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FOMCの結果待ちで模様眺めムードのなか、決算を手掛かりとした物色へ【クロージング】

2022/11/2 16:15 FISCO
*16:15JST FOMCの結果待ちで模様眺めムードのなか、決算を手掛かりとした物色へ【クロージング】 2日の日経平均は3日ぶりに小反落。15.53円安の27663.39円(出来高概算14億3000万株)で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの見方から様子見姿勢が広がり、積極的な物色が手控えられるなか、決算銘柄などを中心とした個別物色の動きが優勢となった。そのため、日経平均は前日の終値を挟んでの小動きが続いた。 東証プライムの騰落銘柄は値下がり銘柄が1000を超え、全体の過半数を占めた。セクター別では、鉱業、鉄鋼、水産農林、石油石炭、食料品、電気機器など19業種が上昇。一方、精密機器、サービス、化学、電気ガス、陸運など13業種が下落し、情報通信は変わらずだった。指数インパクトの大きいところではTDK<6762>、ソフトバンクG<9984>、ソニーG<6758>、KDDI<9433>が堅調だった半面、東エレク<8035>、花王<4452>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、第一三共<4568>が軟化した。 前日の米国市場は、ISM製造業景況指数やJOLT求人数が市場予想を上回ったため、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締め強化の継続が意識され、主要株価指数は下落。これを受け、東京市場も売り先行スタート。ただし、FOMCの結果やパウエルFRB議長の会見を前に積極的に売り買いを手掛ける向きも少なく、こう着感の強い相場展開だった。個別では、通期業績予想を上方修正したソニーGやTDK、日本製鉄<5401>が指数を支える格好。 注目されるFOMCでは0.75%の利上げはほぼ織り込まれており、12月の利上げ幅がどうなるのかを探りたいと考える向きが多く、パウエルFRB議長発言などに注目している。仮にタカ派的なものになれば、再び米国株が調整し、日本株にも悪影響が出るのは必至だろう。一方、ハト派的な結果となれば、米金利の上昇一服から米国の景気減速リスクも和らぐことから、先高期待に向かわせよう。 《FA》
関連銘柄 10件
4452 東証プライム
5,656
3/28 15:00
-56(%)
時価総額 2,686,600百万円
トイレタリー国内最大手。リビングケアやヘルスケアに加え、油脂や機能材料等のケミカル製品を製造、販売する。化粧品でも大手。23年12月期は化粧品やケミカルが足踏みも、トイレタリーが増加。利益率も改善傾向。 記:2024/02/08
4543 東証プライム
2,759.5
3/28 15:00
±0(%)
時価総額 2,095,898百万円
医療機器メーカー。心臓血管領域のカテーテル製品に強み。脳血管領域を強化中。電子体温計も。24.3期上期は国内が足踏み。だが欧米を牽引役に海外販売堅調。円安も効いて増収増益に。通期最高業績・連続増配を計画。 記:2024/01/14
4568 東証プライム
4,798
3/28 15:00
-174(%)
時価総額 9,341,869百万円
製薬大手。感染症薬や生活習慣病薬に強み。がん領域を強化中。24.3期上期は抗がん剤「エンハーツ」が売上を牽引。子会社譲渡益剥落も金融収益改善で最終増益に。通期増収増益を計画。下期に特許和解金収入を見込む。 記:2024/01/14
5401 東証プライム
3,629
3/28 15:00
-135(%)
時価総額 3,448,715百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6758 東証プライム
12,930
3/28 15:00
-275(%)
時価総額 16,305,790百万円
世界的AV機器メーカー。ゲーム機や半導体画像センサに強み。モバイル機器向けイメージセンサーは販売数量が伸びる。映画分野は劇場興行収入などが増加。金融ビジネス収入は大幅増。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/22
6762 東証プライム
7,392
3/28 15:00
-236(%)
時価総額 2,873,803百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期2Q累計はコンデンサが増収。セラミックコンデンサは自動車市場向け販売が堅調。センサ応用製品も自動車市場向け販売が増加。 記:2023/12/11
6954 東証プライム
4,220
3/28 15:00
-17(%)
時価総額 4,260,288百万円
工作機械向けNC装置世界首位。小型工作機械や射出成形機も手掛ける。産業用ロボット、協働ロボットなどロボットでも高シェア。24.3期2Qはロボット部門が増収。欧米はEV関連向け、一般産業向けともに堅調。 記:2023/12/11
8035 東証プライム
39,260
3/28 15:00
-250(%)
時価総額 18,516,312百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,468
3/28 15:00
-103(%)
時価総額 10,295,076百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9984 東証プライム
8,962
3/28 15:00
-87(%)
時価総額 15,441,114百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10