マーケット
9/27 15:15
39,829.56
+903.93
42,175.11
+260.36
暗号資産
FISCO BTC Index
9/28 8:47:43
9,365,374
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

米ハイテク株高などを受けて買い優勢の展開に【クロージング】

2024/2/2 16:04 FISCO
*16:04JST 米ハイテク株高などを受けて買い優勢の展開に【クロージング】 2日の日経平均は反発。146.56円高の36158.02円(出来高概算17億6000万株)で取引を終えた。前日の米国市場でハイテク株などを中心に買われた流れを引き継いで、半導体関連株や電子部品関連株などを中心に買い戻しの動きが強まり、日経平均は前場終盤には36441.09円まで上げ幅を広げた。ただ、週末とあって持ち高調整の売りが出たほか、米国では今夜、1月の雇用統計の発表を控えているため、経済指標を受けた米国金融市場の動きを見極めたいと考える向きも多く、次第に模様眺めムードが広がった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が800を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、その他製品、情報通信、陸運、化学、機械など16業種が上昇。一方、海運、保険、医薬品、証券商品先物、卸売など17業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、アドバンテス<6857>、東エレク<8035>、ネクソン<3659>、信越化<4063>が堅調だった半面、ファーストリテ<9983>、京セラ<6971>、第一三共<4568>、中外薬<4519>が軟調だった。 前日の米国市場は、長期金利低下を映して成長期待の高いグロース株中心に買われ、主要株価指数が上昇。また、米国市場の取引終了後に好決算を発表したアマゾン・ドット・コムやメタ・プラットフォームズが時間外取引で上伸したことも支援材料となり、東エレクやソフトバンクG<9984>など指数寄与度の高い値がさ株中心に買われ、日経平均の上げ幅は一時400円を超えた。ただ、円相場が一時1ドル=145円台へと円高が進むなど円安が一服しているため、輸出関連株の一角がマイナスに転じるなど上値の重い展開が全般の上値を抑える要因につながったようだ。 投資家の関心は雇用統計の結果と米国市場の動向となるが、雇用者数や失業率はいずれも前月より弱い結果となることが予想されている。このため、労働需給の緩和が一段と進めば、改めて米国の利下げ期待が高まり、米国株式市場には追い風になる一方、日米金利差縮小観測から円高が進む可能性があり、強弱感が対立する可能性がある。一方、国内主要企業の決算発表が本格化しているが、足元では市場予想を上回る結果となる企業が多いように感じられる。また、前日の日テレHD<9404>が名簿外の外国人投資家にも配当を実施する方針を示すなど、株主を意識した動きが広がっており、日本株への期待感は強まることになりそうで、来週も堅調な展開が想定されよう。 《CS》
関連銘柄 10件
3659 東証プライム
2,896.5
9/27 15:00
+72(%)
時価総額 2,508,001百万円
PCオンラインゲーム、モバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。北米及び欧州は売上伸長。「デイヴ・ザ・ダイバー」などが売上貢献。 記:2024/06/13
4063 東証プライム
6,343
9/27 15:00
+284(%)
時価総額 12,839,012百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4519 東証プライム
7,339
9/27 15:00
+197(%)
時価総額 12,322,607百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4568 東証プライム
4,867
9/27 15:00
-25(%)
時価総額 9,476,214百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
6857 東証プライム
7,209
9/27 15:00
+309(%)
時価総額 5,523,312百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6971 東証プライム
1,759.5
9/27 15:00
+39(%)
時価総額 2,657,679百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。コアコンポーネント及び電子部品部門は積極的な設備投資継続。29.3期売上高3兆円目指す。 記:2024/04/30
8035 東証プライム
27,475
9/27 15:00
+1,715(%)
時価総額 12,958,117百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
2,352
9/27 15:00
-40(%)
時価総額 620,509百万円
読売新聞系の民放大手。日本テレビ放送網を中核とする持株会社。「Hulu」運営のHJHD、フィットネスクラブのティップネスなども傘下に持つ。デジタル広告収入はTVer等による動画広告セールスが順調。 記:2024/06/07
9983 東証プライム
49,110
9/27 15:00
+1,210(%)
時価総額 15,627,833百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10
9984 東証プライム
9,093
9/27 15:00
+201(%)
時価総額 15,666,821百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17