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後場に注目すべき3つのポイント~11月14日ぶりに節目の33000円を下回る

2023/12/5 12:32 FISCO
*12:32JST 後場に注目すべき3つのポイント~11月14日ぶりに節目の33000円を下回る 5日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ・日経平均は大幅続落、11月14日ぶりに節目の33000円を下回る ・ドル・円は下げ渋り、147円付近で買戻し ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■日経平均は大幅続落、11月14日ぶりに節目の33000円を下回る 日経平均は大幅続落。449.13円安の32782.14円(出来高概算6億4123万株)で前場の取引を終えている。 4日の米国株式市場のダウ平均は41.06ドル安(-0.11%)、S&P500は24.85ポイント安(-0.54%)、ナスダック総合指数は119.54ポイント安(-0.84%)とそれぞれ下落。前週までの上昇に対する利益確定の売りが先行するなか、米長期金利が再び上昇に転じたためハイテクが売られ、相場の重荷となった。米株安の流れを受け、日経平均は前日比208.89円安の33022.38円と続落スタート。利益確定売りにおされるなか、11月14日ぶりに節目の33000円を割った。 個別では、アイスタイル<3660>、さくら<3778>、タクマ<6013>などのほか、東証スタンダードのイクヨ<7273>、助川電気工業<7711>、大運<9363>、スマートバリュー<9417>、東証グロースのアマナ<2402>、グラッドキューブ<9561>などが値上がり率上位にランクインした。 一方、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>など半導体銘柄が軟調。日経平均への寄与度が大きいリクルートHD<6098>、ファーストリテ<9983>なども下落した。値下がり率ランキングにはグッドコムA<3475>、セレス<3696>、タツモ<6266>、宮越HD<6620>、I‐PEX<6640>、アイネス<9742>、東証スタンダードの大和コン<3816>、AIメカテック<6227>、東証グロースのフレクト<4414>、ウェルスナビ<7342>などがランクインした。 セクターでは、陸運業、ゴム製品、食料品などを筆頭に上昇。一方、精密機器、電気機器、機械などを筆頭に多くのセクターで下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は27%、対して値下がり銘柄は71%となっている。 本日の東京市場は軟調。前日に米ハイテク株が売られたことで、グロース株の売りが顕著となっている。3週間ぶりに日経平均は33000円台を割ったが、急ピッチで上昇を続けてきた日経平均だけに、利益確定売りが入りやすい状況であったほか、12月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に絡んだ短期的な売り仕掛けもあった可能性がある。ただ、25日移動平均線付近では下げ止まっており、依然として日本株の先高観は崩れてないとみてもよさそうだ。 後場は一旦下げたことで押し目買い意欲が強まってくるか注目される。なお、寄り付き前に発表された11月東京区部消費者物価指数(コアCPI、生鮮食料品除く)は前年同月比2.3%上昇と10月実績(2.7%上昇)や市場予想(2.4%上昇)を下回った。宿泊料がなければコアCPIは2%を下回っているという指摘も出ており、日銀審議委員の安達氏や中村氏が先週示した「金融政策修正は時期尚早」という見解を裏付ける結果といえよう。 ■ドル・円は下げ渋り、147円付近で買戻し 5日午前の東京市場でドル・円は下げ渋り、147円38銭から146円97銭まで下げた後に147円台へ再浮上した。日経平均株価は前日比400円超下げ、円買いが主要通貨を下押し。ただ、米10年債利回りは底堅く推移し、ドルは147円付近で買い戻された。 ここまでの取引レンジは、ドル・円は146円98銭から147円38銭、ユーロ・円は159円39銭から159円71銭、ユーロ・ドルは1.0833ドルから1.0846ドル。 ■後場のチェック銘柄 ・さくらインターネット<3778>、ODKソリューションズ<3839>など、3銘柄がストップ高 ※一時ストップ高(気配値)を含みます ・値下り寄与トップはファーストリテ<9983>、同2位は東エレク<8035> ■経済指標・要人発言 【経済指標】 ・日・11月東京都区部消費者物価指数(生鮮食品除く):前年比+2.3%(予想:+2.4%、10月:+2.7%) ・豪・7-9月期経常収支:-2億豪ドル(予想:+32億豪ドル、4-6月期:+78億豪ドル←+77億豪ドル) ・中・11月財新サービス業PMI:51.5(予想:50.5、10月:50.4) 【要人発言】 ・デギンドスECB副総裁 「インフレで勝利宣言できない」 <国内> 特になし <海外> ・12:30 豪準備銀行が政策金利発表(4.35%に据え置き予想) 《CS》
関連銘柄 24件
2402 東証グロース
44
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時価総額 1,697百万円
広告ビジュアル制作業界最大手。写真やCG、映像、イラストなどビジュアルを活用した広告をワンストップで提供。コンテンツ制作も展開。グループ内部リソースの有効活用などを推進し、3Q累計では営業赤字幅縮小。 記:2023/12/22
3475 東証プライム
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時価総額 25,690百万円
自社ブランド「GENOVIA」シリーズの投資用新築マンションの企画・開発・販売を行う。東京23区中心に事業展開。建物管理、賃貸管理等も。リテールセールスは30~40代向け提案を強化。広告宣伝の強化も図る。 記:2024/10/13
3660 東証プライム
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コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営。化粧品ECサイト「@cosme SHOPPING」、化粧品専門店「@cosme STORE」の運営等も。会員数は増加傾向。リテール事業は国内出店の加速図る。 記:2024/08/23
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+311(%)
時価総額 31,904百万円
国内最大級のポイントサイト「モッピー」の運営等を行うモバイルサービス事業が主力。DX化支援、ブロックチェーン関連事業等も。モッピーの会員数は525万人超。ブロックチェーン関連はステーキングサービスが順調。 記:2024/06/15
3778 東証プライム
4,920
11/22 15:30
+445(%)
時価総額 206,104百万円
