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個人投資家・有限亭玉介:水素社会推進法案の衆院通過で人気化なるか!?注目の関連株【FISCOソーシャルレポーター】

2024/4/21 10:00 FISCO
*10:00JST 個人投資家・有限亭玉介:水素社会推進法案の衆院通過で人気化なるか!?注目の関連株【FISCOソーシャルレポーター】 以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。 ----------- ※2024年4月15日15時に執筆 あれだけ持て囃されていたEVの雲行きが怪しくなってきたところに、水素関連で希望が持てるニュースが飛び込んできましたな。政府が裏金問題でバタバタしている最中に、水素関連の法案が可決したようです。 改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。 4月9日、低炭素水素の供給・利用を促す「水素社会推進法案」が衆院本会議で可決されました。数年前から日本は海外勢に先駆けて水素分野で尽力してきましたので、当法案の可決が水素分野の更なる発展に繋がって欲しいもんですな。 いくら脱炭素の環境の為とはいえ価格が高過ぎると普及しませんので、政府の手を借りながら安価で安全に多くの人が使えるようなサービスになればいいですねぇ。地下エネルギー資源に乏しい我が国にとっては水素は最適なエネルギー資源とも言えますので。水素トラックのようなものから宇宙ロケットの燃料にも水素が使われており、最近では水素調理といった使われ方もあるようです。 コロナ前までは「これからはEVの時代だ!」と意気込んでいました。しかし、日本自動車販売協会連合会の発表によると、2023年通年の新車販売台数のうちEV(普通乗用車)が占める割合は約1.66%との事です。この結果を見ると、水素も同じ結末を迎える可能性も十分にありますので…水素はEVとは違った別の方向からのアプローチが必要になるでしょうな。 あたくし達は個人投資家ですので、漠然とした将来像ではなく具体的な根拠を持って投資判断をしなければなりません。その根拠が詳細であるほど、株価上昇や損切りのタイミングもイメージしやすいはずです…と、いうわけで今回は、あたくしが注目する水素関連株を中心にチェックして参ります。 水素と言えば岩谷産業<8088>を思い浮かべる人も多いでしょう。4月8日にコスモエネルギーHD<5021>との初の水素ステーション開業が話題となりました。燃料電池トラック向け水素ステーションの需要は今後拡大すると予想で、自動車用オイルシール大手NOK<7240>の水素ガス圧力を調整するバルブ等も注視ですな。業績も好調で、低PBR銘柄となっています。 業績は不調ながらもテクニスコ<2962>は、昨年に岡山大学と高感度水素センサーを共同開発したとの発表が材料視されました。また、圧力計・圧力センサー大手の長野計器<7715>は水素ステーション向け圧力計測器で高シェアを誇っております。日本にはこれほどの水素に関する技術があるのだから、政府も使わない手はないというわけですねぇ。貴金属メッキ技術を応用した水素透過膜の事業化に取り組んでいる山王<3441>や、水素吸蔵合金システムを手掛ける那須電機鉄工<5922>も、小型株ながら水素関連として注目します。これらは水素を社会に普及させようと丁度スタートラインに立ったところですので、長期目線でも面白味はあるのではないでしょうかねぇ。 さて、ここからは地合い悪化でもディフェンシブに業績期待のある銘柄として3社ピックアップしてきました。結婚式場の運営を手掛けるツカダGHD<2418>は、インバウンドの恩恵を受けてホテル事業が伸長している模様。PER・PBRが割安で値ごろ感がありますねぇ。5月10日が決算発表です。 下水道用機械を手掛ける前澤工業<6489>も低PER・PBRとなっています。4月12日の3Q決算で経常の進捗率は79.1%に達しており、上振れ期待も高まっている様子。25日線を上回ってどこまで上昇トレンドを形成するか監視中。 最後は75日線を上回って推移しているヤマダコーポレーション<6392>です。24年3月期は過去最高益を更新する見通しで、25年3月期予想も気になるところ。5月13日の決算発表を注視しております。 さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。 ---- 執筆者名:有限亭玉介 ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず 《TY》
