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前場に注目すべき3つのポイント~決算など個別の材料を手掛かりとした物色が中心~

2023/4/10 8:36 FISCO
*08:36JST 前場に注目すべき3つのポイント~決算など個別の材料を手掛かりとした物色が中心~ 10日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:決算など個別の材料を手掛かりとした物色が中心 ■安川電、23/2営業利益 29.2%増 683億円、24/2予想 2.5%増 700億円 ■前場の注目材料:アイシン、新人の技能習熟期間を半減、教育補助システム開発 ■決算など個別の材料を手掛かりとした物色が中心 10日の日本株市場は、やや買い優勢の相場展開が見込まれる。7日の米国市場はグッドフライデーの祝日で休場だった。3月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比23万6000人増と予想の範囲内だったほか、失業率は3.5%に低下した(前月3.6%)。米連邦公開市場委員会(FOMC)は、次回会合で利上げするとの見方となり、為替市場ではやや円安に振れた。ただし、グローベックスの米株先物は小幅ながらプラス圏で推移していたこともあり、アク抜けを意識されそうだ。シカゴ日経225先物清算値(時間外)は大阪比90円高の27630円。円相場は1ドル132円00銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買いが先行する格好となろう。日経225先物はナイトセッションで一時27480円まで売られる場面が見られたが、その後は切り返しており、25日線を支持線とした底堅い値動きだった。週明けの欧州市場はイースターマンデーで休場となるなかで商いは膨らみづらいものの、先週の大幅な下げに対する自律反発狙いの買いが意識されそうだ。週明けの米国市場の反応を見極めたいとする模様眺めムードは強まりやすいものの、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。 日経平均はマドを空けての下落で一気に25日線を割り込み、200日線に接近しており、ひとまず同線が支持線として意識されやすく、マド埋めを意識した動きが期待されそうだ。また、決算シーズンに入ることから、次第に決算を手掛かりとした個別対応に向かいやすい。先週末に決算を発表したところでは、安川電<6506>の2024年2月計画はコンセンサスを上回っており、材料視されそうだ。そのほか、ドトル日レス<3087>、KG情報<2408>、エコーTD<7427>、ジャステック<9717>などの決算がポジティブだった。 なお、今週末には米国でJPモルガンなど銀行株の決算発表が予定されており、シリコンバレー銀行破綻などによる影響を見極めたいとする模様眺めムードが次第に強まってくるほか、米CPIの発表も予定されていることもあり、積極的には手掛けづらいところでもある。そのため、決算など個別の材料を手掛かりとした物色が中心となろう。 ■安川電、23/2営業利益 29.2%増 683億円、24/2予想 2.5%増 700億円 安川電<6506>が発表した2023年2月期業績は、売上収益が前期比16%増の5559.55億円、営業利益は同29.2%増の683.01億円だった。24年2月期業績は、売上収益が前期比4.3%増の5800億円、営業利益は同2.5%増の700億円を計画。コンセンサス(660億円程度)を上回る。電気自動車(EV)やリチウムイオン電池関連をはじめ、製造業における自動化・省力化の設備投資の継続を見込む。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27518.31、+45,68) ・大阪夜間取引の日経先物は上昇(27650、+110) ・1ドル=131.90-00円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・アイシン<7259>新人の技能習熟期間を半減、教育補助システム開発 ・サンケン電気<6707>EV用パワーモジュールの新会社 ・関西電力<9503>水素かアンモニアをカナダから、クリーン燃料供給網構築へ調査 ・マクニカHD<3132>家族型ロボに顔認証搭載 ・THK<6481>単純作業の自動化支援、モジュール型ロボ ・コーセル<6905>ノイズフィルター拡充、大電流タイプを6月発売 ・住友金属鉱山<5713>チリで銅精鉱生産、カナダ資源大手と共同 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 2月経常収支(予想:+2兆5146億円、1月:-1兆9766億円) <海外> ・特になし 《ST》
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時価総額 4,587百万円
求人サイト「アルパ」、賃貸情報サイト「賃貸スタイル」、子育てメディア「ママソレ」等の運営、釣り情報誌の発行等を行う。岡山県岡山市に本社。新サイト開発のほか、人材紹介・派遣サービスのエリア拡大図る。 記:2024/07/29
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ドトールコーヒーと日本レストランシステムが経営統合して発足。コーヒー豆の生産・調達から焙煎、卸、販売までの一貫体制を構築。テイクアウトメニューの拡充、キャンペーンによる販促活動の強化等に取り組む。 記:2024/05/06
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時価総額 363,866百万円
半導体や電子部品、ネットワーク関連商品などを扱う専門商社「マクニカ」を中核とする持株会社。アナログ、その他標準ICなど集積回路の売上比率が高い。集積回路及び電子デバイスその他事業ではシェア拡大見込む。 記:2024/09/03
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時価総額 1,333,091百万円
総合非鉄素材メーカー。1590年創業。住友グループの源流。資源開発、銅など非鉄金属の製錬、機能性材料の製造・販売等を行う。材料事業では車載用電池材料の需要が底堅い。資源部門では菱刈鉱山が順調な操業継続。 記:2024/07/02
6481 東証プライム
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機械要素部品メーカー。直動案内部品「LMガイド」、ボールスプライン、ボールねじ等を手掛ける。LMガイドは世界トップシェア。免震装置等も。配当性向は30%基本。グローバル展開等で製品市場の拡大を図る。 記:2024/08/10
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5,023
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+21(%)
時価総額 1,339,584百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6707 東証プライム
6,684
10/4 15:00
-148(%)
時価総額 167,755百万円
パワー半導体メーカー。自動車向けが主力。白物家電向けインテリジェントパワーモジュールは世界シェアトップクラス。海外売上高比率は7割超。新製品売上高比率の向上図る。28.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/09
6905 東証プライム
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時価総額 47,405百万円
スイッチング電源標準品で国内トップクラス。ノイズフィルタも。18年に北欧の同業を買収。24.3期3Q累計は受注残解消に向けた増産対応を継続。人件費増や経費増をこなして大幅増収増益に。配当性向は35%目安。 記:2024/04/09
7259 東証プライム
1,610
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時価総額 1,302,529百万円
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7427 東証スタンダード
922
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-8(%)
時価総額 5,566百万円
ペットフード・ペット用品の卸。「みんな大好き!!ペット王国」を定期開催するイベント事業、店舗開発事業等も。国分グループ本社が筆頭株主。オリジナル商品の販促強化、店舗開発事業のサービスレベル向上図る。 記:2024/06/09
9503 東証プライム
2,473
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時価総額 2,321,487百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17
9717 東証プライム
1,934
9/10 15:00
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時価総額 35,367百万円
独立系ソフトウェア開発会社。金融・保険や製造業、電力・運輸など大企業向けに強み。システム開発の元請け・一括請負に特徴。不採算案件の再発防止図る。NTTデータがTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06