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注目銘柄ダイジェスト(前場):前澤工業、帝人、アイズなど

2024/5/23 11:40 FISCO
*11:40JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):前澤工業、帝人、アイズなど 前澤工業<6489>:1348円(+126円) 大幅続伸。前日に24年5月期の業績上方修正を発表している。経常利益は従来予想の37億円から48億円、前期比43.5%増に引き上げ。第3四半期までの状況から上振れ期待はあったが、修正幅は想定以上とみられる。28期ぶりの最高益更新ともなるようだ。利益率の改善と原価低減努力に加え、退職給付会計における費用減などを上方修正の要因としている。 帝人<3401>:1573円(+168円) 大幅反発。定時株主総会資料が本日開示されているが、大株主の状況において、オアシスジャパンストラテジックファンドが2.49%の第7位株主となっていることが明らかになっている。物言う株主として知られるオアシスマネジメントの日本株投資ファンドであり、現在PBR1倍を大きく下回る株価水準是正施策などへのプレッシャーが高まっていくなどと思惑視されているもよう。 JCRファーマ<4552>:569円(-17円) 大幅続落。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も1800円から600円にまで引き下げている。海外での新薬開発は自社で行う体制へシフトすると明言、新薬の導出確度は低くなったと判断しているもよう。契約金収入の減少を見込むことなどで業績予想を下方修正している。今後しばらくは株価に影響を与えるカタリストは少なくなるとみているようだ。 メニコン<7780>:1367.5円(+78.5円) 大幅反発。いちよし証券ではフェアバリュー2100円を継続し、レーティングを「B」から「A」に引き上げている。株価下落でバリュエーションの調整が進んだこと、今後は国内外での工場新設や設備増強が進むことで、閉塞感のあった供給能力の状況が徐々に解消に向かうと考えられることなどを背景としている。安値もみ合いから前日にかけて株価が一段安となっていたことで、格好の押し目買い材料につながる形へ。 ディスコ<6146>:61600円(+3930円) 大幅続伸。注目された米エヌビディアの2-4月期決算発表だったが、売上高は前年同期比3.6倍、EPSも5.6倍となり、それぞれ市場予想も大幅に上回る。また、5-7月期の売上計画についても、市場予想を上回る水準となっている。期待値の高まっていたコンセンサスもさらに上回る好決算を発表したことで、エヌビディアは時間外で6%程度の大幅高に。国内半導体関連も全般買い先行、とりわけ生成AI半導体関連として関心の同社に注目度が高まっている。 アイズ<5242>:2462円(+412円) 年初来高値。自社が運営する広告業界のプラットフォーム「メディアレーダー」の案件マッチング機能の提供リード数が累計1500件を突破したと発表している。複数の媒体社から提案を受けられる機能で、23年4月3日に会員向け無料提供を開始して以来、約50倍に増加した。また、「100万円以上」の予算を持つ提供リード数の割合も3%から46%に拡大したという。 キャリア<6198>:395円(+35円) 年初来高値。関連会社のJR西日本キャリア(大阪市)が新たな人材マッチングのプラットフォームサービス「JOB JOB GO」を27日から開始すると発表している。JR西日本<9021>のブランド力や地域理解、関係会社の協力体制を背景に、自社の人材プールとJR西日本グループの鉄道ネットワークなどを活用して労働力不足の解決と地域の活性化を図る。システム開発にはキャリア子会社のプレニチュード(東京都新宿区)が携わる。 LaboroAI<5586>:1728円(+78円) 大幅に4日続伸。米半導体大手エヌビディアの24年2-4月期決算で純利益が前年同期比7.3倍の148億8100万ドル、売上高が同3.6倍の260億4400万ドルになったと報じられ、関連銘柄として買いが入っている。報道では「市場予想を上回り、人工知能(AI)向け半導体の需要の強さを示した」と受け止められており、Laboro.AIのほかデータセクション<3905>などAI関連株に物色の矛先が向かっているようだ。 《ST》
関連銘柄 10件
3401 東証プライム
1,364.5
6/20 15:00
-26.5(%)
時価総額 270,108百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
3905 東証グロース
1,973
6/20 15:00
+88(%)
時価総額 33,912百万円
データ分析サービス会社。顧客行動をベースとした店舗の改善、売上向上の支援に加え、ソーシャルメディア分析等も。優良大口顧客からの受注やM&A効果等により、海外事業は好調。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/24
4552 東証プライム
584
6/20 15:00
+1(%)
時価総額 75,737百万円
バイオ医薬品メーカー。独自のバイオ技術や細胞治療、再生医療技術により医薬品を開発。主力製品は成長ホルモン製剤「グロウジェクト」。血液脳関門通過技術J-BrainCargoに注力。3Q累計は増収利益急伸。 記:2024/02/29
5242 東証グロース
1,548
6/20 15:00
-18(%)
時価総額 1,471百万円
広告資料掲載サイト「メディアレーダー」とクチコミ情報サイト「トラミ―」が柱。独自機能の開発を強化。24.12期はメディアレーダーを牽引役に増収を計画。だが将来を睨んだ人材・広告投資が利益を圧迫する見込み。 記:2024/03/13
5586 東証グロース
1,150
6/20 15:00
-20(%)
時価総額 18,214百万円
機械学習活用のオーダーメイド型AI「カスタムAI」を展開。特定産業に依存しないポートフォリオが強み。味の素などが主要取引先。2社の新規顧客獲得。旺盛なDX投資需要が追い風となり、24.9期1Qは売上堅調。 記:2024/04/09
6146 東証プライム
62,110
6/20 15:00
+980(%)
時価総額 6,727,569百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6198 東証グロース
399
6/20 15:00
+10(%)
時価総額 3,441百万円
人材サービス会社。50代以上の人材派遣・紹介に加え、病院と介護施設向けに看護師や介護士の派遣も展開。シニア就労のノウハウに強み。子会社を通じ、障がい者雇用支援を育成。コロナ特需一巡し、1Qは利益足踏み。 記:2024/02/23
6489 東証スタンダード
1,436
6/20 15:00
-33(%)
時価総額 30,768百万円
上下水道用機器・水処理装置メーカー。1937年創業。上下水道用バルブ・ゲート、浄水場や下水処理場等の設備・システム等を手掛ける。配当性向30%目安。事業領域の拡充、メンテナンス事業の拡大等に取り組む。 記:2024/05/17
7780 東証プライム
1,308.5
6/20 15:00
+11(%)
時価総額 100,032百万円
コンタクトレンズ大手。定額制プランの会員基盤に強み。各務原工場では「1DAYメニコンプレミオ」の新生産ラインの稼働開始。北米ではディスポーザブルコンタクトレンズ等の販売が堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/13
9021 東証プライム
2,857.5
6/20 15:00
-42(%)
時価総額 1,394,469百万円
大手鉄道会社。近畿や北陸、中国、九州北部を営業エリアに、山陽新幹線や北陸新幹線、東海道本線等の路線を運営する。今期3Q累計はインバウンド需要の増加や利用の回復、構造改革の進展により、3期連続で増収、増益。 記:2024/03/03