マーケット
4/26 15:15
37,934.76
+306.28
38,239.66
+153.86
暗号資産
FISCO BTC Index
4/27 7:46:49
10,077,208
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~為替の落ち着きを見極めつつ、押し目狙いのスタンス~

2023/1/13 8:53 FISCO
*08:53JST 前場に注目すべき3つのポイント~為替の落ち着きを見極めつつ、押し目狙いのスタンス~ 13日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:為替の落ち着きを見極めつつ、押し目狙いのスタンス ■7&iHD、23/2上方修正 営業利益5000億円←4770億円、コンセンサス上回る ■前場の注目材料:ディスコ、長野に新工場、半導体切断装置など好調 ■為替の落ち着きを見極めつつ、押し目狙いのスタンス 13日の日本株市場は、やや売り優勢の相場展開になりそうだ。12日の米国市場はNYダウが216ドル高だった。12月消費者物価指数(CPI)で予想通り伸びが一段と鈍化し、インフレピーク達成で米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げが一段と減速するとの見解が強まった。フィラデルフィア連銀のハーカー総裁が0.25%の小幅な利上げを推奨すると、長期金利がさらに低下し相場を一段と押し上げた。シカゴ日経225先物は大阪比175円安の26195円。円相場は1ドル129円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まろう。CPIの発表を受けて米国市場はハイテク主導の上昇となったが、円相場が1ドル129円30銭台と円高に振れて推移していることが重荷となりそうだ。昨日の日経平均は寄り付きで26500円を回復した後は、持ち高調整の動きが優勢だった。日銀が来週の金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策に伴う副作用を点検すると報じられるなか、追加の政策修正が警戒されていた。そのため、ある程度の円高は想定されていたが、1ドル130円台を下回ってきたこともあり、慎重姿勢が強まりやすいだろう。 また、日経225先物はナイトセッションで一時25980円と節目の26000円を割り込む場面も見られた。その後は買い戻されていたが、先物主導で26000円水準を試す動きには注意が必要だろう。足もとでリバウンドの動きを見せていた指数インパクトの大きい値がさハイテク株へはショートが入りやすい需給状況になりそうだ。 そのほか、昨日は中小型株についても買い一巡後は軟化する銘柄が目立っていた。為替が一段と円高に振れるようだと、仕掛け的な動きにもつながりやすく、投資家のセンチメントを冷ますことになりそうだ。一方で、VIX指数は昨年4月以来の水準に低下するなど、米国の先安観は薄らいでいることから、底堅さが見られてくるようだと押し目拾いの動きも見られそうである。まずは為替の落ち着きを見極めつつ、押し目狙いのスタンスとなろう。 ■7&iHD、23/2上方修正 営業利益5000億円←4770億円、コンセンサス上回る 7&iHD<3382>は2023年2月期業績予想の修正を発表。営業収益は11兆6460億円から11兆8120億円、営業利益を4770億円から5000億円に上方修正した。米国のコンビニ事業が、ガソリンスタンド併設型コンビニ「スピードウェイ」の統合効果などの寄与により当初の計画を上回る。また、国内コンビニでプライベートブランド(PB)商品「セブンプレミアム」の売り上げが好調に推移しているほか、品ぞろえの拡充などの施策も奏功する。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26449.82、+3.82) ・NYダウは上昇(34189.97、+216.96) ・ナスダック総合指数は上昇(11001.11、+69.43) ・SOX指数は上昇(2789.65、+34.29) ・VIX指数は低下(18.83、-2.26) ・米原油先物は上昇(78.39、+0.98) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・ディスコ<6146>長野に新工場、半導体切断装置など好調 ・住友ベーク<4203>北米で航空機部品の拠点再編、本格回復見据え収益力最大化 ・長瀬産業<8012>米国でスポーツ栄養食品の受託製造事業拡大、化学品に次ぐ柱に ・古河電工<5801>英トカマクエナジーとHTS線材の供給契約、核融合エネ推進 ・三菱電機<6503>インドにエアコン新工場、267億円投資 ・トレンドマイクロ<4704>台湾に子会社、5Gセキュリティー提供 ・東レ<3402>スエード調人工皮革の生産能力50%増強、車内装向け需要増 ・三井金属<5706>SiCウエハー用研磨材の生産能力増強、パワーデバイス向け ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 12月マネーストックM3(11月:前年比+2.7%) <海外> ・時間未定 中・12月輸出(前年比予想:-11.1%、11月:-8.9%) ・時間未定 中・12月輸入(前年比予想:-10.0%、11月:-10.6%) ・日米首脳会談 《ST》
関連銘柄 9件
2,039.5
4/26 15:00
-10.5(%)
時価総額 5,423,695百万円
国内流通グループ最大手。国内外のコンビニエンスストアを中核に、スーパーや外食、金融事業を展開。国内コンビニエンスストア事業は堅調。人流回復や販促施策が奏功し、既存店売上が増加。24.2期3Qは営業増益。 記:2024/01/27
3402 東証プライム
702.8
4/26 15:00
+4.2(%)
時価総額 1,146,605百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4203 東証プライム
4,386
4/26 15:00
+94(%)
時価総額 411,223百万円
プラスチック製品メーカー。半導体材料や高機能プラスチック、医療機器を製造、販売する。半導体向けに強みを持つ。今期3Q累計は半導体関連材料が堅調に推移した。高機能プラスチックは緩やかな回復傾向となった。 記:2024/04/14
4704 東証プライム
7,778
4/26 15:00
+9(%)
時価総額 1,095,119百万円
ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
5706 東証プライム
4,865
4/26 15:00
+161(%)
時価総額 278,906百万円
亜鉛に強い非鉄大手。機能材料の極薄銅箔で世界首位。自動車ドア周り製品でもシェア高い。24.3期3Q累計は自動車関連が好調も金属の在庫評価影響で営業益足踏み。営業外の受取配当金拡大。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/09
5801 東証プライム
3,338
4/26 15:00
+38(%)
時価総額 235,886百万円
国内電線大手。光ファイバ・ケーブルで世界トップ。リチウムイオン電池材料やHDD用アルミ基板でも世界首位級。地中埋設管「エフレックス」を100%再生材化。情報通信ソリューションが伸び悩み、3Q累計は足踏み。 記:2024/03/29
6146 東証プライム
46,010
4/26 15:00
-1,070(%)
時価総額 4,983,665百万円
国内最大の半導体用組立装置メーカー。半導体をウェーハから切断するダイサやウェーハを薄く研削するグラインダを手掛け、ダイサーは世界シェア8割。純水リサイクル装置も展開。研究開発費増加し、3Q累計は一服。 記:2024/02/22
6503 東証プライム
2,393
4/26 15:00
-4(%)
時価総額 5,138,254百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
8012 東証プライム
2,684.5
4/26 15:00
+87.5(%)
時価総額 324,578百万円
老舗大手化学商社。機能素材や加工材料、電子・エネルギー、モビリティ、生活関連の領域で事業展開する。電子材料や合成樹脂に強みを持つ。今期3Q累計は半導体向け材料や樹脂等が堅調も、機能素材や加工材料が足踏み。 記:2024/03/31