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注目銘柄ダイジェスト(前場):西華産、プロジェクトC、新電元など

2023/3/27 11:50 FISCO
*11:50JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):西華産、プロジェクトC、新電元など <6844> 新電元:3420円(-225円) 大幅反落。先週末に業績予想の下方修正を発表している。営業利益は従来予想の48億円から33億円、前期比40.7%減にまで引き下げ。半導体不足の長期化に伴う自動車市場の減産影響や中華圏における景気減速がデバイス製品および四輪向け電装製品の需要を押し下げているもよう。加えて、材料費・電気料金高騰の影響や品質保証に関する費用発生も響くようだ。下振れ懸念は強かったものの、下振れ幅は想定以上とみられる。 <8061> 西華産:2046円(+279円) 大幅反発。先週末に業績予想の修正を発表、経常利益は従来予想の37億円から61億円、前期比57.3%増と、一転大幅増益見通しに上方修正している。日本ダイヤバルブをはじめとする国内外子会社の業績が好調に推移しているほか、TVEの持分法適用関連会社化に伴い、負ののれん相当額を営業外収益に計上している。収益の上振れに伴って、年間配当金も従来計画の70円から90円に引き上げ、前期比25円の増配となる。 <6246> テクノスマート:1616円 カ - ストップ高買い気配。先週末に配当予想の修正を発表している。期末配当金は従来計画の20円から55円に引き上げ、年間配当金は74円となり、前期比39円の増配となる。先週末終値をベースとした配当利回りは5.6%の水準となる。また、新中期計画を発表しており、株主還元方針の変更として、DOE 5%以上を目安にすること、自己資本の積み上げに伴い増配を行うこと、機動的な自己株買いも行うことなどを示している。 <5189> 桜ゴム:3210円 カ - ストップ高買い気配。先週末に業績・配当予想の修正を発表している。23年3月期営業利益は従来予想の1.7億円から2.9億円に上方修正、前期は1.3億円の赤字で会った。消防・防災事業、航空・宇宙、工業用品事業の両事業において、売上高が計画を上回る推移となっているもよう。第3四半期までの状況からみて、修正幅は想定以上と捉えられている。また、未定としていた年間配当金は前期比25円増の50円にするとしている。 <8609> 岡三:481円 カ - ストップ高買い気配。先週末に新たな株主還元方針に関する発表を行っている。総還元性向50%以上を指標目標として設定するほか、28年3月期にかけ、PBR1.0倍を超えるまで年間10億円以上の自己株式取得を実施するとしている。先週末の段階で、同社のPBRは0.5倍を下回る水準であった。また、創業100周年記念配当を実施するとして、23年3月期配当金は20円にするとも発表、前期比5円の増配となる。 MRT<6034>:1350円(+37円) 大幅に反発。産業保健事業などを手掛けるリバランス(東京都新宿区)と企業の健康経営をトータルでサポートするソリューションの提供に向け、資本・業務提携を締結したと発表している。リバランスは、クラウド型の健康管理システム「Dr.CHECK」で従業員の健康状態を判定し、独自のアルゴリズムとプロ産業医のダブルチェックで企業・従業員の健康リスクを「見える化」し、解決策を提案・フォローアップするサービスを提供している。 プロジェクトC<9246>:5140円(+400円) 大幅に続伸。一部メディアが売上高300億円以下の中堅上場企業を対象に23年12月期の増収率の見通しを調べた結果、プロジェクトカンパニーが1位になったと報じ、投資家から好感されている。報道では同社について「低価格を武器に、DXの需要を取り込む」などと紹介されている。前営業日に直近安値(4595円)を付けており、値頃感も買い意欲を刺激しているようだ。 pluszero<5132>:7420円(+50円) 反発。23年10月期第1四半期決算に関する投資家からの質問と回答を開示している。この中で業務提携先の今後の増加予定として「24年10月期に5-10社、25年10月期以降は10社以上を予定している」などと明らかにし、買い手掛かりとなっている。また、AIチャットポッド「ChatGPT」とpluszeroの人間のように意味を理解できるAI「AEI」の関係性について、4月公開予定の資料の中で説明するとしたことも期待を高めているようだ。 《ST》
関連銘柄 8件
5132 東証グロース
2,488
11/22 15:30
-57(%)
時価総額 19,033百万円
企業向けにAI活用のプロジェクト型ソリューションを提供。AEI等に係る研究開発、サービス型ソリューションに戦略的投資を行う。取引先社数、案件数は順調に増加。丸紅I-DIGIOホールディングスと提携。 記:2024/10/22
5189 東証スタンダード
1,880
11/22 15:30
+45(%)
時価総額 3,805百万円
消防用資機材、防災用資機材を扱う消防・防災事業が主力。1918年設立。航空機やロケット関連部品の製造・販売、不動産賃貸事等も。川重商事等が主要取引先。消防・防災事業は救助資機材、安全対策資機材が販売順調。 記:2024/06/18
6034 東証グロース
742
11/22 15:30
-4(%)
時価総額 4,243百万円
医療人材紹介サイトを運営。オンライン診療サービスも手掛ける。東大医学部付属病院の互助組織が法人化して誕生。医師目線によるサービス提供が強み。グループ会社がインドネシアでスマート在宅医療の実証実験を開始。 記:2024/10/22
6246 東証スタンダード
1,657
11/22 15:30
-6(%)
時価総額 20,550百万円
1912年創業の産業装置メーカー。光学系機能性フィルム塗工装置、2次電池電極用塗工乾燥装置、フレキシブルプリント基板用塗工乾燥機等を手掛ける。燃料電池用、タッチパネル用塗工乾燥装置などの受注を強化。 記:2024/10/04
6844 東証プライム
2,502
11/22 15:30
-66(%)
時価総額 25,868百万円
一般整流ダイオード、サイリスタ等のデバイス事業、二輪車向けレギュレータ・レクチファイア等の電装事業を展開。ブリッジダイオードで世界トップシェア。デバイス事業では重点市場のモビリティ分野の販売拡大図る。 記:2024/10/14
8061 東証プライム
4,880
11/22 15:30
+65(%)
時価総額 60,126百万円
機械総合商社。電力などの各種プラント設備、産業機械器具、計測機器等を手掛ける。競争力のある商材等が強み。日本フェンオールと資本業務提携。発電設備のメンテナンス案件は順調。27.3期営業利益52億円目標。 記:2024/06/11
8609 東証プライム
634
11/22 15:30
+7(%)
時価総額 146,592百万円
独立系準大手証券「岡三証券」を中核とする持株会社。1923年創業。証券ジャパン、三縁証券、岡三キャピタルパートナーズなども傘下に持つ。総還元性向50%以上目安。One to Oneマーケティングを強化。 記:2024/08/01
985
11/22 15:15
-1(%)
時価総額 5,784百万円
顧客のDX戦略策定から実行・改善までを一気通貫で支援する。SBIホールディングスの関連会社。DX支援コンサルは堅調。人件費増が重し。採用強化と離職抑制によるエンジニア数拡大へ。採用・人事労務支援事業は譲渡。 記:2024/08/24