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前場に注目すべき3つのポイント~様子見ムードのなか、イベント関連など内需系にシフトしやすい需給状況~(訂正)

2022/10/12 9:09 FISCO
*09:09JST 前場に注目すべき3つのポイント~様子見ムードのなか、イベント関連など内需系にシフトしやすい需給状況~(訂正) 3点目のポイントを更新して再配信しております。 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:様子見ムードのなか、イベント関連など内需系にシフトしやすい需給状況 ■Jフロント、2Q営業利益 黒字転換 132億円 ■前場の注目材料:コマツ、ブラジルに新サービス拠点、鉱山機械向け整備・部品拡充 ■様子見ムードのなか、イベント関連など内需系にシフトしやすい需給状況 12日の日本株市場は、売り先行で始まった後は、こう着感が強まりそうである。11日の米国市場はNYダウが36ドル高だった一方で、ナスダックは115ポイント安だった。NY連銀の9月1年期待インフレ率の低下で大幅利上げ観測が緩和し、買戻しが強まる場面も見られた。ただし、国際通貨基金(IMF)による世界国内総生産見通し下方修正に加え、重要インフレ指標の発表を控え長期金利が最近の高水準付近に再び近づき警戒感から売り優勢の展開。英中銀のベイリー総裁が市場機能回復のために実施していた緊急国債購入を計画通り今週で終了することを表明すると金融市場混乱への警戒感に伴う売りからNYダウは上げ幅を縮め、ナスダックは下落した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比80円安の26350円。円相場は1ドル145円80銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。日経225先物はナイトセッションで一時26280円まで売られた後に26620円まで切り返したものの、終盤にかけて戻り売りに押されていた。米国の重要インフレ指標の発表を控えるなか、様子見ムードは強まりやすいほか、ポジションを圧縮する動きに向わせそうだ。 日経225先物は前日の大幅な下落でボリンジャーバンドの-1σ水準まで下げており、いったんは反発を見せたいタイミングではあるが、-1σを明確に下回ってくるようだと再び-2σまでの調整が警戒されやすく、26000円割れが射程に入ってくる。また、日経平均は昨日の大幅下落によって4日に空けたマド(26223円~26633円)埋めが意識されやすく、マド埋め辺りまでは押し目狙いの買いも入りづらいだろう。 物色の流れとして主力銘柄は手掛けづらく、指数インパクトの大きい値がさ株などには売りが向かいやすく、リスク回避的にもTOPIX型が優位になりそうだ。昨日から「全国旅行割」や「イベント割」が開始され、旅行の予約状況は活況である。また、ディズニーランドなども「イベント割」が適用されることになったため、イベント関連などへの物色も意識されやすいだろう。そのほか、水際対策として実施してきた入国者数の上限が撤廃され、入国者も増えていることから、インバウンド関連への物色にも向かわせよう。 主力株が手控えられるなか、外部要因の影響を避ける狙いから、直近IPO銘柄などへの循環物色も継続しそうだ。強いトレンドを継続している直近IPO銘柄には利食いをこなしつつも、押し目待ち狙いの買い意欲の強さが窺える。 ■Jフロント、2Q営業利益 黒字転換 132億円 Jフロント<3086>が発表した第2四半期業績は、売上高が前年同期比7.5%増の1691.29億円、営業損益は132.37億円の黒字(前年同期は13.88億円の赤字)に転換した。コンセンサス(125億円程度)を上回った。小売業界においても、コロナ感染症や物価上昇等による個人消費へのマイナス影響が懸念された一方で、3月下旬にまん延防止等重点措置が解除されて以降、行楽シーズンに行動制限が課されなかったことや、リベンジ消費が顕在化するなど回復の動きが見られた。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(29239.19、+36.31) ・1ドル=145.80-90円 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・コマツ<6301>ブラジルに新サービス拠点、鉱山機械向け整備・部品拡充 ・日産自<7201>ロシア市場撤退、1ユーロで子会社売却、特損1000億円 ・エア・ウォーター<4088>関西大と健康医療で産学官連携 ・住友商事<8053>AIソフトでロボ効率・高度化、米社と代理店契約 ・住友商事<8053>韓ロッテケミとCCUSで協業 ・シンフォニア<6507>半導体装置用ロードポート5割増産、伊勢で月300台体制 ・旭化成<3407>樹脂コンパウンド増強、中国・常熟に最新鋭機 ・東レ<3402>親水剤不要で半永久的に性能持続、ポリエステル不織布開発 ・テルモ<4543>動脈疾患治療で手首からカテーテル、安全・有効性を実証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 8月機械受注(船舶・電力除く民需)(前月比予想:-2.8%、7月:+5.3%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 9件
1,656
6/26 15:00
+15(%)
時価総額 448,057百万円
大丸と松坂屋HDが経営統合して誕生した持株会社。パルコなども傘下に収める。百貨店事業を主力に、SC事業やデベロッパー事業等も。27.2期事業利益520億円目標。百貨店事業では外商活動の広域化に取り組む。 記:2024/05/06
3402 東証プライム
759.9
6/26 15:00
+0.8(%)
時価総額 1,239,762百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3407 東証プライム
1,025
6/26 15:00
-8(%)
時価総額 1,428,780百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
4088 東証プライム
2,190.5
6/26 15:00
-6.5(%)
時価総額 503,278百万円
産業ガス大手。化学品、医療、LPガス、飲料、食品、物流などに多角化。高純度薬品や特殊ケミカル供給機器などは販売拡大。アグリ&フーズ部門は価格改定やM&A効果などで堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4543 東証プライム
2,625
6/26 15:00
+25.5(%)
時価総額 3,913,080百万円
医療機器大手。注射器で国内トップシェア。心臓血管領域のカテーテル治療に加え、脳血管領域向けのカテーテル治療でも実績。京大iPS細胞研究財団とiPS細胞の培養分化自動化で共同研究を開始。3Q累計は増収増益。 記:2024/03/29
6301 東証プライム
4,595
6/26 15:00
-49(%)
時価総額 4,471,606百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
3,280
6/26 15:00
+5(%)
時価総額 97,708百万円
精密機器メーカー。モーションコントロール技術等を核に、半導体ウエハ搬送装置や宇宙用電飾品、航空機用電装品、自動車用機器、産業用電気機器を提供する。今期3Q累計はアクチュエータや振動機器が足踏みとなった。 記:2024/03/08
7201 東証プライム
542.2
6/26 15:00
-5.3(%)
時価総額 2,288,472百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
8053 東証プライム
3,979
6/26 15:00
+10(%)
時価総額 4,980,005百万円
総合商社大手。1919年設立。メディアなどの非資源に強み。SCSK、食品スーパーのサミットなどを傘下に持つ。中計では27.3期純利益6500億円目標。鉄鋼事業では米国、鉄鋼GX等の新領域での事業拡大図る。 記:2024/06/09