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米株安や円高進行が重荷となり、3カ月ぶりに26000円割れ【クロージング】

2023/1/4 16:05 FISCO
*16:05JST 米株安や円高進行が重荷となり、3カ月ぶりに26000円割れ【クロージング】 4日の日経平均は反落。377.64円安の25716.86円(出来高概算12億4000万株)と昨年9月30日以来約3カ月ぶりに26000円を割り込んで取引を終えた。年明けの米国市場でハイテクやグロース株が急落したことなどから主要株価指数は下落。東京市場でも値がさハイテク株中心に売りが優勢となった。また、正月休み中に円相場が一時1ドル=129円台へと円高が進んだことも、輸出関連企業にネガティブに働き、日経平均は取引開始後に25661.89円まで下げ幅を広げた。ただし、積極的に仕掛けてくる動きはなく、売り一巡後は25700円を挟んだこう着が継続した。 東証プライムの騰落銘柄は、値下がり銘柄が1500を超え、全体の9割近くを占めた。セクター別では、銀行、保険、証券商品先物の3業種を除く30業種が下落し、海運、鉱業、医薬品、電気ガス、非鉄金属、精密機器の弱さが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、KDDI<9433>、ソニーG<6758>、ネクソン<3659>、三菱UFJ<8306>、千葉銀<8331>がしっかりだった半面、ファーストリテ<9983>、第一三共<4568>、テルモ<4543>、エーザイ<4523>、東エレク<8035>が軟調だった。 「米アップルが部品納入業者に対して生産縮小を要請した」と伝わったことが業績懸念につながりアップル株が売られたほか、サプライヤーにも売りが波及。また、第4四半期の納入台数が予想を下回ったテスラが12%超急落したこともあり、東京市場では半導体や電子部品関連株などの弱さが目立ったほか、日銀のさらなる政策修正への思惑から円高が進んだため、自動車など輸出関連株にも売りが波及。一方で、銀行や保険など金融セクターには値幅取りの動きが強まったほか、政府が電気自動車用急速充電器の普及を目指し、規制緩和を進めると報じられ、東光高岳<6617>や新電元<6844>といった充電器関連株にも買いが向かった。 卯年相場は幸先の悪いスタートなってしまった。中国での新型コロナウイルスの感染再拡大、米国のインフレ動向、国内では、日銀の一層の金融政策修正の思惑など内憂外患の状況に変化はない。また、米国では今夜、12月のISM製造業景況指数が発表される。11月に比べて低下が想定されている。今週は12月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨、6日には米雇用統計の発表が予定される。米景気の減速が顕著になるのか、それともインフレの高止まりにつながるのか見極めたいと考える投資家も多い。 《FA》
関連銘柄 12件
3659 東証プライム
2,520.5
4/25 14:24
-34(%)
時価総額 2,182,433百万円
PCオンラインゲームやモバイルゲームを世界展開。NXC保有IPを活用したPCゲームの開発に強み。中国や韓国で人気タイトルを複数保有。運営型アクションゲーム投入で欧米開拓。韓国好調で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/09
4523 東証プライム
6,278
4/25 14:24
+189(%)
時価総額 1,861,848百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4543 東証プライム
2,601
4/25 14:24
-79(%)
時価総額 3,877,303百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
4568 東証プライム
4,760
4/25 14:24
+31(%)
時価総額 9,267,882百万円
製薬大手。生活習慣病や感染症、循環器領域に強み。がん領域に傾注し、HER2抗体薬物複合体「エンハーツ」に注力。麻しん・おたふくかぜ・風しん3種混合ワクチンの製造販売承認を申請。3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/29
6617 東証プライム
2,557
4/25 14:24
-6(%)
時価総額 41,618百万円
東京電力系列の電力設備メーカー。スマートメーターにも強み。EV用急速充電器も。24.3期3Q累計は計器失効替工事やスマートメーターが好調。変電機器も伸びて増収増益に。4月に新中計とPBR改善計画を公表へ。 記:2024/04/10
6758 東証プライム
12,740
4/25 14:24
-100(%)
時価総額 16,066,185百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6844 東証プライム
2,914
4/25 14:05
+25(%)
時価総額 30,128百万円
車載・産業用デバイスと二輪車向け電装事業を展開。パワー半導体など電源機器が主力。高出力EV充電器は国内トップシェア。電装事業は堅調。二輪向け製品はインド、インドネシアで好調維持。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/16
8035 東証プライム
33,530
4/25 14:24
-1,280(%)
時価総額 15,813,854百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
1,551
4/25 14:24
-19(%)
時価総額 20,600,374百万円
国内最大の金融グループ。傘下に三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガンスタンレー証券。アセットマネジメント事業を強化。金利上昇や国内外の預貸金収益増加で3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/28
8331 東証プライム
1,312
4/25 14:24
-19(%)
時価総額 1,069,964百万円
千葉県が地盤の大手地方銀行。県内で最大規模。預金や貸出、為替等の銀行業務に加え、リースやクレジットカード等の金融サービスを提供する。今期3Q累計は資金運用収益が増加した。経常費用の増加を吸収した。 記:2024/02/07
9433 東証プライム
4,356
4/25 14:24
+1(%)
時価総額 10,037,008百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,540
4/25 14:24
-1,540(%)
時価総額 13,218,900百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27