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欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米インフレの峠越えや日銀緩和修正への思惑で

2022/12/23 17:25 FISCO
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は弱含みか、米インフレの峠越えや日銀緩和修正への思惑で 23日の欧米外為市場では、ドル・円は弱含む展開を予想する。今晩発表の米コアPCE価格指数は前回から伸びの鈍化が予想され、インフレのピークアウトが鮮明ならドル買いは後退。また、日銀の緩和修正への思惑から、円買い圧力は継続しそうだ。 前日発表された米経済指標のうち、7-9月期国内総生産(GDP)確定値の上方修正は連邦準備制度理事会(FRB)による引き締め長期化を後押しする要因となりドルを押し上げた。ただ、全般的に欧州通貨や資源国通貨が弱含み、ユーロ・ドルは1.0570ドル台に失速し、ドル・円はクロス円に連れ安し132円前半に値を下げた。本日アジア市場は米金利の持ち直しでドル買いに振れたほか、仲値にかけて国内勢のドル買いが目立った。 この後の海外市場はクリスマス休暇入りを控え、薄商いとなりそうだ。注目の米コアPCE価格指数は前回から伸びの鈍化が予想され、インフレの峠越えが顕著になれば引き締め長期化への期待は後退し金利安・ドル安に振れやすい。また、NY株式市場で下げが抑えられればリスクオフのドル買いも弱まる。一方、今週の日銀金融政策決定会合を受け緩和的な政策が修正されるとの見方から、根強い円買いがドルを下押しする可能性もあろう。 【今日の欧米市場の予定】 ・22:30 米・11月個人所得(前月比予想:+0.3%、10月:+0.7%) ・22:30 米・11月個人消費支出(PCE)(前月比予想:+0.2%、10月:+0.8%) ・22:30 米・11月コアPCE価格指数(前年比予想:+4.6%、10月:+5.0%) ・22:30 米・11月耐久財受注速報値(前月比予想:-1.0%、10月:+1.1%) ・24:00 米・11月新築住宅販売件数(予想:60.0万戸、10月:63.2万戸) ・24:00 米・12月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(予想:59.1、速報値:59.1) 《FA》