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前場に注目すべき3つのポイント~金融市場の混乱に対する警戒感が和らぎ、押し目買いの動きも入りやすく~

2022/10/18 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~金融市場の混乱に対する警戒感が和らぎ、押し目買いの動きも入りやすく~ 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:金融市場の混乱に対する警戒感が和らぎ、押し目買いの動きも入りやすく ■SANKYO、23/3上方修正 営業利益450億円←290億円 ■前場の注目材料:大林組、遠隔地から自動・自律建機「協調運転」、大阪に実証施設新設 ■金融市場の混乱に対する警戒感が和らぎ、押し目買いの動きも入りやすく 18日の日本株市場は、買い優勢の相場展開が見込まれよう。17日の米国市場はNYダウが550ドル高だった。英国の財政刺激策の撤回で同国の財政悪化をきっかけにした世界金融市場混乱へのリスク警戒感が和らいだ。また、バンク・オブ・アメリカの決算が予想を上回ったことが好感されたほか、長期金利の低下も手伝い、終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比345円高の27075円。円相場は1ドル148円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップスタートとなり、節目の27000円を捉えてくることになりそうだ。英国の財政刺激策の撤回によって金融市場の混乱に対する警戒感が和らいだことから、米国市場では決算発表に焦点が移った。決算に対する慎重姿勢は崩せないものの、業績の下振れは相当織り込まれているなか、予想ほど悪くないといった見方に向かうようであれば、修正リバウンドの流れが意識されやすいところであろう。 日経平均は25日線が27121円辺りに位置しているため、まずは同線を突破してくるかが注目されそうだ。同線を一気に上放れてくる動きを見せてくるようだと、75日線が位置する27463円辺りをターゲットとしたリバウンド機運が高まりやすい。また、27000円辺りでの底堅い値動きとなれば、リバウンド狙いの押し目買いの動きも入りやすくなりそうだ。 昨日の日経平均は前週末に大幅高で指数をけん引していたファーストリテ<9983>が一服となったことで指数の重荷となったものの、戻り高値水準での底堅い値動きだった。また、売りが先行した東エレク<8035>はプラスに転じ、指数を下支えするなど、リバランス中心ながらもボトム意識が高まってきているようである。積極的に上値を買い上がる動きは期待しづらいものの、ショート筋にとっては、いったんポジションを圧縮しておきたいところだろう。 物色の流れとしては、ややインデックス主導の値動きが見込まれるため、指数インパクトの大きい値がさ株などに値幅取り狙いの資金が向かいやすい。その他は、決算など個別材料株のほか、マイナンバー関連といったテーマ性のある銘柄などに個人主体の資金が向かうことになりそうだ。 ■SANKYO、23/3上方修正 営業利益450億円←290億円 SANKYO<6417>は2023年3月期業績予想の修正を発表。売上高は1100億円から1350億円、営業利益を290億円から450億円に上方修正した。2022年3月期に販売したパチンコ機「フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン」が好評で追加販売を行ったほか、「フィーバー戦姫絶唱シンフォギア3 黄金絶唱」をはじめとする新機種の販売も好調に推移した。パチスロ機販売台数も10千台(前年同期は2千台)と順調に推移し、大幅な増収増益となる見通しである。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(30185.82、+550.99) ・ナスダック総合指数は上昇(10675.80、+354.41) ・シカゴ日経先物は上昇(27075、大阪比+345) ・1ドル=149.00-10円 ・SOX指数は上昇(2211.66、+49.34) ・VIX指数は低下(31.37、-0.65) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・大林組<1802>遠隔地から自動・自律建機「協調運転」、大阪に実証施設新設 ・IHI<7013>データアナリスト7割増の1000人体制、社員研修で内部人材育成 ・シャープ<6753>三重で屋内光発電デバイス量産へ、液晶パネル設備を転用 ・豊田通商<8015>加エネディムと磁石レス電気モーターで協業 ・ヤクルト本社<2267>飲料48品目を来月から値上げ ・高千穂交易<2676>ロボシステムをサブスク提供、米社と代理店契約 ・ヒロセ電機<6806>盛岡に生産技術拠点、コネクター開発を強化 ・積水化<4204>ゴミをエタノールに変換、協業先広げ価値創出 ・住友化学<4005>スーパーエンプラでEV開拓、軽量化・コスト低減 ・帝人<3401>丸石薬の目黒研買収、プロバイオティクス開発・製造 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・07:45 NZ・7-9月期消費者物価指数(前年比予想:+6.5%、4-6月期:+7.3%) ・09:30 豪準備銀行10月理事会議事要旨 《ST》
関連銘柄 13件
1802 東証プライム
1,760
5/10 15:00
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時価総額 1,269,858百万円
大手ゼネコン。ビルやマンション、公共施設等の建築に加え、社会インフラの土木を行う。不動産開発等も展開する。今期3Q累計は国内外の大型建築工事の進捗等が寄与も、前期の大型不動産の売却の反動が影響した。 記:2024/03/07
2267 東証プライム
3,136
5/10 15:00
+40(%)
時価総額 1,072,797百万円
乳酸菌飲料が主力の乳製品メーカー。訪問販売網に強み。医薬品、化粧品の製造販売等も手掛ける。米州地域は売上好調。販売支援の強化等で米国は販売実績が順調。営業外収益は増加。24.3期3Qは増収、経常増益。 記:2024/03/04
2676 東証プライム
3,640
5/10 15:00
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時価総額 37,026百万円
エレクトロニクス商社。商品管理システムや監視カメラ、入退室管理システム等に加え、半導体デバイスや電子部品等を提供する。今期3Q累計はエレクトロニクスの順調な納入や新規代理店契約が寄与。サブスク収入も増加。 記:2024/02/10
3401 東証プライム
1,578
5/10 15:00
+45(%)
時価総額 312,371百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4005 東証プライム
338.4
5/10 15:00
+5.8(%)
時価総額 560,343百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4204 東証プライム
2,260
5/10 15:00
+26.5(%)
時価総額 1,047,526百万円
高機能樹脂、環境・ライフライン、住宅が柱。医療事業などメディカル事業も手掛ける。高機能プラスチックス部門は堅調。モビリティ分野は自動車関連の需要が回復。特別利益計上。24.3期3Q累計は2桁最終増益。 記:2024/03/04
6417 東証プライム
1,535
5/10 15:00
-96(%)
時価総額 399,100百万円
パチンコ機・パチスロ機メーカー大手。関連装置も。パチンコ機ではエヴァンゲリオンシリーズの最新作を23年12月に投入。パチンコ機関連事業は堅調。販売台数が26万台と増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/11
6753 東証プライム
862.4
5/10 15:00
+19.4(%)
時価総額 560,911百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6806 東証プライム
18,785
5/10 15:00
-120(%)
時価総額 699,309百万円
コネクタが主力の電子部品メーカー。高周波信号をつなぐマイクロコネクタに強み。車載領域に注力。高付加価値新製品の販売強化図る。多極コネクタは売上伸び悩む。24.3期3Q累計は同軸コネクタが営業増益。 記:2024/03/31
7013 東証プライム
3,966
5/10 15:00
-153(%)
時価総額 613,461百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
8015 東証プライム
9,787
5/10 15:00
+78(%)
時価総額 3,465,156百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8035 東証プライム
35,000
5/10 15:00
-210(%)
時価総額 16,507,155百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9983 東証プライム
40,720
5/10 15:00
+90(%)
時価総額 12,957,959百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27