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円安を映して輸出関連株が買われる【クロージング】

2024/6/24 16:08 FISCO
*16:08JST 円安を映して輸出関連株が買われる【クロージング】 24日の日経平均は反発。208.18円高の38804.65円(出来高概算は13億8000万株)で取引を終えた。前週末の米国市場でハイテク関連株が下落した流れを受けて、東京市場も値がさハイテク株中心に売りが先行。日経平均は続落スタートとなり、取引開始直後には38416.07円まで売られた。ただ、円相場が約2カ月ぶりとなる1ドル=160円台目前に迫るなど、円安が進んでいるため、輸出株が買われたほか、朝安の値がさハイテク株にも押し目買いなどから切り返す動きがみられ、日経平均は前場終盤にかけてプラスに転じた。後場に入ると短期筋による先物買いが断続的に入り、後場中盤には38905.47円まで上げ幅を広げた。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄数が1100を超え、全体の7割近くを占めた。セクター別では、輸送用機器、医薬品、倉庫運輸、銀行など25業種が上昇。一方、ゴム製品、非鉄金属、サービスなど7業種が下落し、化学が変わらずだった。指数インパクトの大きいところでは、TDK<6762>、中外薬<4519>、ソフトバンクG<9984>、トヨタ<7203>、レーザーテック<6920>、ファーストリテ<9983>が堅調だった半面、ダイキン<6367>、信越化<4063>、リクルートHD<6098>、メルカリ<4385>が軟化した。 前週末の米国市場で、主要株価指数は高安まちまちだったが、ハイテク株が下落したことで、東京市場でも半導体や電子部品などを中心に売りが先行。ただ、次第に朝安の半導体関連銘柄の一角に押し目を拾う動きがみられた。また、景気後退への警戒感から中国・上海市場が一時4カ月ぶり安値となるなどアジア市場が軟調なため、海外勢によるリスク回避として日本株買いの動きが始まったとの指摘も聞かれ、トヨタ、ソニーG<6758>、ニデック<6594>、村田製<6981>など主力銘柄に資金が集まり、日経平均の上げ幅は後場中盤には300円を超えた。 きょうの上昇は円安に加え、海外勢による日本株買いへの思惑が高まったようである。ただし、6月末のファンドの決算を前にした持ち高調整の巻き戻しがメインで、このまま買いが続くとみるのは時期尚早と懐疑的な見方も残る。また、今週は米国で金融政策を見極めるうえで重要な経済指標の発表も控えており、警戒は必要であろう。 《CS》
関連銘柄 13件
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時価総額 12,632,552百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4385 東証プライム
2,099.5
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時価総額 337,749百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4519 東証プライム
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時価総額 9,461,492百万円
大手医療用医薬品メーカー。がん領域で国内トップシェア。がんや免疫疾患、神経疾患、血液疾患の領域を中心に医薬品を開発し、血友病治療薬「ヘムライブラ」に注力。新型コロナ治療薬が一巡し、23.12期は足踏み。 記:2024/02/29
8,426
7/1 13:04
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時価総額 14,290,159百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6367 東証プライム
22,145
7/1 13:04
-225(%)
時価総額 6,491,010百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
6594 東証プライム
7,119
7/1 13:04
-66(%)
時価総額 4,244,946百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6758 東証プライム
13,705
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時価総額 17,283,129百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
9,805
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時価総額 3,811,909百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6920 東証プライム
34,590
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時価総額 3,261,353百万円
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6981 東証プライム
3,271
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-51(%)
時価総額 6,631,766百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやインダクタ、EMI除去フィルタ等を手掛ける。チップ積層セラミックコンデンサ等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。コンデンサはモビリティ向けなどで販売増を見込む。 記:2024/06/04
7203 東証プライム
3,271
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時価総額 53,366,322百万円
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9983 東証プライム
40,520
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時価総額 12,894,315百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
10,510
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時価総額 18,108,247百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17