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バリュー株の利食い強まり8月安値を割り込む【クロージング】

2023/10/3 15:59 FISCO
*15:59JST バリュー株の利食い強まり8月安値を割り込む【クロージング】 3日の日経平均は大幅に4営業日続落。521.94円安の31237.94円(出来高概算16億3000万株)で取引を終えた。日米の長期金利上昇を背景に幅広い銘柄に売りが先行し、日経平均は前場終盤にかけ、31260.99円まで下押した。その後は一本調子の下げへの警戒感から押し目を拾う動きもみられたものの、金利の高止まりによる米景気の先行き懸念は拭えず、後場に入って一段安となり、一時31157.40円まで水準を切り下げた。これにより、下値の目安として意識されていた8月安値(31275.25円)を下回った。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1600を超え、全体の9割を占めた。セクター別では、33業種すべてが下落し、鉱業、石油石炭、非鉄金属、鉄鋼、輸送用機器、ガラス土石の下げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ソニーG<6758>、リクルートHD<6098>、キッコーマン<2801>、任天堂<7974>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ダイキン<6367>、京セラ<6971>、アドバンテス<6857>が軟調だった。 前日の米国市場では、主要株価指数は高安まちまちだったものの、この日発表された9月のISM製造業景況指数が49.0と市場予想(48.0)を上回り、米長期金利が一時4.70%と約16年ぶりの高水準まで切り上がったことが嫌気された。また、国内でも長期金利が0.780%と約10年ぶりの高水準を付けており、日米の金利上昇を受けて売りが膨らんだ。 日経平均は8月安値を下回ったことで、心理的な節目の31000円の大台割れといった先安感が増幅しつつある。今年度初めの株価上昇に貢献した外国人投資家の売りが主因との見方が多く、こうした売りは分散して出てくる傾向があり、当面、外国人の売りが続く可能性がありそうだ。また、日経平均ボラティリティ・インデックスも警戒水準とされる20ポイントを約1カ月半ぶりに突破していることも神経質にさせそうだ。 《CS》
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しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
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6367 東証プライム
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エアコン世界首位。世界で唯一、空調と冷媒の両方を手掛け、インバータ搭載機に定評。フッ素樹脂も展開。換気や除菌機能搭載商品、IoT活用サービスなどにも注力。業容好調で売上高、営業利益ともに過去最高を更新。 記:2024/02/06
6758 東証プライム
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6857 東証プライム
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半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
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時価総額 2,821,565百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7974 東証プライム
8,503
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時価総額 11,042,761百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
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時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
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時価総額 13,050,243百万円
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