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日経平均VIは低下、株価大幅反発で警戒感が後退

2023/7/13 14:06 FISCO
*14:06JST 日経平均VIは低下、株価大幅反発で警戒感が後退 日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は14時5分現在、前日比-1.17(低下率5.44%)の20.35と低下している。なお、今日ここまでの高値は20.94、安値は20.06。 昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを引き継ぎ、今日の東京株式市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後に日経225先物は一時、小幅に下落する場面があったが、その後はプラス圏で上昇幅を拡大した。市場では27-28日の日銀金融政策決定会合で大規模な金融緩和策を見直すとの警戒感があるが、今日は株価が大きく反発したことを受け、ボラティリティーの高まりを警戒するムードが後退し、日経VIは昨日の水準を下回って推移している。 【日経平均VIとは】 日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向がある。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っている。 《SK》