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重要イベントを前にこう着感が強まるなか、個別物色が活発化【クロージング】

2023/1/31 15:56 FISCO
*15:56JST 重要イベントを前にこう着感が強まるなか、個別物色が活発化【クロージング】 31日の日経平均は3営業日ぶりに反落。106.29円安の27327.11円(出来高概算12億株)で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)など重要イベントを目前にして、模様眺めムードが広がった。こう着感の強い相場展開が続くなか、後場半ば辺りからはイベントを控えた持ち高調整の売りが優勢となり、大引け間際には27302.22円まで下げ幅を広げた。一方で、決算発表が本格化するなか、決算内容を受けた個別材料株物色は活発だった。 東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1100を超え、全体の6割超を占めた。セクター別では、電気ガス、金属製品、海運、食料品、水産農林、倉庫運輸など17業種が上昇。一方、銀行、鉱業、医薬品、保険、石油石炭など16業種が下落した。指数インパクトの大きいところでは、オリンパス<7733>、KDDI<9433>、オムロン<6645>、京セラ<6971>、キッコーマン<2801>がしっかりだった半面、第一三共<4568>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、ファーストリテ<9983>、ファナック<6954>、リクルートHD<6098>が軟化した。 前日の米国市場は、このところの株価上昇の反動やハイテク関連企業の決算を前に利益確定売りが先行し、主要株価指数は下落した。東京市場でも半導体など値がさ株を中心に利食い先行となった。一方、円相場が一時1ドル=130円半ばへと前日に比べ円安に振れているため、自動車や機械など輸出株には値を上げるものが目立ち、相場を支える格好となり、全般は狭いレンジ内での動きにとどまった。こうしたなか、オムロン、NEC<6701>、中部電<9502>、OLC<4661>など好決算を発表した銘柄を中心に投資マネーが流入していた。 週内の重要イベントを控えて、動くに動けない投資家が多いようだ。とくにパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で、今後の金融政策について、ハト派色の強い発言となるのか、それともタカ派色を一段と強めるのか見定めたいと考える投資家が大半だ。少なくともFOMCの結果が判明するまでは、模様眺めムードの強い展開が続きそうで、全般はレンジ内の動きにとどまりそうだ。テクニカル的にも、心理的な節目の27500円を上値に、200日線水準の27200円程度を下値にしたボックス内の動きが目先は続くだろう。 《FA》
関連銘柄 14件
2801 東証プライム
1,958
4/26 15:00
+19.5(%)
時価総額 1,898,117百万円
しょうゆメーカー最大手。しょうゆに加え、つゆやたれ、トマト加工品、缶詰等の食品、野菜飲料や豆乳の飲料、酒類を製造、販売する。今期3Q累計は国内のしょうゆや食品が堅調に推移した。海外も食品が堅調だった。 記:2024/04/07
4568 東証プライム
5,010
4/26 15:00
+244(%)
時価総額 9,754,640百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
4661 東証プライム
4,654
4/26 15:00
+48(%)
時価総額 8,463,071百万円
ディズニーリゾート運営会社。アジアで最大規模。東京ディズニーランドやディズニーシー、ホテル、複合商業施設を展開する。今期3Q累計はテーマパークとホテルが堅調に推移した。入園者数や商品、飲食の販売が増加。 記:2024/02/23
6,641
4/26 15:00
+125(%)
時価総額 11,262,870百万円
国内最大の人材関連サービス企業。米国発祥の求人情報検索サイト「Indeed」や不動産の「SUUMO」、求人・企業情報サイト「Glassdoor」を運営。マッチング&ソリューション好調で3Q累計は営業増益。 記:2024/02/22
6645 東証プライム
5,273
4/26 15:00
+44(%)
時価総額 1,087,530百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。24.3期3Q累計はヘルスケア事業が堅調。中国におけるネブライザの需要増などが寄与。 記:2024/02/13
6701 東証プライム
10,945
4/26 15:00
+195(%)
時価総額 2,986,343百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
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時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6954 東証プライム
4,528
4/26 15:00
+73(%)
時価総額 4,571,229百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。FA部門はCNCシステムが伸び悩む。24.3期3Q累計はサービス部門が増収。 記:2024/04/07
6971 東証プライム
1,927.5
4/26 15:00
±0(%)
時価総額 2,911,439百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7733 東証プライム
2,174.5
4/26 15:00
-12.5(%)
時価総額 2,796,172百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,380
4/26 15:00
+33(%)
時価総額 10,092,308百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9502 東証プライム
1,954.5
4/26 15:00
-27(%)
時価総額 1,481,511百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27