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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の一角には買い戻しの動きが意識される~

2023/7/26 8:30 FISCO
*08:30JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク株の一角には買い戻しの動きが意識される~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク株の一角には買い戻しの動きが意識される ■シマノ、23/12下方修正 営業利益700億円←830億円 ■前場の注目材料:TIS、フィナンシェと資本提携 ■ハイテク株の一角には買い戻しの動きが意識される 26日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうだ。25日の米国市場は、NYダウが26ドル高、ナスダックは85ポイント高だった。7月の消費者信頼感が予想を上回り、2年ぶりの高水準に達するなど、リセッション回避期待が高まった。さらに、主要ハイテク企業の決算を期待した買いも目立ち、終日堅調に推移した。ただし、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとする模様眺めムードは強く、積極的な売買は手控えられた。シカゴ日経225先物清算値は、大阪比45円安の32595円。円相場は1ドル140円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになりそうだ。取引終了後に四半期決算を発表したグーグルを運営するアルファベットは1株利益が予想を上回り、時間外取引で買われており、材料視されそうだ。SOX指数も上昇していることから、足もとで弱い値動きが目立っていたハイテク株の一角には買い戻しの動きが意識されよう。 もっとも、日経225先物はナイトセッションで32550円~32670円での狭いレンジでの推移だった。引き続き25日線に上値を抑えられており、FOMCの結果待ちのなか、仕掛け的な動きも限られそうである。日経平均も25日線に上値を抑えられているが、イベント前の買い戻しから同水準に接近する局面はあったとしても、追随する買いの動きは限られそうだ。 FOMC通過後は日銀の金融政策決定会合を控えていることもあり、イベント前の持ち高調整の動きにとどまろう。そのため、物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応に向かわせやすいほか、IPO銘柄での短期的な値幅取り狙いの商いが中心になりそうである。本日はテクニスコ<2962>、エコナビスタ<5585>が上場するが、人気度合いからはエコナビスタに短期資金が集まりやすいだろう。そのほか、昨日決算を手掛かりとしたレーザーテック<6920>への資金流入が続くようだと、センチメント改善につながる可能性がある。 ■シマノ、23/12下方修正 営業利益700億円←830億円 シマノ<7309>は2023年12月期業績予想の修正を発表。売上高は4600億円から4500億円、営業利益を830億円から700億円に下方修正した。欧州市場での春先の天候不順で自転車部品が低調な滑り出しとなったうえ、工場での減産が進み、原価率の上昇を吸収するのが難しいという。2023年12月期上期業績は、売上高が前年同期比13.3%減の2632.50億円、営業利益は同33.4%減の539.08億円だった。自転車、釣具への需要は弱含みで推移した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35438.07、+26.83) ・ナスダック総合指数は上昇(14144.55、+85.69) ・SOX指数は上昇(3755.27、+62.94) ・VIX指数は低下(13.86、-0.05) ・米原油先物は上昇(79.63、+0.89) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・TIS<3626>フィナンシェと資本提携 ・三菱重<7011>高温ガス炉実証の「中核企業」に、経産省 ・トヨタ自<7203>輸送料引き上げ、部品物流24年問題対応、ドライバー待遇向上 ・日産自<7201>EV世界販売累計100万台、「サクラ」受注5万台超 ・キッツ<6498>液化水素で攻勢、大口径バルブ開発、陸上受け入れ施設導入狙う ・日本精工<6471>デジタル駆使し生産性1.5倍へ、藤沢工場で“超安定”稼働 ・メルカリ<4385>フリマアプリとチャットGPT連携、対話で商品検索 ・キヤノン<7751>デザイン開発にMR・VR、BツーB向け ・大王製紙<3880>フラッフパルプ内製化、吸収体商品向け月産7500トン ・岡本硝子<7746>窒化アルミニウム放熱基板を量産、EV半導体向け ・三菱マテリアル<5711>スマート歯科検診サービスの新会社設立 ・日揮HD<1963>旭化成と、グリーンケミカル事業化、福島に実証設備、今秋着手 ・阪和興業<8078>ウズベキスタンでの事業化調査が経産省事業に採択 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・7月政府月例経済報告 <海外> ・10:30 豪・4-6月期消費者物価指数(前年比予想:+6.2%、1-3月期:+7.0%) 《ST》
