024/07/04
9843 東証プライム
22,015
9/6 15:00
+105(%)
時価総額 2,519,463百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9984 東証プライム
7,708
9/6 15:00
-138(%)
時価総額 13,280,529百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17