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注目銘柄ダイジェスト(前場):アイビーシー、ユークス、スパイダープラスなど

2022/9/22 11:59 FISCO
*11:59JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):アイビーシー、ユークス、スパイダープラスなど ユークス<4334>:806円(+62円) 大幅反発。自己株式の取得枠拡大を前日に発表している。4月27日に発表した取得上限は、発行済み株式数の5.78%に当たる50万株、3億円であったが、発行済み株式数の8.15%に当たる70万株、5億円にまで拡大させている。取得期間は変更しておらず、23年4月21日までとなっている。8月末まででは、11万2300株、77百万円の取得実績であった。今後、取得拡大による下支え効果の高まりが期待される形に。 アイビーシー<3920>:516円(+80円) ストップ高。システム情報管理ソフトウェア「System Answer G3」において、IT障害の早期復旧を実現する新機能「ダイナミックブックマーク」と「トラブルシューティングアシスタント」を 10月3日より提供開始したと発表している。障害発生そのものを未然に防ぐとともに、障害発生時でも復旧時間を短縮することが可能となるもよう。世界に先駆けた『IT 障害ゼロを目指す』新機能としており、需要の拡大を期待する動きが先行。 日本オラクル<4716>:7700円(-300円) 大幅続落。前日に第1四半期の決算を発表、営業利益は161億円で前年同期比4.7%減益となっている。会社側では通期予想未公表だが、市場コンセンサスは増益予想であり、やや低調なスタートと受けとめられている。増収率は1.3%増にとどまっており、会社側の通期予想レンジ1.0-4.0%増のほぼ下限水準。ソフトウェアライセンス販売が減少しているほか、円安の影響や業務委託費の増加が響いたようだ。 アクセル<6730>:1095円 カ - ストップ高買い気配。前日に業績・配当予想の上方修正を発表している。23年3月期営業利益は従来予想の4.6億円から12.2億円、前期比45.5%増にまで大幅引き上げ。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIやメモリモジュール製品が大きく計画を上回る状況のようだ。第1四半期決算から上振れ期待は高かったとみられるが、修正率の大きさがサプライズにつながっている。年間配当金も従来計画の40円から63円に引き上げ。 ソフトバンクG<9984>:5327円(-126円) 続落。孫社長が近く韓国を訪問し、傘下の英アームを巡る戦略的提携でサムスン電子と協議することが分かったと報じられている。サムスンとの提携によって中核企業のアームの成長を加速させる方針のようだ。アームの企業価値向上につながるとの期待もあるが、本日は、FOMCを受けた米国株安が売り材料になっている。FOMCにおける0.75%の利上げ決定は想定線であったが、ドットチャートの上方修正などがマイナス視される形に。 グッドパッチ<7351>:806円(-17円) 上場来安値。22年8月期の営業利益予想を従来の5.18億円から3.81億円(前期実績4.06億円)に下方修正している。M&Aに係る費用を販管費として計上したほか、デザインパートナー事業でドイツ子会社が赤字になる見込みとなったため。また、投資有価証券評価損として特別損失1.18億円を計上し、純利益予想を従来の3.75億円から1.26億円(同3.27億円)に引き下げた。 アイリッジ<3917>:722円(+21円) 大幅に4日ぶり反発。東急建設<1720>とRFID(無線自動識別)タグとスマートフォンアプリを活用した建設DXサービス「工具ミッケ」を共同開発し、10月1日から販売を開始すると発表している。10月中に東急建設の5カ所の現場でも導入する。同サービスは、工事現場で使う工具の照合作業を自動化し、管理業務の縮減と生産性向上を実現するもの。概念実証(PoC)では、最大8割程度の工数削減効果が認められているという。 スパイダープラス<4192>:757円(+52円) 大幅に反発。基本特許技術「BIM・建築図面連携」を業界で初めて取得したと発表している。3次元モデルのBIM(Building Information Modeling)を2次元の建築図面に変換し、建築図面に対して工事進捗を記録した後、データの消失や断絶なく再度BIMに変換して戻すことが可能な技術。BIMは、建設ライフサイクルに関する情報が統合された3次元モデルで、建設生産プロセスを効率化する手段とされている。 《ST》
関連銘柄 9件
1720 東証プライム
696
11/22 15:30
-1(%)
時価総額 74,306百万円
東急系準大手ゼネコン。東急電鉄沿線案件に強み。渋谷スクランブルスクエア第一期(東棟)などで実績。建築部門の受注比率が高い。建築リニューアル事業ではホテルなどの引き合いが増加。海外はODA事業の拡大図る。 記:2024/08/26
3917 東証グロース
514
11/22 15:30
+43(%)
時価総額 3,898百万円
スマホアプリの開発・運営支援を通じて実店舗の集客・販促を支援。デジタル地域通貨プラットフォームも。主力のオンラインマーケはアプリ開発支援システム『APPBOX』が好調。ディップに第三者割当増資。 記:2024/08/07
3920 東証スタンダード
585
11/22 15:30
+3(%)
時価総額 3,349百万円
ITシステムの情報管理・性能監視ツールを提供。情報を高速収集して解析する技術に強み。ソフトウエアライセンスの販売、有人監視サービスの提供など。ライセンス販売が堅調。機器販売も拡大。販管費増等こなす。 記:2024/08/07
4192 東証グロース
376
11/22 15:30
-16(%)
時価総額 13,272百万円
建設現場の施工管理SaaS「SPIDERPLUS」の開発・販売等を行う。導入企業数は1800社超。導入企業に大手ゼネコン各社など。解約率は低水準。営業力の強化やパートナーとの協力体制の強化を図る。 記:2024/07/08
4334 東証スタンダード
360
11/22 15:30
-2(%)
時価総額 3,995百万円
家庭用ゲームソフト、モバイルコンテンツの制作・販売、パチンコ・パチスロ機の画像開発等を手掛ける。プロレスゲームなど海外向けゲームに強み。パチンコ・パチスロ分野では複数タイトルの映像開発プロジェクトを受託。 記:2024/08/29
4716 東証スタンダード
15,065
11/22 15:30
+345(%)
時価総額 1,932,282百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。ハードウェアの販売、導入支援等も手掛ける。データベース管理システムに強み。アライアンス強化推進。東京・大阪データセンターの利用量は順調増。 記:2024/10/29
6730 東証スタンダード
1,294
11/22 15:30
-37(%)
時価総額 14,508百万円
ファブレス半導体メーカー。遊技機器向けグラフィックスLSIで国内トップシェア。AI、ブロックチェーン等を活用した新規事業も展開。パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIは47万個の販売見込む。 記:2024/06/11
7351 東証グロース
455
11/22 15:30
+2(%)
時価総額 4,194百万円
UI/UXデザイン支援等を行うデザインパートナー事業が主力。デザイナー採用支援サービス「ReDesigner」等も。リンクアンドモチベーション等が主要取引先。デザイナー人員数は拡大。デザイナー稼働は向上。 記:2024/07/04
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17