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前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も下値の堅さは意識される~

2024/6/21 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢も下値の堅さは意識される~ 21日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■利食い優勢も下値の堅さは意識される ■CYBOZU、24/12上方修正 営業利益 41.17億円←30.97億円 ■前場の注目材料:住友商事、ルーマニア社を買収、低環境負荷の肥料販売 ■利食い優勢も下値の堅さは意識される 21日の日本株市場は、こう着感の強い相場になりそうだ。20日の米国市場は、NYダウが299ドル高、ナスダックは140ポイント安だった。新規失業保険申請件数の減少を受けた金利の上昇が嫌気された一方、住宅着工件数やフィラデルフィア連銀景況指数が経済の減速を示し、米連邦準備理事会(FRB)の利下げ観測が支えとなった。 ナスダック指数は朝方過去最高値を付けたが、午後に入り軟調に推移。株価指数先物と株価指数オプション、個別株オプションの満期日が重なるトリプルウィッチングを翌日に控え、連日上昇を続けていた半導体エヌビディアを中心に売られた。シカゴ日経平均先物は日中大阪比65円安の38545円。円相場は1ドル158円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売りが先行することになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時38710円まで買われた後に38400円まで売られたが、終盤にかけて買い戻され、38600円と小幅な下げで終えた。売りが先行する格好となろうが、下値の堅さは意識されそうだ。エヌビディアは高値更新後に下落に転じたことから、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株の一角には利益確定の売りが入りやすく、日経平均株価の重荷になりそうだ。 強い基調が継続しているTDK<6762>やソフトバンクG<9984>なども利食いが入りやすいと考えられるが、ソフトバンクGについては外資系証券で格上げが観測されていることから、押し目買い意欲は強そうである。昨日の日経平均株価はボリンジャーバンドの-1σを挟んだ、-2σと25日線でのレンジだった。-1σは38450円辺りに位置しているため、同水準に接近する局面では、その後のリバウンドを想定した押し目買いに向かわせよう。 また、本日はハイテク株には利食いが入りやすいと考えられるものの、AI関連への成長期待は根強いことから、半導体株へは資金流入が継続しやすいだろう。そのほか、PBR1倍割れや高配当銘柄への物色意欲も強いことから、相場全体が弱含み局面においては、相対的な底堅さがみられる可能性はありそうだ。 ■CYBOZU、24/12上方修正 営業利益 41.17億円←30.97億円 CYBOZU<4776>は2024年12月期業績予想の修正を発表。売上高は287.30億円から295.45億円、営業利益を30.97億円から41.17億円に上方修正した。売上高については、主に2024年5月30日に公表したクラウドサービスの価格体系改定等の影響を反映させたことや為替変動の影響により、前回発表予想を上回る見込みとなった。利益面については、人件費等について年内に費消しない費用が積みあがってきたことが主な要因。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(38633.02、+62.26) ・NYダウは上昇(39134.76、+299.90) ・1ドル=158.90-00円 ・米原油先物は上昇(81.29、+0.58) ・米国のインフレ沈静化期待 ・東証による企業価値向上の要請 ・住友商事<8053>ルーマニア社を買収、低環境負荷の肥料販売 ・ニッパツ<5991>人事制度を全面刷新、人的資本経営を推進 ・NTT<9432>業績高め株価上昇へ、成長事業に積極投資 ・ソフトバンクG<9984>LINEヤフーへの出資見直しで韓社と協議 ・デンソー<6902>燃料ポンプ不具合を陳謝、再発防止へ技術磨く ・トヨタ自<7203>国内5工場停止、21日午後の再開目指す ・ソニーG<6758>熊本・合志の画像センサー新棟、長崎フル生産後に稼働 ・住友ゴム<5110>タイヤの耐摩耗性向上、東北大と、新放射光技術開発 ・コマツ<6301>岩塩・カリウム地下掘り掘削機、年内めどに開発 ・パルステック工業<6894>社長・青野嘉幸氏、自社商品5割に拡大 ・IHI<7013>タイ電力公社とバイオ燃料製造検討 ・航空電子<6807>ドローン制御冗長化、装置提案 ・双日<2768>東芝と、ブラジルで次世代電池バス実証 ・マブチモーター<6592>高橋徹氏、自動運転、電装品に商機 ・KDDI<9433>ソフトバンクと、ICTで安全運転支援、新東名高速で実証 ・三菱瓦斯化学<4182>バイオメタノールの供給強化、新潟で消化ガス活用 ・新田ゼラチン<4977>北大とコラーゲン高速紡糸技術を開発 ・荒川化学工業<4968>高木信之氏、ライフサイエンスを開拓 ・日本特殊陶業<5334>MIで効率開発、無鉛圧電材料、量産可能に ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 5月全国消費者物価指数(生鮮食品除く)(前年比予想:+2.6%、4月:+2.2%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 23件
2768 東証プライム
3,909
6/28 15:00
+26(%)
時価総額 978,423百万円
ニチメン、日商岩井の経営統合で誕生した総合商社。金属・資源・リサイクルが主力。インフラ・ヘルスケア、化学、生活産業・アグリビジネス等も。配当性向30%程度目安。エッセンシャルインフラ等が戦略的強化領域。 記:2024/06/13
4182 東証プライム
3,068
6/28 15:00
+1(%)
時価総額 681,829百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4776 東証プライム