関連銘柄 10件
395
9/6 15:00
-5(%)
時価総額 19,339百万円
ウエディングサービス会社。ゲストハウスウエディングやホテルウエディング等の挙式の企画、運営が主力。ホテルの運営等も。ホテル事業は黒字転換。宿泊単価が堅調。特別利益計上。23.12期通期は大幅最終増益。 記:2024/04/16
2962 東証スタンダード
499
9/6 15:00
+1(%)
時価総額 4,390百万円
精密部品メーカー。光通信やレーザー、モバイル、車載、医用機器向けに、ヒートシンク製品やセンサー、ガラス製品、工具、シリコン材料を提供する。今上期は主力製品の価格競争や在庫調整による需要変動が影響した。 記:2024/04/08
3441 東証スタンダード
826
9/6 15:00
+2(%)
時価総額 4,130百万円
電子部品の精密プレス加工、金型製作を行う。コネクタやスイッチ等の電子部品の表面処理加工やプレス加工、金型の設計、製作を行う。5G機器も手がける。今上期は在庫調整等が影響した。車載分野以外の需要が足踏み。 記:2024/04/11
7,497
9/6 15:00
+36(%)
時価総額 635,528百万円
コスモ石油、コスモエネルギー開発、コスモ石油マーケティングなどを傘下に収める持株会社。岩谷産業の持分法適用関連会社。再生可能エネルギー事業等も。半導体レジスト用樹脂など機能化学品の収益拡大に注力。 記:2024/08/10
5922 東証スタンダード
11,510
9/6 14:24
±0(%)
時価総額 13,812百万円
送電用鉄塔、通信用鉄塔の設計・製作等を行う電力・通信インフラ事業が主力。1929年創業。道路標識や遮音壁用支柱等を手掛ける交通インフラ事業も。八千代工場の新めっき工場棟は完成。既存事業の拡大に注力。 記:2024/08/09
6392 東証スタンダード
5,700
9/6 0:00
-5,700(%)
時価総額 13,680百万円
ダイアフラムポンプやピストンポンプ等のポンプ製品、潤滑給油機器等のカーメンテナンス機器、排気ガス排出システムなどを手掛ける。1905年創業。新型ポンプの市場投入、製商品物流の再構築などに取り組む。 記:2024/07/02
6489 東証スタンダード
1,306
9/6 15:00
-34(%)
時価総額 27,982百万円
上下水道用機器・水処理装置メーカー。1937年創業。上下水道用バルブ・ゲート、浄水場や下水処理場等の設備・システム等を手掛ける。配当性向30%目安。事業領域の拡充、メンテナンス事業の拡大等に取り組む。 記:2024/05/17
7240 東証プライム
2,369.5
9/6 15:00
-2(%)
時価総額 410,253百万円
オイルシールメーカー。国内全自動車メーカーが同社製品を採用し、オイルシールの国内シェアは70%。世界でもトップシェア。フレキシブルプリント基板でも世界首位。シール事業の好調で、3Q累計は増収・営業増益。 記:2024/03/22
7715 東証プライム
2,530
9/6 15:00
-27(%)
時価総額 49,165百万円
圧力計・圧力センサ大手。機械式圧力計で世界首位。自動車中心に建機、プラント、FA機器、半導体製造装置向けを展開。海外売上高比率は50%超。圧力計事業は堅調。産業機械業界、空圧機器業界向け売上が増加。 記:2024/07/09
8088 東証プライム
8,438
9/6 15:00
-23(%)
時価総額 494,146百万円
総合エネルギー事業を主力とする独立系専門商社。LPガス等の供給、水素ガスや産業用ロボット、次世代自動車向け二次電池材料等を手掛ける。コスモエネルギーHDと資本業務提携。カーボンオフセットガスの販売を強化。 記:2024/06/11