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株ブロガー・さなさえ:エネルギー関連に物色増!「もしトラ」を超えるそのトレンドに注目【FISCOソーシャルレポーター】

2024/4/27 17:00 FISCO
*17:00JST 株ブロガー・さなさえ:エネルギー関連に物色増!「もしトラ」を超えるそのトレンドに注目【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「さなさえ」氏(ブログ:『さなさえの麗しき投資ライフ』)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年4月23日19時に執筆 皆様、おはこんばんちは。「これまで当コラムでご紹介していったAI、データセンター、半導体関連株はその後は元気に飛び立っていきました。」と、「わたしの●●を通り過ぎていっていった男達は…」と、イイ女感を出しながらため息交じりにのたまってみたいと思う今日この頃…いつだって、つま先立ちのさなさえです。 さて、夕刊フジ主催・株1GPグランドチャンピオン大会・準優勝(21年度)のアラフォー女性投資家が綴る当記事の連載も、2年目へ…はや67回目。今回も表題のコラムと共に、最近の注目株をご紹介していきます。 <再生可能エネルギー関連株が強い> 「もしトラ」という言葉が巷で流行っていますね。それは幼馴染である双子の兄弟から求愛を受ける女子高生が経営学者・ドラッカーの著書『マネジメント』を読んで、母校野球部をマネージャーとして甲子園優勝に導くのみならず、自らも新体操でインターハイ優勝を勝ち取る青春サクセスストーリー…では、決してなく、「もしドナルド・トランプ氏が米大統領に再選した場合、世界はどうなる!?」という事で話題です。特に再生可能エネルギー政策が再びひっくり返され、既存の化石燃料に依存した世界線に戻るのではないかという懸念があります。 ただ、米国のジョー・バイデン米大統領が立法した「インフレ抑制法(IRA)」がある事と、これまで海外からのエネルギーに頼らざるをえなかった日本が、ロシア・ウクライナ情勢や中東情勢を背景に、さらなるエヌルギー高騰への懸念が高まる中で、「もしトラ」となった場合でも急激な方向転換は考えにくい…と、わたし自身は考えます。(いや、マジで電気代が高いっての…汗) 事実、政府は今年度に「エネルギー基本計画」の見直しを計っており、原子力発電のほか、ペロブスカイト太陽電池や風力発電などの技術革新が続く再生可能エネルギー分野のの導入拡大策を議題としています。そんな話題からか、ここ最近はエネルギー関連株への物色が、前述した人気テーマ株の影で、増えてきているように見えます。という訳で、今回はわたしがチャートと共にチェックしたエネルギー関連株を中心にご紹介させて頂きます! <気になるエネルギー関連株はコレ!> まずは既存エネルギーではありますが、今週上方修正を出した大阪ガス<9532>、そして25日に決算となる東京ガス<9531>ですね。いずれもしっかりした上昇トレンドで、国内の電力事業の拡大には引き続き期待です。そんな東京ガスと脱炭素を目標に提携を結んだ、再生可能エネルギー関連の雄・レノバ<9519>も、それを契機にチャートが底値圏から浮上してきているようなので注目中です。そうなれば、やっぱり次に気になると言えばAbalance<3856>でしょうか。好業績ではあるのですが、ここはやはり米子会社の上場において新たな材料が求められているようにも見えます。同じく太陽光発電事業のウエストHD<1407>も出遅れとして物色を受けるかと監視中。 「再生可能エネルギーをコアに、電力新時代の先駆者になる」とのビジョンを掲げるイーレックス<9517>は、自社でバイオマス発電や海外進出も展開している事もあってチャートもここ最近強含んできていますね。また、底強く強気チャートを維持しているのは…再エネ関連の開発・施工を手掛けるSDSホールディングス<1711>でしょうか。業績の復調に対して期待がありそうです。さらに電設・インフラ関連からも、きんでん<1944>、明電舎<6508>、東京エネシス<1945>、そして小型株の正興電機製作所<6653>、ETSホールディングス<1789>なども、さらに動いてくれば面白そうだと見ています。 最後に、直近で注目された「話題株」を少しだけ…筆頭株主である青木剛志氏が、自らが全議決権を持つ資産管理会社へとその株式全てを譲渡したと発表した事が好感されたコンヴァノ<6574>、AIを活用した3Dモデル生成ソリューションの提供を開始したと発表した事で連騰しているテックファーム<3625>、経営再建中のビッグモーターを後目に業績期待が続く中古自動車買取のIDOM<7599>と共に、アップルインターナショナル<2788>が次の決算(5月10日)を受けてどう動くかと監視中です。 はい、今回は以上です。 ここ最近のわたしのブログでは、上記でご紹介した株以外にも「さなさえのひとり株1GP」として月毎の『注目3銘柄』をピックアップして、毎週末にその値幅を計測しています。もちろん株以外のネタも多種多様…怖いもの見たさでもお気軽にどうぞ (笑)。ではでは。Have a nice trade. ---- 執筆者名:さなさえ ブログ名:『さなさえの麗しき投資ライフ』 《TY》
関連銘柄 16件
1407 東証スタンダード
1,995
11/22 15:30
-41(%)
時価総額 91,824百万円
産業用太陽光発電所請負事業、非FIT発電所開発販売事業等の再生可能エネルギー事業が柱。省エネルギー事業やグリーン電力卸売事業等も。非FIT発電所開発販売事業は高圧非FIT発電所を成長ドライバーに位置付け。 記:2024/10/22