1,999
6/28 15:00
-55(%)
時価総額 105,463百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウド関連事業は売上好調。23.12期通期は収益伸長。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16
4968 東証プライム
1,209
6/28 15:00
+9(%)
時価総額 24,968百万円
紙用薬品のトップメーカー。印刷インキ用樹脂や機能性材料も展開。透明接着剤原料「アルコン」と、光硬化型樹脂「ビームセット」が利益柱。2拠点供給体制でグローバル戦略を再構築。出版分野停滞で、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
4977 東証スタンダード
786
6/28 15:00
+10(%)
時価総額 14,442百万円
国内トップのゼラチンメーカー。食品用を中心に工業用も。海外売上が過半。ヘルスサポート部門は増収。価格改定効果やカプセル用ゼラチンの販売増が寄与。フードソリューション部門も堅調。MFで世界初の技術を開発。 記:2024/06/17
5110 東証プライム
1,602.5
6/28 15:00
+7.5(%)
時価総額 421,526百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
5334 東証プライム
4,670
6/28 15:00
+49(%)
時価総額 953,497百万円
自動車関連事業が主力。スパークプラグ、排気ガス浄化システム用酸素センサで世界トップシェア。半導体製造装置部品、酸素濃縮装置等も。自動車関連分野は高付加価値製品の拡販図る。30.3期売上7500億円目標。 記:2024/06/03
5991 東証プライム
1,603.5
6/28 15:00
+14.5(%)
時価総額 391,360百万円
自動車部品メーカー。懸架ばね、エンジン用バルブスプリングで世界首位。商用車向け板ばねが国内首位。車酔い低減シートやシャワーヘッド、ヒーター、冷却板なども展開。シート事業の急回復により、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
6301 東証プライム
4,671
6/28 15:00
+87(%)
時価総額 4,545,565百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6592 東証プライム
2,387.5
6/28 15:00
-3.5(%)
時価総額 317,110百万円
小型直流モーター等を手掛ける自動車電装機器メーカー。ドアミラー用、ドアロック用で世界トップシェア。コスト競争力などが強み。海外売上高比率が高い。アシスト自転車用など移動体用モーターの拡販等に取り組む。 記:2024/05/02
6758 東証プライム
13,640
6/28 15:00
+110(%)
時価総額 17,201,158百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
9,865
6/28 15:00
-9(%)
時価総額 3,835,236百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6807 東証プライム
2,590
6/28 15:00
-19(%)
時価総額 182,085百万円
大手コネクタメーカー。スマホや自動車向けコネクタに強み。車載用静電タッチパネル、航空機用ジャイロセンサ、油田掘削用センサも事業領域。内製能力の高さが強み。工場稼働低下の影響もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/30
6857 東証プライム
6,425
6/28 15:00
+187(%)
時価総額 4,922,636百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6894 東証スタンダード
1,855
6/28 14:56
-29(%)
時価総額 2,584百万円
X線残留応力測定装置や光ディスク評価装置を製造・販売。医療機器の受託開発なども。東洋紡、日立ハイテクが主要顧客。X線残留応力測定装置関連は堅調。計測サービス、装置レンタルは引き合い増。米国向け拡大図る。 記:2024/06/16
6902 東証プライム
2,498
6/28 15:00
-0.5(%)
時価総額 7,873,146百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
7013 東証プライム
4,805
6/28 15:00
+268(%)
時価総額 743,237百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,290
6/28 15:00
+27(%)
時価総額 53,676,307百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
8035 東証プライム
34,900
6/28 15:00
+100(%)
時価総額 16,459,992百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8053 東証プライム
4,017
6/28 15:00
+70(%)
時価総額 5,027,565百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09
9432 東証プライム
151.8
6/28 15:00
+0.5(%)
時価総額 13,745,538百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9433 東証プライム
4,254
6/28 15:00
+33(%)
時価総額 9,801,982百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
10,390
6/28 15:00
+255(%)
時価総額 17,901,492百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17