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前場に注目すべき3つのポイント~改めて決算内容を評価した物色に向かわせよう~

2023/8/14 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~改めて決算内容を評価した物色に向かわせよう~ 14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■改めて決算内容を評価した物色に向かわせよう ■三菱地所、1Q営業利益 42.0%減 484億円 ■前場の注目材料:景気「拡大」予想82%、主要114社アンケート ■改めて決算内容を評価した物色に向かわせよう 14日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開になりそうだ。11日の米国市場はNYダウが105ドル高、ナスダックは93ポイント安だった。7月の生産者物価指数(PPI)が予想を上回る伸びとなったため、利上げ終了期待が後退したとの見方から売り優勢の相場展開だった。NYダウはその後上昇に転じたものの、金利上昇でハイテクは引き続き弱く終日軟調に推移し、まちまちで終了。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比105円安の32455円。円相場は1ドル144円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時32810円まで買われる場面も見られたが、その後は軟化し、節目の32500円はキープできなかった。25日線が位置する32500円辺りでの底堅さを見極めることになりそうだ。また、先週はバイデン米大統領が量子コンピューターや人工知能(AI)分野の一部の中国企業への米国の投資を規制する大統領令に署名したと報じられ、ハイテク株の弱さが目立っていた。週末の米国市場では引き続き半導体株の弱さが目立っていたこともあり、半導体株や生成AI関連などの動向を見極めることになりそうだ。 一方で、円相場が1ドル144円90銭台と円安に振れて推移するなか、自動車など輸出関連などに資金がシフトしやすいだろう。また、インバウンド関連への物色についても先週の急伸の反動はあるだろうが、資金は向かいやすいと考えられる。そのため、相対的にはTOPIX型優位の展開が意識されそうだ。日経平均が32500円処でのこう着が意識されるなか、TOPIX型の買いによるスプレッド狙いの動きが入りやすいと考えられる。 なお、10日の決算発表でピークを通過したことから、改めて決算内容を評価した物色に向かわせそうだ。決算の初動で大きく明暗を分ける格好となったが、利食いから大きく調整していた銘柄などへは、自律反発狙いの買いが入りやすいところである。そのほか、10日の引け後に決算を発表したところでは、日ペHD<4612>、フジクラ<5803>、OKI<6703>、ダイコク電<6430>、北越コーポ<3865>、アルファCo<3434>、西鉄<9031>、TSテック<7313>などが注目されそうだ。 ■三菱地所、1Q営業利益 42.0%減 484億円 三菱地所<8802>が発表した2024年3月期1第1四半期業績は、営業収益が前年同期比4.2%減の2924.65億円、営業利益は同42%減の484億円だった。コンセンサス(572億円程度)を下回る。英ロンドンのオフィスビルなどの売却益が無くなり、海外事業の営業利益が88億円と82%減った。住宅事業は18億円の営業赤字(前年同期は25億円の黒字)に転落。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(32473.65、+269.32) ・NYダウは上昇(35281.40、+105.25) ・1ドル=144.90-00円 ・VIX指数は低下(14.84、-1.01) ・米原油先物は上昇(83.19、+0.37) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・マンション管理組合「理事会なし」増加 ・コンプラ違反倒産急増、コロナ融資終了、粉飾発覚 ・景気「拡大」予想82%、主要114社アンケート ・NPT準備委、文書残さず、議長総括案、イランが反対 ・極超音速迎撃新ミサイル、抑止強化へ日米開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 9件
3434 東証スタンダード
1,220
9/27 15:00
-20(%)
時価総額 12,444百万円
自動車キーセットが主力。売上の3割が日産向け。住宅用・産業用ロックも。24.3期3Q累計は客増産を受けて自動車用が回復。住宅用ロックやロッカーシステムの受注も堅調で二桁増収・大幅増益に。配当性向3割目安。 記:2024/04/15
3865 東証プライム
1,570
9/27 15:00
-117(%)
時価総額 295,243百万円
製紙会社。新潟県を地盤とする。印刷紙や情報紙の洋紙の製造、販売を主力に、白板紙や特殊紙、パッケージを提供する。今期3Q累計は紙パルプやパッケージの価格改定が収益に寄与した。販売数量も堅調に推移した。 記:2024/04/12
1,065.5
9/27 15:00
+75.8(%)
時価総額 2,525,781百万円
塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。47の国・地域で事業展開。配当性向は30%目途。日本では高機能・サステナビリティ製品の拡充等に取り組む。 記:2024/05/08
5803 東証プライム
5,017
9/27 15:00
+27(%)
時価総額 1,484,345百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6430 東証プライム
3,450
9/27 15:00
-30(%)
時価総額 51,005百万円
遊技機のシステム会社。パチンコ遊技機メーカー向け制御システムとパチンコホール向け製品、サービスが柱。情報システム事業は伸長。情報公開端末「REVOLA」等の販売台数が増加。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/15
6703 東証プライム
1,009
9/27 15:00
+20(%)
時価総額 88,003百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
7313 東証プライム
1,771
9/27 15:00
-22(%)
時価総額 240,856百万円
ホンダ系自動車部品メーカー。四輪車・二輪車用シートなどの自動車内装品が主力。二輪車用シートは国内トップシェア。水上バイク、医療用チェア等も手掛ける。新事業の拡大、主要客先シェアの向上などに取り組む。 記:2024/08/20
8802 東証プライム
2,477.5
9/27 15:00
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時価総額 3,447,389百万円
総合不動産大手。三菱グループ。新丸の内ビルディングなど東京・丸の内エリアでオフィスビルを多数保有。住宅事業や投資マネジメント事業等も。配当性向30%程度目処。再開発プロジェクトの推進、事業化等に取り組む。 記:2024/07/07
9031 東証プライム
2,299
9/27 15:00
-6.5(%)
時価総額 182,449百万円
福岡県地盤の私鉄大手。路線バスや高速バスでも有力。商業施設賃貸や分譲マンション販売等の不動産業、ホテル運営等も。運輸業は順調。不動産賃貸事業は商業施設の賃貸収入が回復。26.3期事業利益250億円目標。 記:2024/06/13