1711 東証スタンダード
271
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 2,665百万円
省エネルギーソリューションの提供等を行う省電舎、リノベーションによる住宅販売等を行うイエローキャピタルオーケストラなどを傘下に収める持株会社。売電収入の獲得図る。中計では26.3期売上高46億円目標。 記:2024/08/26
1789 東証スタンダード
508
9/26 15:00
+1(%)
時価総額 3,239百万円
架空送電線工事や地中送電線工事、電気設備工事等を手掛ける。1922年創業。官公庁、東北電力ネットワークなどが主要取引先。再生エネルギー発電所建設工事等も。電力工事部門では基幹送電線工事を継続的に受注。 記:2024/07/05
1944 東証プライム
3,071
11/22 15:30
+19(%)
時価総額 629,988百万円
1944年設立の総合設備工事会社。関西電力グループ。渋谷ヒカリエ、ジブリパークなどで施工実績。グループ向け売上比率は2割以下。27.3期売上高7000億円程度目標。一般電気、環境関連などの強化・拡大図る。 記:2024/06/09
1945 東証プライム
1,038
11/22 15:30
+21(%)
時価総額 38,678百万円
発電・変電設備の設計や建設、保守が柱。東京電力グループ。情報通信設備工事や発電事業、不動産事業、リース・レンタル事業等も。中計では27.3期売上高1000億円目標。再生可能エネルギー関連市場の拡大図る。 記:2024/06/03
2788 東証スタンダード
457
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 6,334百万円
中古車輸出事業、中古車買取・販売事業を展開。三重県四日市に本社。中古車輸出販売は東南アジア諸国が主要マーケット。時計などのブランド品買取事業を開始。中古車輸出事業では東南アジア中心に販路拡大図る。 記:2024/09/02
612
11/22 15:30
+11(%)
時価総額 4,599百万円
ICTソリューション事業を手掛けるテックファームを中核とする持株会社。自社サービス「コネクトアジア」等のクロスボーダー流通プラットフォーム事業も。ICTソリューション事業ではブランディング強化などに注力。 記:2024/08/23
3856 東証スタンダード
788
11/22 15:30
-15(%)
時価総額 14,130百万円
太陽光パネル製造事業が主力。太陽光発電所の自社保有等を行うグリーンエネルギー事業、IT事業、光触媒事業も手掛ける。太陽光セル等の内製化図る。太陽光パネル製造事業ではグローバルサプライチェーンを強化。 記:2024/07/08
6508 東証プライム
4,110
11/22 15:30
+50(%)
時価総額 187,120百万円
中堅重電メーカー。1897年創業。変電・配電システムや発電システム、電鉄用システム、上下水道プラント用設備、半導体製造分野向け機器等を手掛ける。変電事業は北米などの需要増、収益性改善策の寄与で順調。 記:2024/06/15
6574 東証グロース
2,096
11/22 15:24
-20(%)
時価総額 9,086百万円
ネイルサロン「ファストネイル」を関東中心に展開。高効率オペレーションなどが強み。ネイルサロンメディア「femedia」のメディア事業も。顧客単価の向上図る。ファストネイル大宮西口駅前店がグランドオープン。 記:2024/07/02
6653 東証プライム
1,194
11/22 15:30
+4(%)
時価総額 15,048百万円
発電・変電設備や監視制御システム、配電用機器等の電力部門、水処理監視制御システムや受配電設備等の環境エネルギー部門が柱。1921年創業。電力部門は総合制御所向け制御システム、スマート保安システム等が順調。 記:2024/08/01
7599 東証プライム
1,073
11/22 15:30
+14(%)
時価総額 114,691百万円
中古車買取販売店「ガリバー」を展開。中古車の買取・小売のほか、中古車オークションでの卸売、自動車保険・車検・整備など付帯商品の販売等も。価格設定精度の向上、小売に伴う付帯収益の増加への取り組みに注力。 記:2024/08/06
9517 東証プライム
623
11/22 15:30
-21(%)
時価総額 46,364百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。大口の高圧顧客伸ばす。逆ざや販売も解消。ベトナムなどアジア諸国で発電所建設へ。JFEエンジ等4社引受先に第三者割当増資し財務改善。 記:2024/08/26
9519 東証プライム
800
11/22 15:30
-10(%)
時価総額 72,950百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26
9531 東証プライム
4,531
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 1,814,448百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09
9532 東証プライム
3,183
11/22 15:30
+26(%)
時価総額 1,304,750百万円
関西地盤の大手都市ガス会社。ガスの生産・供給やガス供給線の建設・保全、ガス器具の販売を手掛ける。電力小売事業も。ガス販売量は家庭用減少も業務用増加で補う。電力販売量は小売が増加。脱炭素へ投資拡大。 記:2024/07/13