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後場に注目すべき3つのポイント~欧米の重要イベント前に33000円水準でのもみ合いに

2023/12/13 12:24 FISCO
*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~欧米の重要イベント前に33000円水準でのもみ合いに 13日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は3日続伸、欧米の重要イベント前に33000円水準でのもみ合いに ・ドル・円はしっかり、米金利は低下 ・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857> ■日経平均は3日続伸、欧米の重要イベント前に33000円水準でのもみ合いに 日経平均は3日続伸。前日比143.99円高(+0.44%)の32987.69円(出来高概算7億200万株)で前場の取引を終えている。 12日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は173.01ドル高(+0.48%)の36,577.94ドル、S&P500は、21.26ポイント高(+0.46%)の4643.70ポイント、ナスダックは100.91ポイント高(+0.70%)の14,533.40ポイントで取引を終了した。11月の消費者物価指数(CPI)のほぼ予想に一致した結果を好感し寄り付き後、上昇。長期金利の低下を受けてハイテクも上昇し、相場を一段と押し上げた。イエレン財務長官のインフレや経済に関する楽観的な見解も支援し相場は終日堅調に推移。終盤にかけて上げ幅を拡大し終了した。セクター別では半導体・同製造装置が上昇した一方で、エネルギーが下落した。 良好な外部環境を材料に、日経平均は上昇してスタート。寄り付き後に33000円台を回復するなど堅調な推移となった。ただ、為替市場では、円が145円台半ばと前日大引けとほぼ同じ水準で推移していることもあり、大型株を中心に買い進むような動きは見られず。明日14日未明に米連邦公開市場委員会(FOMC)、同日夜に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表をそれぞれ控えていることから、先物など指数を手掛ける投資家は様子見ムードを強めている。 日経平均採用銘柄では、米国市場でハイテク関連が強かったことを受けて、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>の上昇が目立っており、2銘柄で日経平均を約200円超押し上げたほか、ルネサス<6723>、ダイキン<6367>、スクリーン<7735>も買われた。その他の銘柄では、一部証券会社のレポートを材料にディスコ<6146>が急騰した。一方、指数寄与度が高いファーストリテ<9983>は軟調推移となっているほか、東京電力HD<9501>は、引き続き短期資金中心の乱高下となり大幅続落。そのほか、発行済株式数の5.03%上限の自社株を取得・消却すると発表した日産自<7201>は、寄り付きこそ上昇したが、買い一巡後はマイナス圏に沈んだ。 セクターでは、機械、電気機器、サービス業、銀行業、精密機器が上昇した一方、鉱業、海運業、鉄鋼、建設業、電気・ガス業が下落した。 後場も欧米中銀の結果発表待ちで様子見ムードはより強まるだろう。日経平均は33000円挟んだもみ合い相場となり、物色対象は短期資金が集まっている東京電力HDなど個別銘柄に向かう展開を想定する。14時頃から欧州投資家が参加することで、為替が多少動く可能性はあるが、重要イベントを前に為替も小康状態となろう。 ■ドル・円はしっかり、米金利は低下 13日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、145円19銭から145円63銭まで値を上げた。米インフレ鈍化で米10年債利回りの低下が続き、ドル売りに振れやすい。ただ、日経平均株価は堅調地合いを維持し、円売りが主要通貨を支えた。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は145円19銭から145円63銭、ユーロ・円は156円78銭から158円14銭、ユーロ・ドルは1.0784ドルから1.0799ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・麻生フオームクリート<1730>、モダリス<4883>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値上り寄与トップは東エレク<8035>、同2位はアドバンテスト<6857> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・NZ・7-9月期経常収支:-114.65億NZドル(予想:-110.00億NZドル、4-6月期:-46.52億NZドル←-42.08億NZドル) ・日・12月調査日銀短観・大企業製造業業況判断DI:+12(予想:+10、9月:+9) ・日・12月調査日銀短観・大企業非製造業業況判断DI:+30(予想:+27、9月:+27) ・日・12月調査日銀短観・大企業全産業設備投資:前年度比+13.5%(予想:+12.7%、9月:+13.6%) 【要人発言】 ・イエレン米財務長官 「実質金利の上昇がFRBの金利軌道決定に影響する可能性も」 「米国はソフトランディングの軌道にある」 「インフレは徐々にFRBの目標である2%に戻すと予想」 「最後の1マイルが困難とは考えない」 <国内> 特になし <海外> ・16:00 英・10月鉱工業生産(前月比予想:-0.1%、9月:0.0%) ・16:00 英・10月貿易収支(予想:-143.50億ポンド、9月:-142.88億ポンド) 《CS》
関連銘柄 11件
1730 東証スタンダード
545
11/22 15:30
+5(%)
時価総額 1,864百万円
麻生グループの気泡コンクリート工事会社。地盤改良工事、起泡剤など工事用資材の販売等も。東京都水道局など全国の水道管中詰工事等で実績。今期は気泡コンクリート工事で北関東における大型工事の受注などを見込む。 記:2024/06/07
4883 東証グロース
141
11/22 15:30
+8(%)
時価総額 7,988百万円
ゲノム編集プラットフォーム「CRISPR-GNDM」技術による遺伝性遺伝子疾患の治療薬の研究開発等を手掛ける。MDL-101がリードプログラム。JCRファーマと中枢神経領域における共同研究を行う。 記:2024/08/06
6146 東証プライム
42,590
11/22 15:30
+210(%)
時価総額 4,613,221百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6367 東証プライム
18,295
11/22 15:30
-90(%)
時価総額 5,362,521百万円
空調・冷凍機事業が主力。エアコン世界首位。フッ素化学製品等の化学事業、酸素濃縮装置の製造・販売等も。海外売上比率が高い。差別化新商品の投入、増産投資等に取り組む。26.3期営業利益5000億円目標。 記:2024/06/07
2,012
11/22 15:30
-3(%)
時価総額 3,763,677百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
9,447
11/22 15:30
+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(%)
時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
9,067
11/22 15:30
-31(%)
時価総額 921,117百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
558.8
11/22 15:30
-2.2(%)
時価総額 898,002百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。電気代の値上げは寄与するが、原油高や節電進み環境厳しい。柏崎刈羽原子力発電所7号機は再稼働の時期を見通せず不透明。 記:2024/07/13
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25