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前場に注目すべき3つのポイント~27500円での底堅さを見極めつつ、短期的なリバウンド狙いの動きに~

2023/2/28 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~27500円での底堅さを見極めつつ、短期的なリバウンド狙いの動きに~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:27500円での底堅さを見極めつつ、短期的なリバウンド狙いの動きに ■明電舎、23/3下方修正 営業利益90億円←120億円 ■前場の注目材料:日本郵政、ゆうちょ銀株一部売却、出資比率6割に低下 ■27500円での底堅さを見極めつつ、短期的なリバウンド狙いの動きに 28日の日本株市場は、やや買い先行で始まった後は、底堅さを見極める相場展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが72ドル高だった。米長期金利の低下を受けて前週の大幅な下げに対する値ごろ感からの買いが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ長期化への警戒から積極的な売買は手控えられ、NYダウ一時下落に転じる場面も見られたが、ハイテク株が下支えする格好となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比125円高の27535円。円相場は1ドル136円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションの開始後まもなく節目の27500円を回復した。その後は狭いレンジ推移を継続していたが、27500円水準での底堅さが見られており、安心感につながりそうだ。日経225先物の25日線は27450円辺りで推移しているため、27450円~27500円辺りでの底堅さが意識されてくるようだと、リバウンドを意識したセンチメントに向かわせそうだ。 また、昨日の日経平均は75日、200日線が支持線として意識される一方で、25日線に上値を抑えられていた。買い先行から25日線を明確に上放れてくるようだと、2月6日の戻り高値27821円辺りを意識させてくることになりそうだ。また、昨日はハイテクの一角が弱い値動きとなり指数の重荷だったが、東エレク<8035>が先週末の急伸の反動ながら、25日線を上回って終えており、同線を支持線としたリバウンドを見せてくるようだと、日経平均をけん引してくる可能性も期待されよう。 もっとも、米国の上昇については自律反発であり、今週もISM製造業・非製造業など経済指標の発表が予定されていることから、積極的な売買は限られるだろう。資金回転も速いことから、個別に材料のある銘柄のほか、テーマ性のある銘柄などへの短期的な値幅取り狙いの売買が中心になりそうだ。また、3月期末をにらんだ配当志向の物色も意識されやすく、バリュー株志向の流れは続くことになろう。 ■明電舎、23/3下方修正 営業利益90億円←120億円 明電舎<6508>は2023年3月期業績予想の修正を発表。売上高は2750億円から2680億円、営業利益を120億円から90億円に下方修正した。資材価格の高騰や部材長納期化に伴う売上の減少等の影響が、社会システムセグメントを中心に主要事業セグメント全般に発現していることを勘案した結果、前回予想を下回る見込みとなった。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(32889.09、+72.17) ・ナスダック総合指数は上昇(11466.98、+72.04) ・シカゴ日経先物は上昇(27535、大阪比+125) ・SOX指数は上昇(2951.21、+16.09) ・VIX指数は低下(20.95、-0.72) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・日本郵政<6178>ゆうちょ銀株一部売却、出資比率6割に低下 ・カシオ<6952>社長に増田氏、創業家以外で初 ・九州電力<9508>再生エネ事業を統合、地熱・水力を子会社に移管 ・住友商事<8053>シンガポール社と協業、東南アでヘルスケア事業拡大 ・丸紅<8002>企業のサステナ変革推進支援、関連情報を一元管理・可視化 ・東ソー<4042>共栄産業の全株式取得、化学品拡充 ・日産自<7201>電動化戦略にアクセル、30年度めどEV19車種投入 ・ホンダ<7267>米アセンドと協業、電池リサイクル資源調達 ・堀場製作所<6856>国内で独子会社製評価装置を生産、大津で仕様カスタム ・三菱電機<6503>アストロスケールに33億円出資、衛星バス開発で協業 ・ADEKA<4401>韓国R&D拠点増強、半導体用材料の需要増に対応 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1月鉱工業生産(前月比予想:-2.9%、12月:+0.3%) ・10:00 日銀副総裁候補の内田、氷見野両氏への所信聴取と質疑(参院議院運営委員会) <海外> ・09:30 豪・10-12月期経常収支(予想:+55億豪ドル、7-9月期:-23億豪ドル) ・09:30 豪・1月小売売上高(前月比予想:+1.5%、12月:-3.9%) 《ST》
