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注目銘柄ダイジェスト(前場):ニデック、アドベンチャー、川崎船など

2023/10/24 12:10 FISCO
*12:10JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ニデック、アドベンチャー、川崎船など 富士急<9010>:4170円(+165円) 大幅反発。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の36.9億円から48.9億円、前年同期比2.5倍の水準に引き上げ。国内レジャー需要の回復に加え、インバウンド需要の急回復を受け、運輸業、ホテル業などで利用者が順調に推移したもよう。動力費・光熱費、宣伝広告費などの減少も上振れ要因となっている。需要期の順調な収益拡大を確認で、見直しの動きへとつながる格好になっている。 寿スピリッツ<2222>:1952円(-65円) 大幅続落。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の41億円から66億円、前年同期比2.3倍に引き上げ、市場コンセンサスは62億円程度であったとみられる。第1四半期の大幅増益決算、並びに、同期間の売り上げ状況などは発表済みであることから、ポジティブなサプライズは限定的。足元は株価下落が続いていたことで反発のきっかけにつながるとの期待もあったようだが、当面の出尽くし感が優勢となっている。 ソシオネクスト<6526>:14700円(+390円) 大幅反発。自動運転システムなどに使う次世代自動車向けの半導体チップを開発すると前日に発表している。同社として初めて、3ナノメートル品と呼ぶ最先端品の設計・開発に取り組むことになるもよう。TSMCに製造を委託して2026年から量産を開始するようだ。中期的な業績拡大に貢献していくものとして期待材料視されている。なお、本日の半導体関連株は全般的にみて、SOX指数下落もあって売り先行の展開にはなっている。 川崎船<9107>:4920円(-296円) 大幅続落。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も3100円から3000円に引き下げている。海運業界全般的に、第2四半期決算発表後が利益確定の好機と捉えているもようであり、大手3社ともに「アンダーウェイト」評価としている。さらなる株主還元強化は想定しづらいなどと判断のようだ。同社株に関しても割高感が際立ってきたとしている。 ニデック<6594>:6030円(-670円) 大幅反落。前日に第2四半期決算を発表、7-9月期営業利益は556億円で前年同期比7.6%増となったが、第1四半期602億円との比較では減益となり、市場コンセンサスの570億円程度も下振れている。e-Axleの開発投資強化などによって、車載グループの営業利益が前四半期比で半減となっている。今後の業績を牽引すると期待されている車載事業の落ち込みをネガティブ視する動きが優勢に。通期業績計画は据え置かれている。 アドベンチャー<6030>:5040円(+305円) 大幅に4日ぶり反発。東海東京調査センターがレーティング「Outperform」、目標株価1万0380円(前日終値4735円)で新規にカバレッジを開始している。同センターは、アドベンチャーが運営する「skyticket」のユーザー数増加に加え、国内・海外航空券のテイクレート(取扱高のうちの旅行事業者の収益割合)にアップサイド余地があること、ホテルやレンタカー等の予約も事業の柱として育ってきていることを注目点として挙げている。 GENDA<9166>:1945円(+85円) 大幅に4日ぶり反発。アミューズメント施設向けのプライズ(景品)卸売事業を展開するアレスカンパニー(千葉県松戸市)の全株式を取得し、完全子会社化すると発表している。取得価額は非開示だが、直前事業年度末の連結純資産額(23年1月期は112.40億円)の15%を下回る金額という。グループのアミューズメント施設でのプライズ調達拡充のほか、グループでアレスカンパニーに新規取引先を紹介するなどして利益拡大を図る。 グラッドキューブ<9561>:588円(+24円) 大幅に反発。AI開発などを手掛けるworkhouse(東京都江東区)からの事業の一部譲受に関する契約を締結し、事業譲受が完了する見通しになったと発表している。対象事業は、AI開発・運用、受託開発、医療DX開発及び医療サービスに関わる運用、画像解析。譲受価額は4.00億円。基本合意書締結の予定日を9月29日から10月29日に延期していたが、同月23日に事業譲渡契約を締結したことから買い安心感が広がっているようだ。 《ST》
関連銘柄 8件
2222 東証プライム
1,847.5
9/27 15:00
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時価総額 287,486百万円
全国各地の菓子製造販売等を手掛ける。シュクレイ、ケイシイシイが中核。プレミアム・ギフトスイーツの育成図る。阪神百貨店梅田本店に出店した新ブランド「VANI」は出足好調。足元のインバウンド売上は回復。 記:2024/04/29
6030 東証グロース
4,695
9/27 15:00
+570(%)
時価総額 35,217百万円
オンライントラベルエージェント。総合予約プラットフォーム「skyticket」を運営。国内・海外航空券を中心に幅広い旅行商材を提供。多言語対応に強み。アプリDL数は2100万DL超。国内旅行事業を強化。 記:2024/08/05
6526 東証プライム
3,098
9/27 15:00
+81(%)
時価総額 551,698百万円
半導体ファブレスメーカー。富士通、パナソニックのシステムLSI事業の統合により誕生。SoCの設計・開発、販売を行う。オートモーティブ、データセンターなどが注力分野。注力分野中心に多くの大型商談を獲得。 記:2024/07/28
6594 東証プライム
3,108
9/27 15:00
-3,157(%)
時価総額 1,853,251百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
9010 東証プライム
2,815
9/27 15:00
+26(%)
時価総額 154,501百万円
山梨県地盤の総合観光企業。1926年設立。鉄道、バス等の運輸業、不動産業、富士急ハイランドの運営等のレジャー・サービス業などを展開。鉄道事業は輸送力強化図る。ハイランドリゾートホテル&スパは需要回復。 記:2024/06/11
9107 東証プライム
2,258
9/27 15:00
+23.5(%)
時価総額 1,613,856百万円
海運国内3位。1919年設立。自動車船事業などの製品物流部門が主力。ドライバルク事業等も。持分法適用関連会社にコンテナ船事業を行うONE社。LNG船等は順調推移見込む。27.3期経常利益1600億円目標。 記:2024/06/17
9166 東証グロース
2,425
9/27 15:00
+3(%)
時価総額 167,466百万円
国内外のアミューズメント施設運営会社を買収して急成長。M&Aを活用してエンタメ・コンテンツ領域の拡大にも取り組む。24.10期は前期買収会社が上乗せ。プライズゲームの人気も続く見通し。連続最高業績を計画。 記:2024/04/10
9561 東証グロース
1,023
9/27 15:00
+17(%)
時価総額 8,062百万円
ネット広告代理店。企業のマーケティング支援に加え、自社開発のサイト解析・改善ツールも展開。SaaS事業は売上堅調。SiTestのツール販売などが順調。23.12期通期は増収。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/15