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注目銘柄ダイジェスト(前場):サンエー、ネクスグループ、ダイセキSなど

2023/4/6 11:47 FISCO
*11:47JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):サンエー、ネクスグループ、ダイセキSなど ダイセキS<1712>:849円(-59円) 大幅続落。プライム市場からスタンダード市場へ市場区分を変更する選択申請を行うと発表している。首都圏における大型のインフラ整備案件の受注などが当面見込めないことを勘案、経過措置期間内に流通株式時価総額が基準に適合しないリスクを考慮してのもの。今後の需給への影響などを警戒する動きが先行。23年2月期の決算や中計の見直しなども発表、26年2月期営業利益は22年2月期水準を上回らないとみている。 ネクスグループ<6634>:185円(+28円) 大幅反発。前日に中期経営計画を発表している。25年11月期における達成目標として、売上高25億円以上、営業利益率15%以上(3.75億円以上)、時価総額130億円以上などを掲げている。23年11月期見通しは売上高が14.7億円、営業利益1.5億円、現在の時価総額は51億円程度であり、それぞれ今後の急拡大を想定する形に。「暗号資産・ブロックチェーン」、「メタバース」に注力など成長分野への転換を進めていくようだ。 壱番屋<7630>:5140円(+205円) 大幅反発で高値更新。前日に23年2月期の決算を発表している。営業利益は36.1億円で前期比26.5%増となり、3月27日に上方修正した水準での着地になっている。また、24年2月期は43億円で同19.0%増と連続2ケタ増益の見通しに。国内既存店売上高の順調な拡大を想定しているもよう。中期計画の数値目標であった60億円は下回っているものの、織り込み済みと捉えられているもよう。 サンエー<2659>:4285円(+275円) 大幅反発。前日に23年2月期の決算を発表、営業利益は112億円で前期比34.4%増となり、従来予想を10億円強上回る着地になっている。年間配当金も従来計画の60円から74円にまで引き上げている。また、24年2月期は117億円で同4.4%増益の見通しに。増益率は鈍化見通しだが、コスト増による収益停滞も想定されていたために、増収増益見通しが安心感につながる。前期の増配幅も想定以上とみられる。 西松屋チェ<7545>:1644円(+58円) 大幅反発。前日に23年2月期の決算を発表している。営業利益は109億円で前期比10.8%減となり、従来計画の113億円をやや下回る着地に。一方、24年2月期は136億円で同24.4%増と大幅増益見通しに。PB商品の開発推進や品揃えの拡充などで売上や客層の拡大を図り、在庫管理の徹底による値下げの抑制などで利益率も確保していく方針。好業績見通しに加えて、22.9万株、3億円を上限とする自社株買いの発表も支援に。 窪田製薬HD<4596>:116円(+3円) 大幅に反発。米子会社が米国特許商標庁からクボタメガネテクノロジー及び在宅・遠隔眼科医療用網膜モニタリング機器「PBOS」に関する特許を取得したと発表している。特許の内容は、近視進行抑制のための電子機器の光学設計、光干渉断層計画像の評価のための人工知能。光干渉断層計は網膜の断層画像を撮影する検査機器で、網膜疾患や黄斑部の病変の診断で使われる。 タメニー<6181>:147円(+3円) 年初来高値。北海道が公募していたオンラインによる結婚サポートセンターの委託業務を受託したと発表している。業務開始予定は6月。予約から事業実施までの手続きを原則としてオンライン化することで結婚希望者の利便性向上を図るほか、希望者向けオンライン個別相談会や北海道結婚応援フォーラム、オンライン婚活イベントを開催する。タメニーは、これまで3府県の婚活支援センターを受託運営している。 スマレジ<4431>:2780円(+40円) 大幅に3日ぶり反発。タブレットを利用したクラウドPOSレジ「スマレジ」の3月現在の登録店舗数が前月比1532店増の12万5392店になったと発表している。内訳を見ると、無料プランが1069店増の9万6519店、有料プランは463店増の2万8873店。店舗数の着実な増加が好感されているほか、スマレジ株は3月17日に年初来高値を記録した後は軟調に推移していたため、自律反発への期待も買いを支えているようだ。 《ST》
関連銘柄 8件
1712 東証スタンダード
1,211
11/22 15:30
-12(%)
時価総額 20,377百万円
土壌汚染調査・処理事業が主力。廃石膏ボードリサイクル、バイオディーゼル燃料の製造販売、太陽光パネル処理等も手掛ける。価格優位性などが強み。土壌汚染調査・処理事業ではコンサル営業の強化等に取り組む。 記:2024/08/10
2659 東証プライム
2,776
11/22 15:30
-5(%)
時価総額 177,561百万円
沖縄県最大の流通企業。沖縄県宜野湾市に本社。食品スーパー、ショッピングセンターなどを展開。店舗数は70店舗超。ローソン沖縄などを傘下に持つ。売上高経常利益率7%以上目標。既存店の活性化などに取り組む。 記:2024/10/27
4431 東証グロース
3,170
11/22 15:30
+10(%)
時価総額 62,237百万円
クラウド型POSレジ「スマレジ」の提供を行うクラウドサービス事業を展開。サブスク売上比率は6割超。有料店舗数は3.7万店超。解約率は低水準。テレビCMなどの広告宣伝施策により、有料店舗数は順調に増加。 記:2024/10/11
62
11/22 15:30
+1(%)
時価総額 3,499百万円
眼科領域特化のバイオベンチャー。ウェアラブル近視デバイス、遠隔眼科医療モニタリングデバイス等を手掛ける。医療機器分野に経営リソースを重点的に投下。双日九州との業務提携で中国市場における販売拡大目指す。 記:2024/10/11
6181 東証グロース
109
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 2,870百万円
「スマ婚シリーズ」などのカジュアルウェディング事業、結婚相談所「パートナーエージェント」の運営等を行う婚活事業が柱。婚活事業の在籍会員数は8100名超。中期経営計画では27.3期売上高77億円目指す。 記:2024/06/15
6634 東証スタンダード
125
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 4,764百万円
モバイルインターネットデバイス、M2Mモジュール等を手掛けるIoT関連事業が主力。メタバース・デジタルコンテンツ事業、暗号資産・ブロックチェーン事業も。レグラスと会話型AIにおける共同研究を行う。 記:2024/07/02
7545 東証プライム
2,262
11/22 15:30
+136(%)
時価総額 157,410百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。低価格PB商品の開発に注力。1120店舗展開。オンラインストアは売上堅調。海外向け卸売も拡大。IT化で効率化。 記:2024/10/04
7630 東証プライム
1,013
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 161,705百万円
カレーハウス「CoCo壱番屋」を直営・FCで全国展開。ハウス食品G本社傘下。海外はアジアと北米を軸に開拓。国内外で1450店舗超。客数堅調。海外も米国等好調。価格改定で原材料高こなす。新業態の展開も。 記:2024/10/22