関連銘柄 13件
4042 東証プライム
2,220.5
5/10 15:00
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時価総額 721,842百万円
総合化学大手。塩ビやウレタン原料に強み。排ガス浄化触媒やジルコニアなどの高機能品を強化。24.3期3Q累計は石化や塩ビの需要が冴えず。ただ原材料安に伴う交易条件の改善で営業増益に。営業外の為替差益は縮小。 記:2024/02/14
4401 東証プライム
3,426
5/10 15:00
+48(%)
時価総額 355,509百万円
柱の化学品は半導体向け高誘電材料や自動車向け樹脂・潤滑油添加剤に強み。業務用食油も。24.3期3Q累計は後発薬の影響で傘下の日本農薬が足踏み。だが自動車関連が好調で増益に。通期営業最高益・連続増配を計画。 記:2024/03/12
6178 東証プライム
1,518.5
5/10 15:00
+12.5(%)
時価総額 5,721,511百万円
日本郵政、ゆうちょ銀行、かんぽ生命を傘下に有するグループ会社。約2万4千の郵便ネットワークを持つ。郵便・物流事業は売上伸び悩むが、郵便局窓口事業や銀行業が売上下支え。24.3期3Q累計は小幅増収。 記:2024/04/09
6503 東証プライム
2,783
5/10 15:00
+17(%)
時価総額 5,975,663百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6508 東証プライム
3,760
5/10 15:00
+95(%)
時価総額 171,185百万円
中堅重電メーカー。発電設備や送変電設備の電力インフラ、電鉄や上下水道等の社会インフラ、モビリティ等を展開。電力エネルギー事業では電力会社向け案件等が売上増。営業外収益増。24.3期3Qは経常黒字転換。 記:2024/02/10
6856 東証プライム
15,640
5/10 15:00
-95(%)
時価総額 665,216百万円
大手分析機器メーカー。自動車向けの排ガス測定装置やテストシステム、環境計測器、医療診断計測器、半導体計測器等を提供する。エンジン計測器で世界シェアトップ。23年12月期は自動車セグメントを中心に増加した。 記:2024/03/10
6952 東証プライム
1,306.5
5/10 15:00
-12(%)
時価総額 325,346百万円
大手電子機器メーカー。時計や電卓、楽器等を製造、販売。時計は「G-SHOCK」ブランドを国内外で展開。電子辞書は伸び悩むが、関数電卓は売上増。楽器は欧州で回復の兆し。24.3期3Q累計は増収確保。 記:2024/02/22
7201 東証プライム
551.9
5/10 15:00
-24.6(%)
時価総額 2,329,413百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7267 東証プライム
1,736.5
5/10 15:00
-11.5(%)
時価総額 9,436,636百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
8002 東証プライム
3,056
5/10 15:00
+125(%)
時価総額 5,250,856百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8035 東証プライム
35,000
5/10 15:00
-210(%)
時価総額 16,507,155百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8053 東証プライム
4,243
5/10 15:00
+84(%)
時価総額 5,310,420百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9508 東証プライム
1,600
5/10 15:00
+27.5(%)
時価総額 758,694百万円
九州の電力会社。ガス小売事業やICT、都市開発など非電力事業を育成。玄海原子力発電所3号機は2月に発電再開。英廃棄物処理・発電会社Viridorの一部持分取得。燃料費調整期ずれ影響で、3Q累計は黒字転換。 記:2024/02/04