データーセンター運営会社。国内有数規模のデータセンターを自社所有。双日の持分法適用会社。クラウドインフラストラクチャーサービスは成長。24年1月から生成AI向けGPUクラウドサービスの提供を開始。 記:2024/06/07
3816 東証スタンダード
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時価総額 4,498百万円
独立系システム開発会社。ICTソリューションの提供などソフトウェア開発関連の売上構成比率が高い。各種スクール向けクラウドソリューション等も展開。ソフトウェア開発関連事業では引き続きDX関連に注力。 記:2024/10/25
3839 東証スタンダード
565
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 4,633百万円
独立系IT企業。大学受験ポータルサイト「UCARO」を中核とする教育業務、証券会社等のバックオフィス業務をサポートする証券・ほふり業務が主力。27.3期売上85億円目標。既存事業の再構築で収益性向上図る。 記:2024/07/05
4414 東証グロース
1,619
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-9(%)
時価総額 9,907百万円
DX支援等を行うクラウドインテグレーションサービスが主力。ドライバー働き方改革クラウド「Cariot」等も。コマツなど大手企業向け売上比率が高い。クラウドパートナーの開拓による商談チャネルの拡大図る。 記:2024/08/01
6013 東証プライム
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+45(%)
時価総額 136,037百万円
ごみ処理プラントやバイオマス発電プラント、下水汚泥焼却発電プラント等の設計・施工、メンテナンス等を行う。汎用ボイラの製造・販売等も。中計では27.3期経常利益140億円目標。EPC事業の拡大等に取り組む。 記:2024/06/24
9,824
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時価総額 16,208,048百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6227 東証スタンダード
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時価総額 14,905百万円
半導体パッケ-ジ製造装置、フラットパネル・ディスプレイ製造装置の開発、製造、販売などを行う。日立製作所からの新設分割によって2016年に誕生。JUKIと資本業務提携。光学製品向け投資などを積極化。 記:2024/08/09
6266 東証プライム
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6620 東証プライム
1,874
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時価総額 74,988百万円
中国・深センで不動産の賃貸管理、開発事業を展開。深センでワールド・イノベーション・センタープロジェクトを進める。深セン市政府の委嘱を受けて企業誘致を行う。不動産賃貸管理事業の収益基盤強化などを図る。 記:2024/07/28
6640 東証プライム
2,944
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 55,121百万円
精密部品メーカー。コネクタ、HDD関連部品等を手掛ける電気・電子部品事業が主力。安全走行系のセンサなどの自動車部品事業等も。高機能コネクタの拡販に注力。センサ、各種成形品など車載部品の受注拡大図る。 記:2024/06/18
6857 東証プライム
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+62(%)
時価総額 7,237,734百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
7273 東証スタンダード
2,591
11/22 14:49
+131(%)
時価総額 3,988百万円
自動車用樹脂部品メーカー。1947年創業。ドアトリム等の内装品、フロントグリル等の外装品の製造・加工・販売を行う。三菱自動車工業などが主要得意先。新規品の受注活動の積極展開、原価低減活動の推進図る。 記:2024/09/03
7342 東証グロース
1,024
11/22 15:30
-26(%)
時価総額 60,742百万円
全自動で資産運用をするロボアドバイザーサービス「ウェルスナビ」を手掛ける。20~50代の勤労世代が主要顧客。運用者数は40万人超。預かり資産は1兆2000億円超。24年2月に三菱UFJ銀行と資本業務提携。 記:2024/08/20
7711 東証スタンダード
2,211
11/22 15:30
+18(%)
時価総額 12,979百万円
シース熱電対や測温抵抗体、マイクロヒーター、模擬燃料集合体、ナトリウム用電磁ポンプなどを手掛ける。茨城県高萩市に本社。電力各社などが主要納入先。電磁ポンプなど各種溶融金属機器の拡充などに取り組む。 記:2024/06/13
8035 東証プライム
22,250
11/22 15:30
+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9363 東証スタンダード
507
11/22 15:30
+15(%)
時価総額 3,158百万円
大阪港の港運中心の総合物流企業。1945年創業。海上運送事業や港湾運送事業、通関業のほか、利用航空運送事業、自動車運送事業等も手掛ける。固定費削減、サプライチェーンマネジメントの構築などに取り組む。 記:2024/08/05
9417 東証スタンダード
302
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 3,225百万円
地域社会の課題解決クラウドプラットフォーム「SMART L-Gov」、モビリティ特化のIoTプラットフォーム「クルマツナグプラットフォーム」等を手掛ける。デジタルガバメント部門は契約数が順調に増加。 記:2024/09/01
9561 東証グロース
1,000
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 8,220百万円
ウェブサイト解析・改善ツール、ネット広告等を手掛けるマーケティングDX事業が主力。スポーツAI予想解析メディア等のテクノロジー事業も展開。SPAIA全体の会員数は13万人超。ネット広告は営業体制を強化。 記:2024/10/13
9742 東証プライム
1,739
11/22 15:30
+34(%)
時価総額 36,345百万円
Web型総合行政情報システムなど公共分野に強みを持つシステムインテグレーター。ITコンサル、システム設計・開発等を行う。三菱総合研究所と資本業務提携。次世代ソリューションの開発、事業基盤の拡充図る。 記:2024/08/12
9983 東証プライム
49,020
11/22 15:30
+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25