関連銘柄 17件
1963 東証プライム
1,272
6/27 15:00
-1(%)
時価総額 329,970百万円
プラント建設大手。海外LNG案件に強み。配当性向は30%目安。先端技術産業分野では基本設計役務、EPC役務などを複数受注。受託製造ケミカル触媒、脱硝触媒用原料は販売が堅調。24.3期3Q累計は大幅増収。 記:2024/03/05
2962 東証スタンダード
521
6/27 15:00
-3(%)
時価総額 4,584百万円
精密部品メーカー。光通信やレーザー、モバイル、車載、医用機器向けに、ヒートシンク製品やセンサー、ガラス製品、工具、シリコン材料を提供する。今上期は主力製品の価格競争や在庫調整による需要変動が影響した。 記:2024/04/08
3626 東証プライム
3,112
6/27 15:00
+16(%)
時価総額 781,613百万円
独立系総合ITサービス会社。広域ITソリューション、産業IT等を展開。クレジットカードなど金融向けに強み。ビジネスパートナーは3000社超。オファリングサービスは順調。27.3期売上高6200億円目標。 記:2024/06/13
3880 東証プライム
899.5
6/27 15:00
+20.1(%)
時価総額 152,027百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4385 東証プライム
2,009
6/27 15:00
+51(%)
時価総額 323,190百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
5585 東証グロース
2,095
6/27 15:00
+55(%)
時価総額 12,103百万円
自社開発AI活用のSaaS型高齢者施設見守りシステム「ライフリズムナビ+Dr.」等を手掛ける。高い参入障壁など競争優位性が強み。累計利用者数は2.3万人超。代理店契約数は順調増。センサー機器の拡販図る。 記:2024/04/29
5711 東証プライム
2,982.5
6/27 15:00
-8(%)
時価総額 392,169百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。24.3期3Q累計は半導体関連製品が販売減。精錬所の生産トラブルも痛手に。営業外の銅山配当増。セメントの持分益も改善。通期大幅最終増益・増配を計画。 記:2024/03/11
6471 東証プライム
787.2
6/27 15:00
+8.6(%)
時価総額 433,958百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6498 東証プライム
1,135
6/27 15:00
-2(%)
時価総額 102,601百万円
世界的なバルブメーカー。「KITZ」ブランドで青銅や鉄鋼製のバルブ、継手、浄水器、工業用フィルターを製造、販売する。伸銅品にも強みを持つ。23年12月期の売上高は過去最高となった。バルブ事業等が増加した。 記:2024/03/08
6920 東証プライム
34,970
6/27 15:00
-780(%)
時価総額 3,297,181百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7011 東証プライム
1,710
6/27 15:00
+40(%)
時価総額 5,768,938百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7201 東証プライム
546.7
6/27 15:00
+4.5(%)
時価総額 2,307,465百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,263
6/27 15:00
-13(%)
時価総額 53,235,803百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7309 東証プライム
24,890
6/27 15:00
-200(%)
時価総額 2,268,972百万円
自転車部品大手。スポーツ自転車向けに強く、変速機やブレーキなどで世界トップシェア。リールやロッドなど釣具も手掛ける。自転車部品ではグラベル専用コンポーネント「SHIMANO GRX」などの製品が好評。 記:2024/04/30
7746 東証スタンダード
134
6/27 15:00
-1(%)
時価総額 3,123百万円
特殊ガラスメーカー。光デバイス用ニューガラスやプロジェクター用反射鏡を手掛け、硝材開発技術、ガラス精密成型技術、薄膜蒸着技術に定評。プロジェクター用反射鏡やフライアイレンズの停滞で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/31
7751 東証プライム
4,376
6/27 15:00
-86(%)
時価総額 5,836,547百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8078 東証プライム
6,100
6/27 15:00
-40(%)
時価総額 258,231百万円
鉄鋼を中心に幅広い商材を扱う独立系商社。24.3期3Q累計は値上げ効果で食品の採算が改善。だが海外子会社を中心に鉄鋼製品の利幅が縮小。非鉄金属や石油製品の需要も冴えず。DOE2.5%下限に配当実施の方針。 記:2024/02/14