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前場に注目すべき3つのポイント~主要企業の決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい~

2023/1/20 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~主要企業の決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい~ 20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:主要企業の決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい ■HOUSEI、22/12下方修正 営業利益1.94億円←3.77億円 ■前場の注目材料:NTT、インド設備投資に毎年600億円、デジタルインフラ増強 ■主要企業の決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすい 20日の日本株市場は、やや売り先行で始まった後は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。19日の米国市場はNYダウが252ドル安だった。週次失業保険申請件数が予想外に減少したため、金利の上昇を警戒した売りが先行。イエレン財務長官は連邦債務が上限に達し、特別策を講じ議会に上限引き上げなどの対応を要請したことが報じられると、政府機関の閉鎖リスクを懸念した売りも強まった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比20円安の26320円。円相場は1ドル128円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行から始まることになりそうだ。ただし、日銀の金融政策決定会合の結果を受けた先物主導の上昇、そして前日の反動安の流れから、需給調整は一巡したとみられる。落ち着きを見せてくると考えられるが、市場の関心は本格化する決算に向かうこともあり、来週の主要企業の決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいだろう。 また、欧米の金融政策の行方も注目されやすく、次回の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、再び神経質にさせそうである。そのため、日経平均は5日線と25日線との狭いレンジでの推移になりそうである。米国市場の下落影響から日経平均の25日線突破は期待しづらいなか、押し目狙いのスタンスに向かわせよう。もっとも、5日線の攻防が続くようだと、日銀プレーでの急伸部分を帳消しにしてくる可能性も警戒されてくることから、改めてショートの動きを強めてくる展開には警戒しておきたいところだ。 物色の流れとしては主要企業の決算を控えているため、個人主体の中小型株に向かいやすいだろう。流動性が高く、強いトレンドを継続している銘柄には、短期筋の値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。もっとも、資金の逃げ足が速い点には注意が必要である。 ■HOUSEI、22/12下方修正 営業利益1.94億円←3.77億円 HOUSEI<5035>は2022年12月期業績予想の修正を発表。売上高は44.75億円から4 2.53億円、営業利益を3.77億円から1.94億円に下方修正した。越境EC事業セグメント の売上高が、中国のゼロコロナ政策による中国国内の物流の混乱等の影響と、それに 伴う顧客の購買意欲の低下が想定よりも長期化した。 ■前場の注目材料 ・1ドル=128.40-50円 ・米原油先物は上昇(80.61、+0.81) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・NTT<9432>インド設備投資に毎年600億円、デジタルインフラ増強 ・日立造船<7004>LNG燃料対応の舶用エンジンに参入、24年度受注開始 ・精工技研<6834>産総研発スタートアップの7Gaaと提携、5G関連システム開発 ・ホンダ<7267>JAXAから月面探査車居住空間への電力供給システム受託 ・ユーグレナ<2931>マツダなど4社から78億円調達、バイオ燃料事業拡大 ・住友商事<8053>分散型台帳で紛争鉱物管理、「社内起業」初の事業化 ・カネカ<4118>mRNAの生産能力5倍、ベルギーに20億円投資 ・島津製<7701>海外供給網見直し、次期中計で現地調達範囲を拡大 ・NEC<6701>米で事業創出推進、ドローン活用救助立ち上げ ・帝人<3401>富士通と自転車フレームで再生炭素繊維の環境価値化実証 ・エーザイ<4523>イスラエル販社稼働、取り扱い製品拡充 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 12月全国消費者物価コア指数(前年比予想:+4.0%、11月:+3.7%) <海外> ・10:30 中・1年物ローンプライムレート(LPR)発表(現行3.65%) 《ST》
関連銘柄 12件
2931 東証プライム
507
4/24 15:00
-8(%)
時価総額 68,277百万円
ミドリムシを使用した健康食品や飲料、サプリメント等のヘルスケア商品に加え、化粧品、バイオ燃料を研究、開発、販売する。青汁のキューサイを傘下に持つ。23年12月期は新規連結化やバイオ燃料が寄与。損失は縮小。 記:2024/04/08
3401 東証プライム
1,508.5
4/24 15:00
+21.5(%)
時価総額 298,614百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4118 東証プライム
3,966
4/24 15:00
-40(%)
時価総額 269,688百万円
化学材料メーカー。化成品や塩化ビニル樹脂、機能性樹脂、エレクトロニクス製品、食品、ヘルスケア製品など、幅広い製品を提供する。今期3Q累計はメディカル関連や食品が堅調も、塩ビや苛性ソーダが足踏みとなった。 記:2024/02/08
4523 東証プライム
6,089
4/24 15:00
-1(%)
時価総額 1,805,796百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
5035 東証グロース
485
4/24 15:00
+3(%)
時価総額 3,408百万円
クラウドサービス開発、システム受託開発、越境ECプラットフォームサービスを展開。大手新聞社向けで実績。情報システム事業は売上堅調。為替差益増。23.12期通期は経常増益。24.12期は2桁増収増益計画。 記:2024/02/22
6701 東証プライム
11,020
4/24 15:00
+245(%)
時価総額 3,006,807百万円
大手ITサービス会社。システム構築やコンサル、サポート等のITサービスと、テレコムサービスや航空宇宙防衛の社会インフラが柱。通信インフラで国内トップ。今期3Q累計はITサービスと航空宇宙防衛が堅調に推移。 記:2024/03/09
6834 東証スタンダード
2,010
4/24 15:00
-6(%)
時価総額 18,761百万円
精密金型・光製品メーカー。車載や医療、バイオ向け成形品や超精密金型、光通信用部品、光製造用機器を提供。光製品関連は伸び悩む。24.3期3Qは精機関連が堅調。電気自動車向けインバーター用部品等の売上が増加。 記:2024/04/14
7004 東証プライム
1,255
4/24 15:00
+6(%)
時価総額 213,620百万円
ゴミ焼却施設などを手掛ける総合重機メーカー。ごみ焼却施設で国内トップ級。リサイクル施設、水・汚泥処理施設、バイオマス利用システム、海水淡水化なども事業領域。環境部門の収益改善もあり、3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/23
7267 東証プライム
1,789.5
4/24 15:00
+25(%)
時価総額 9,724,653百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7701 東証プライム
4,254
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 1,259,482百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
8053 東証プライム
3,920
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 4,906,162百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
9432 東証プライム
171
4/25 0:00
±0(%)
時価総額 15,484,104百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14